i Spar Q ― 2015年03月10日 22:11
i Spar Q
スタークパワーという会社が出しているジャンプスターター。
(Stark Power “iSparQ 600A” Li-ion JumpBox Batteries)
http://www.starkpower.com/spnews/jumboxbatteries/
もちろん、浮沈子が500Eに(ゆくゆくはポルシェにも)導入しようとしているリチウムイオンバッテリーの会社から出している製品だ。
(JUMP BOX BATTERIES)
http://store.starkpower.com/Jump-Box-Batteries_c_37.html
159ドルだが、簡単な日本語のマニュアルが付いて、J-AUTOで取扱いの説明も受けて、税別19800円なら、納得の価格である。
これ1台で、500Eのコールドクランキングから、ノートパソコンの充電、スマホの充電まで、すべてOKである。
残念ながら、専用コネクターのシンクパッド10は充電できない。
X220は、当然可能だ。
まあ、グアムに行く時に、ユナイテッドで映画観る時に使うくらいだが。
鉛バッテリーのジャンプスターター(ボート用で:3万円くらい)を使っていた浮沈子としては、隔世の感があるな。
これなら、海外旅行に行く時に、コンセントはどこだあ?、と探しまくることも減るだろう。
リチウムイオン電池様様である。
取説にもあるが、このジャンプスターターを使用するときには、注意と覚悟が必要である。
注意は、クランキングして始動したら、直ちにバッテリーから切り離すこと。
これを行わないと、プラス側のジャンプコードにある抵抗器が焼けて、プラスチックのケースが変形する!。
脅しではない。
浮沈子は、そうなった現物をJ-AUTOで見た(業務用で使っているやつです)。
覚悟というのは、このジャンプスターターの適用が鉛バッテリーに限られていることを承知で使わなければならないということ。
えっ?、それじゃあ、浮沈子が導入したスタークパワーのリチウムイオンバッテリーには使えないってことかあ?。
輸入元の株式会社エヴォルテックジャパンの日本語取説には、「リチウムイオンスターターバッテリーにはご使用しないでください。」と明記されている。
そんなことは元より承知で購入した。
大電流が流れて、保護回路をパーにする危険があるためだが、スターターバッテリー自体にキルスイッチが組み込まれているので、殆ど使うことはないと思われる。
今回、浮沈子が購入したスターターバッテリーは、型式は未確認だが、従来品よりも容量が大きいものを選択している。
基本的には、500E用というよりはポルシェ(03ボクスター)用だな。
暗電流が流れている03ボクスターは、バッテリーが上がる可能性が高い。
また、クランキングして、直ちに取り外すことを忘れなければ、並列繋ぎにしているバッテリーに過電流が流れるということもないだろう。
その辺のリスク評価が定まらないために、日本語の取説にはこの一文がはいっていると思われる。
もちろん、英文の取説には、そんなことは書いていない。
「CONNECTING THE BATTERY:
The StarkPower "iSparQ 600A" is designed with clamp connections to connect to the stock lead-acid battery.」
まあ、リチウムイオンバッテリーに繋ぐなと、読めないこともないんだが。
まあいい。
そこは、覚悟を要するところである。
ちなみに、スターターバッテリー自体も、純正で使用しているメーカーはない。
リン酸化鉄正極材料を使っても、完全に発火をコントロールできるわけではない。
リチウムイオン電池の宿命のようなもんだな。
大量に生産され、世界中で走り回る自動車という耐久消費財で、火を吹きまくって走られたら、メーカーとしては責任を負いきれない。
B787事件を見るまでもなく、シロウト向けの電池ではないのだ。
充放電を管理し、デンドライト結晶の成長を抑制して、セルの保護を図るという技術がなければ、また、万が一加熱した場合に、放電を止め、冷却して発火を抑えることができなければ、導入すべきではない。
流れる電流を制御して、少ししか流さなければ安全性は高まるが、それでは製品としてのメリットがなくなる。
そこら辺りの兼ね合いが、製品化の上でのミソだな。
アットーテキな重量の軽減(鉛の10分の1)と、ハイパワーを確保できるメリットは、それこそ電気自動車などの動力系で使うのが一番いいが、車載バッテリーとしても、重量軽減だけでもメリットは大きい。
というわけで、500Eに搭載予定のスタークパワー製スターターバッテリーについては、追って報告する。
また、i Spar Qについては、まあ、当分はスマホの充電くらいにしか使わないだろうが、その使い勝手についても気が向いたら、何か書く。
スタークパワーという会社が出しているジャンプスターター。
(Stark Power “iSparQ 600A” Li-ion JumpBox Batteries)
http://www.starkpower.com/spnews/jumboxbatteries/
もちろん、浮沈子が500Eに(ゆくゆくはポルシェにも)導入しようとしているリチウムイオンバッテリーの会社から出している製品だ。
(JUMP BOX BATTERIES)
http://store.starkpower.com/Jump-Box-Batteries_c_37.html
159ドルだが、簡単な日本語のマニュアルが付いて、J-AUTOで取扱いの説明も受けて、税別19800円なら、納得の価格である。
これ1台で、500Eのコールドクランキングから、ノートパソコンの充電、スマホの充電まで、すべてOKである。
残念ながら、専用コネクターのシンクパッド10は充電できない。
X220は、当然可能だ。
まあ、グアムに行く時に、ユナイテッドで映画観る時に使うくらいだが。
鉛バッテリーのジャンプスターター(ボート用で:3万円くらい)を使っていた浮沈子としては、隔世の感があるな。
これなら、海外旅行に行く時に、コンセントはどこだあ?、と探しまくることも減るだろう。
リチウムイオン電池様様である。
取説にもあるが、このジャンプスターターを使用するときには、注意と覚悟が必要である。
注意は、クランキングして始動したら、直ちにバッテリーから切り離すこと。
これを行わないと、プラス側のジャンプコードにある抵抗器が焼けて、プラスチックのケースが変形する!。
脅しではない。
浮沈子は、そうなった現物をJ-AUTOで見た(業務用で使っているやつです)。
覚悟というのは、このジャンプスターターの適用が鉛バッテリーに限られていることを承知で使わなければならないということ。
えっ?、それじゃあ、浮沈子が導入したスタークパワーのリチウムイオンバッテリーには使えないってことかあ?。
輸入元の株式会社エヴォルテックジャパンの日本語取説には、「リチウムイオンスターターバッテリーにはご使用しないでください。」と明記されている。
そんなことは元より承知で購入した。
大電流が流れて、保護回路をパーにする危険があるためだが、スターターバッテリー自体にキルスイッチが組み込まれているので、殆ど使うことはないと思われる。
今回、浮沈子が購入したスターターバッテリーは、型式は未確認だが、従来品よりも容量が大きいものを選択している。
基本的には、500E用というよりはポルシェ(03ボクスター)用だな。
暗電流が流れている03ボクスターは、バッテリーが上がる可能性が高い。
また、クランキングして、直ちに取り外すことを忘れなければ、並列繋ぎにしているバッテリーに過電流が流れるということもないだろう。
その辺のリスク評価が定まらないために、日本語の取説にはこの一文がはいっていると思われる。
もちろん、英文の取説には、そんなことは書いていない。
「CONNECTING THE BATTERY:
The StarkPower "iSparQ 600A" is designed with clamp connections to connect to the stock lead-acid battery.」
まあ、リチウムイオンバッテリーに繋ぐなと、読めないこともないんだが。
まあいい。
そこは、覚悟を要するところである。
ちなみに、スターターバッテリー自体も、純正で使用しているメーカーはない。
リン酸化鉄正極材料を使っても、完全に発火をコントロールできるわけではない。
リチウムイオン電池の宿命のようなもんだな。
大量に生産され、世界中で走り回る自動車という耐久消費財で、火を吹きまくって走られたら、メーカーとしては責任を負いきれない。
B787事件を見るまでもなく、シロウト向けの電池ではないのだ。
充放電を管理し、デンドライト結晶の成長を抑制して、セルの保護を図るという技術がなければ、また、万が一加熱した場合に、放電を止め、冷却して発火を抑えることができなければ、導入すべきではない。
流れる電流を制御して、少ししか流さなければ安全性は高まるが、それでは製品としてのメリットがなくなる。
そこら辺りの兼ね合いが、製品化の上でのミソだな。
アットーテキな重量の軽減(鉛の10分の1)と、ハイパワーを確保できるメリットは、それこそ電気自動車などの動力系で使うのが一番いいが、車載バッテリーとしても、重量軽減だけでもメリットは大きい。
というわけで、500Eに搭載予定のスタークパワー製スターターバッテリーについては、追って報告する。
また、i Spar Qについては、まあ、当分はスマホの充電くらいにしか使わないだろうが、その使い勝手についても気が向いたら、何か書く。
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