CCRで何をしているのか2016年09月27日 21:39

CCRで何をしているのか


洗濯をして、少し横になって休む。

うとうとしていたら、6時半にセットして置いた目覚ましが鳴った。

おっと、晩飯の時間だな。

まず出てきたのは、サラダとみそ汁。

レタスとキュウリの輪切り、トマト一切れ、赤いピーマンの輪切り一切れ。

みそ汁は、冬瓜と万能ねぎ(たぶん)とワカメ。

味は悪くない。

みそ汁の入れ物が陶器のお椀なので、持つのに熱い。

そして、丼に入ったかつ丼。

蓋はない。

で、ナイフとフォークとスプーンが置かれる・・・。

頼んだら、箸が出てきた。

サラダを食べ、みそ汁を半分だけ飲んで、本命のかつ丼にかかる。

肉が固い。

筋張っている。

味や見かけは同じでも、食材や調理方法が異なる。

昨日、カープレストランで密かに仕入れてきた爪楊枝のお世話になる。

やっぱ、コスパが高いとはいえんなあ。

粉コーヒー飲み放題でも、割に合わない。

そのシェフが目の前を通っていく・・・。

浮沈子は大人なので、御馳走さまと声をかける(もちろん笑顔で!)。

まあいい。

次は、違うメニューにするだけだな。

さて、本題というか、表題に掲げた話。

浮沈子は、8年くらいCCRを使って潜っているが、未だに上達しない。

つーか、テクニカルレベルになれない。

器材は純正から変えていて、サイレントダイブのトラベルフレームに、OMSのテッセラクトというデュアルブラダーのBCを、アルミのバックプレートと合わせて使っている。

今は、イントラの関係でPSAIという団体の60mまでのコースを習っていることになっているが、テキストなどは買っていない。

うーん、形から入る浮沈子としては、ちょっと気になるところではある。

CCRの場合、もちろん指導団体毎に教える区分や手順が異なるということもあるが、どこでも機種毎に受講しなければならないのでその違いの方が大きい。

たぶん、どこでも同じような内容を教えるんだろう。

比較的長時間の減圧を行いながら浮上したり、ボトムでも、計画した深度を維持しなければならないテクニカルダイビングでは、中性浮力は最低限必要なスキルだ。

CCR、特にインスピレーションの場合は、トリムも重要になってくる。

スクラバーの下部に水溜があって、ここに水が溜まる仕掛けになっているが、逆立ちしてしまうとこの水がソフノライムに浸み込んで、ややっこしいトラブルを誘発する。

もちろん、なるべく水をためないような運用が望ましいが、まあ、いろんなことが起こる可能性はある。

トリムを維持するというのも、少なくともインスピの場合、運用の一丁目一番地であることは確かだ。

これを、高い精度で常に維持することを要求されている。

明後日からは沈船に行くが、浮沈子の場合、物見遊山に行くわけではない。

外廊下や、比較的簡単に通り抜けが出来る構造物の中を使って、上記スキルの練習をしに行く。

だから、透視度とかは、あまり重要ではない。

有り難いことに、20mから30mの深度に、練習に適した沈船がゴロゴロしていることもあって、トレーニングフィールドとしては充実している。

まあ、DD前だけで潜っていると、さすがに飽きるしな。

完全に水平に沈没していてくれればまだしも、概ね、沈船にはビミョーな角度が付いていて、サイドデッキなどを泳いでいくと、深度が緩やかに変わる。

CCR泣かせのシチュエーションには不足しない。

嬉しい悲鳴だな(ヒエーッ!)。

これを延々とこの1年繰り返している。

コンフィギュレーションを少しずつ変えているので、毎回完全に同じ設えで潜るわけではなく、何日かその調整に使う。

今回は、2週間のダイビングを行うので、入念に調整している。

ボートスケジュールの問題もあるけどな。

龍馬1号(2号はありませんが)が出港してしまうと、スタッフが少なくなるだろうしな。

さて、そろそろ寝るとしようか。