911RSR2013年06月23日 23:34

ポルシェRSR
911RSR


戦闘力に問題ありといわれながら、LM-GTEプロクラスでの優勝を勝ち取った。

ルマンで。

こんな記事、ポルシェフリークでなきゃ、誰も見ねえよ!。

だって、LMP1と呼ばれるカテゴリは、最初からアウディかトヨタのどっちかで、実力は拮抗しているものの、総合的にはアウディが速いといわれ、ガソリン車のトヨタにどれだけ有利なレギュレーションにするかでレースが決まるわけだから、基本的にクルマの差という点でみると、面白みに欠ける。

過給ガソリンエンジン:2000cc
無過給ガソリンエンジン:3400cc

に対して、

過給ディーゼルエンジン:3700cc!

同じ燃料タンクで走ったら、アウディの圧勝になる。ディーゼルというエンジンの燃焼効率は、未だにガソリンよりも明確に良いからだ(ハイブリッドでガソリン:73リットル、ディーゼル58リットル)。

加速時には、ハイブリッドパワーで補う。

理想の組み合わせなのである。

そこを、どう調整して面白いレースにするかがフランス西部自動車クラブの腕の見せ所である。

そんな、主催者の匙加減にすがるしか勝ち目のない、哀れなトヨタが万が一優勝したって、「ああそうか」とか思うだけだ。

(【ルマン24時間 2013】アウディが4連覇、トヨタ善戦及ばず2位)
http://response.jp/article/2013/06/23/200672.html

で、結果。

1位:アウディ
2位:トヨタ
3位:アウディ
4位:トヨタ
5位:アウディ

面白くも何ともない(来年からは、ここにポルシェが出てくるわけだな、イッヒッヒ!)。

そこいくと、GTEプロクラスはキビシー現実があり、常勝フェラーリといえども、アストンに脅かされ、ポルシェGT3勢に追いまくられ、三つ巴である。

(WEC世界耐久選手権、LM-GTEクラスの性能調整を変更)
http://f1-gate.com/wec/news_19571.html

アストンって、速いんですねえ!。

(LM-GTEクラスのBoPに調整。ポルシェ性能アップ)
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=9&no=48706

まあ、このリストリクターの穴が0.3mm大きくなったおかげで、GTEクラス優勝がプロ、アマ2つも転がり込んできたわけで、めでたしめでたしである。

だって、敵は8気筒の高回転型エンジンで、ガンガンぶん回してくるわけだから、それでなくてもリアエンジンのハンデがあるポルシェなんか、もっとオマケしてもらってもいいような気がするんだが・・・(前にも1基、エンジン積んでいいとか)。

スパの後、今度は優勝を狙いますといっていた小林可夢偉には気の毒だったが、ポルシェは、ルマンで底力を見せ付けたわけだ。

アストンのドライバーが、今回のルマンにおいて、事故で亡くなったという。

単独事故だそうだ。

自動車は、やっぱ完全自動運転にしないと危ないのかもしれない。

日産も、電気自動車でもいいから、ルマンで完全自動運転のレースカーを投入すればいいのに。

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