ボクスターダウン2016年11月06日 16:06

ボクスターダウン
ボクスターダウン


若干風は強かったが、絶好の行楽日和。

こんな日に、オープンカー(和製英語:ナイターのようなもんですな)に乗らないでどーする?。

83タルガの屋根を取っ払って、サイドウインドウも全開にして、一路、ボクスターの疎開先へと向かう。

いい感じに走る。

やっぱ、この走り味がいい。

200馬力そこそこのパワーは、今どきのスポーツカーとしては、どうってことはないし、パワーアシストなしのハンドルは、据え切り御免の重ステだが、走っているときは文句のつけようがない。

33年前のままに、快適に転がっていく。

疎開先に着いて、ボクスターのエンジンをかける。

2か月ぶりなので、かかるかどうかは分からなかった。

ジャンプコードは常備しているし、念のため、起動用バッテリーも持参したが、あっけなくかかった。

よーし・・・。

あれっ?。

シフトのインジケーターが、4速とDマークで、交互に点滅している。

動かしてみると、一応動くようだ。

あーあ・・・。

入れ替えを終え、いつ止まるかもわからないボクスターを屋根全開にして転がす。

きもちいーっ!。

ちょーきもちいーっ!。

いつ止まるかもわからない緊張感が、その快感を加速する。

ちゃんと、シフトアップもシフトダウンもしているが、2速ではなく1速発進になる。

停止すると、ガクンというショックが、何回かあった。

マニュアルモードには、どうやってもならない。

何度か再始動してみても、同じだ。

むろん、そのまま、都内某ポルシェセンターに直行する。

今日は、何かのキャンペーンの日で、多分通知をもらっていたんだろうけど、記憶にない(画像は、頂いた小銭入れ)。

忙しいさなかに、ショボいボクスターを持ち込んで、修理を依頼する。

ったく、金にならない客だな・・・。

でも、まあ、いちおう、ここで買ったわけだから、正規のお客様である。

テーブルがいっぱいだったのと、昼めし食ってなかったので、携帯電話の番号を教えて、近所のカレー屋さんでカツカレー+チーズのトッピングを食べた。

携帯が鳴ったのに気付かず、店を出ると、2回も受信していた。

ポルシェセンターに戻って、説明を聞くと、どうやら、松竹梅の3種類が考えられるという。

梅:コネクターの不良
竹:ミッション受信部の不良
松:ミッションそのものの機械的不良

梅でさえ、9万円だというが、直さないわけにはいかない。

とりあえず、症状を詳細にみてもらって、その結果を連絡してもらうことにする。

数日で分かるというので、今週中にはケリを着けよう。

以前から、予期せずに1速発進になることがあって、車検の時にもその旨伝えてあるけど、様子見ということになっていた。

03ボクスターは、21世紀のクルマだ。

設計は20世紀だけど。

電子の帝国に片足突っ込んでいる。

新世代のポルシェだ。

水冷エンジン、電子制御、久々のミッドシップ2シーター。

しかも、オープンカーだ。

今日は、白い718が走っているのを見た。

屋根閉じてたけどな(今日くらい、開けろよ!)。

まあいい。

新しいボクスターは、電子制御の塊だな。

コンピューターが死んだら、ピクリとも動かないに違いない(詳しくは知りません)。

986のボクスターは、一応、シフトチェンジはしていた。

ティプトロニックSだが、エラーコードを吐きながら、ふつーの動作は確保されている。

希望的観測では、機械的な部分は問題ないような感じだった。

シフトの信号が、全く届いていない。

マニュアルに切り替えても、一切反応しなかった。

運転するのに支障はない。

1速発進だと、やや、ギクシャクする感じもしたが、そーっと踏み込めば、ちゃんとシフトアップする。

500Eのトランスミッションと同じだ。

あれは、完全に機械式だからな。

修理がどの程度になるかわかれば、また書く。

しかし、ドライブ自体は快適だった。

秋の日のドライブ。

街路樹の葉が紅葉し、止まっているとオープンにした車内に落ちてくる。

舞い上がった葉が、ウインドウをかすめて飛び去る。

ピアノのソロが聞こえてくるような、まるで、絵に描いたような時間が流れていく。

オープンポルシェの魅力を、2世代にわたって満喫した。

ああ、もちろん、ボクスターは預けてきて、帰りは電車。

駐車場で、フェラーリ号(という名の、電動ママチャリ)に乗り換えて帰って来る。

もちろん、オープン!(自転車なんで・・・)。

さて、これからフィットネスに行こうかどうしようか。

一休みして考えよう・・・。

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