張子の虎或いは立体広告塔 ― 2018年12月25日 01:12
張子の虎或いは立体広告塔
BFRがスターシップとスーパーヘビーになった。
その理由は、さまざまあるんだろうが、浮沈子の理解では、2つに分けたところがキモだな。
つまり、開発を別々に行って、それぞれで成果を上げつつ、最終的に統合する。
モジュール化という奴だ。
グランドデザインがしっかりしていないと、統合する際に失敗するし、モジュール間のインターフェイスをきちんと決めておかなければ、統合すらできない。
分離開発できるということは、それぞれのモジュールを独立して開発するということと、全体をどう統合するかということが、両方ともしっかり見えていなければならない。
衛星打ち上げロケットや、BFRのようなコンセプトの惑星間ロケットの場合、全体をどう構成するかという基本設計が極めて重要だ。
それは、ミッションの運用に関わる。
本気かどうかは別にしても、有人で火星に行こうというなら、絵空事ではなく、万人を納得させる設計を示さなければならない。
個体ロケットブースター(SRB)2本を使い、メインエンジンの燃料タンクを切り離すことで、辛うじて地球低軌道に到達できたスペースシャトル(正確には、そのオービター)。
形式としては、単段式ロケットということになるが、実際は2段ロケットだな(ブースターが1段目)。
燃料タンクは、帰還の際に邪魔になるから投棄される。
BFRも、基本は同じような設計になっていることに気付く。
この場合、SRBに当たるのが1段目のスーパーヘビー。
とてつもない馬力でロケットを持ち上げ、空気の薄いところへ持って行って、2段目が効率よく加速できるようにしてやる。
スピードは、それ程出ない。
ちなみに、昨日打ち上げられた使い捨てのファルコン9のMECO(メインエンジンカットオフ)の時のスピードは、時速約9550km、高度は約83kmだった。
高度によっても異なるが、軌道速度というのは秒速8kmと言われているから、時速では28800kmとなる。
全然足りない(3分の1くらい)。
BFRでもファルコンでも、この辺は大差ないだろう。
そこで、1段目を切り離して、2段目のエンジンを吹かす。
昨日のファルコン9の例では、惰性で上がった高度93kmくらいで2段目のエンジンが点火され、軌道速度までえっちらおっちら加速していく。
軌道高度は、目的によって変わってくるから、高い軌道に達したければ、そこまで上昇もしていかなければならない。
楕円軌道である遷移軌道から、アポジキックして円軌道とかに乗り移るのが一般だ。
BFRでスターシップと名付けられた2段目が活躍するわけだな。
この2段目は、何といっても完全再使用であるところが、スペースシャトルとは異なる。
燃料タンクを切り離して捨てたりはしない。
その理由は、まあ、完全再使用でなくなるからというよりは、燃料タンクには、まだ用があるからというのが正しい。
翼を使って、燃料使わずに滑走路に滑空着陸していたシャトルオービターと異なり、スターシップの方は、地球とか、火星に着陸する際に、大気の抵抗で減速した後でロケットエンジン吹かせて、パワードランディングしなければならないからな。
燃料タンク、捨てられっこないわけだ。
その代わり、滑空するための巨大な翼とか、滑走路に着陸する際のランディングギアとかはいらない。
大気で効果的に減速するために、空力を考慮した機体設計にしなければならないけど、滑空が目的ではないので、翼による制御は最小限でいい。
まあ、スペースシャトルの翼と、ファルコン9のグリッドフィンの中間くらいの機能が果たせればいい。
で、後は、ロケットエンジンを吹かせて、ピンポイントで着陸する。
地球への着陸では、軌道速度(秒速8km)から、音速(秒速0.34km余り)くらいまで、殆どを大気抵抗で減速する。
最後の最後、ほんの触りのところだけ、エンジン吹かすわけだな。
この際には、1段目のようなエントリーバーンは必要ないだろう(未確認)。
問題になるのは、真空中で最大の能力を引き出すように作られたエンジンノズルをどうするかだな。
再突入の際に、うまいこと処理しなければ、ノズルは焼ただれ、吹っ飛び、最後のランディングバーンを行えなくなる。
耐熱タイルの破損で泣いたコロンビアの記憶が生々しいが、断熱圧縮による温度上昇の問題以外にも、乗り越えるべき課題は多いだろう。
BFRの2段目、つまり、スターシップは初物尽くしで、開発にはべらぼーな困難が伴う(たぶん)。
そりゃあ、1段目のスーパーヘビーにしたって、エンジンとかは初物だし、31機のエンジンを同期させて制御するという離れ業は簡単じゃあない。
しかし、まあ、これはファルコンヘビーの延長線上にある話だ。
やってできない話ではなかろう。
いや、しかし、壮観だろうな・・・。
で、弾道飛行での運用も考えられている。
旅客機にのように、A地点からB地点まで、大陸間を一っ飛びして、地球のどこへでも1時間以内に辿り着く。
えーと、空港(発着場)があるところなら。
都市からある程度離れたところに作らなければならないからな。
そこへ行くまでの時間の方が、長くかかったりするわけだ(渋滞とかで)。
まあいい。
浮沈子的には、火星移民などより、ロケットの新たな使い方として、大陸間弾道旅客機のアイデアはイタダキと思ってるんだがな。
速度も、それほど高くしなくてもいいだろうし、ICBMとかみたいに、突入速度を上げなくてもいい。
テキトーな速度で、テキトーな高度に上げて、大気減速して、ピンポイントで降ろす。
どちらかといえば、現在行われているファルコン9の1段目の回収に近いイメージになるだろう。
この場合は、それと同じように、2段目であってもエントリーバーンが必要になるかも知れない(未確認)。
火星に行くとなると、燃料の問題が最大の課題だろうな。
ホーマン軌道よりも早く到達するために加速するなら、それだけ燃料を食うわけだからな。
現在のプランでは、地球軌道上で、後から(先でもいいと思うんだが)打ち上げたタンカーロケットから給油したうえで火星を目指すという絵面だ。
それだけで足りるのかどうか。
火星から帰ってくるときの燃料(酸化剤含む)はどうするのか(火星大気から作れるらしいですが)。
こちらも、課題山積で、中身の人間が耐えられるかどうかよりも、そもそも技術的に可能かどうかという点で疑問符だらけだ(?????????・・・)。
浮沈子的には、今世紀中に可能になるかどうかも怪しいと思ってるんだがな。
2024年までなんて、とんでもない!。
(SpaceX is building a 'test hopper' Mars spaceship in Texas — and Elon Musk says it could launch by March)
https://www.businessinsider.com/spacex-big-falcon-rocket-spaceship-hopper-vehicle-launches-2018-12
「2025年の最初の火星着陸に向けて?」
この章のタイトルは編集者のイヤミなのかあ?(そもそも、奇数年に火星に行くことはムリ?)。
「私たちはまだ2024年を目指しています」
まあ、どうでもいいんですが。
記事の中には、テキサスで作られているテスト機の写真が載っている。
これを使って、来年の春からテスト飛行するんだという。
まあ、テスト飛行といっても、いろいろあるからな。
ヘリコプターで吊るして、おっこどすだけかもしれない(壊れちゃうけど)。
空力特性見るだけかもしれないし。
張子の虎か。
ラプターエンジン組み込んで、離床出来たら大したもんだ。
ファルコン9の開発で使ったグラスホッパーのように、地上付近で飛ばして、エンジンの特性とか、制御のデータ取りまで行ければ大成功だな。
それだけで、数年はかかるだろう。
その後、実際に宇宙空間まで飛ばして、弾道飛行で戻ってくるところまでは、現実の問題として可能性はある。
しかし、軌道速度まで上げた機体を大気減速して回収するということになれば、もう、軽く10年先にはなってしまうだろう。
莫大な開発コストを賄うためには、ロケット航空機(大陸間弾道旅客ロケット)を開発して、ビンボー人から少しずつ金を巻き上げるしかないのだ。
その金で、本物の2段目のロケット(スターシップ)を創ることになる(たぶん)。
今作ろうとしているのは、似て非なるものだ。
姿かたちはスターシップだが、実際はロケット旅客機に過ぎない(おそらくは、さらにその開発用機体)。
軌道速度から戻れるような性能はないのだ(未確認)。
いずれは、そういうのも作りますよ、同じ様なカッコした広告塔を作るので、気分だけ味わって、お金落としてください・・・。
第一段のスーパーヘビーと、第二段のスターシップとの分離開発。
それは、インテグレーション以前の問題として、開発にかかる金と期間を考慮した、民間企業としての現実的な判断なのではないか。
それにしたって、すごい話には違いない。
大陸間を、1時間で結ぶ交通機関を現実のものとするわけだ。
100人の乗客(宇宙旅行者?)を乗せて、大陸間をぶっ飛ばす・・・。
ブルーオリジンや、バージンギャラクティックの立つ瀬はない。
どころか、既存の航空機の長距離路線を破壊しかねない。
グウィンショットウェルは、エコノミーとビジネスの間くらいの価格で売り出そうとしている。
マジか?。
仮に、10年以内に実現できれば、浮沈子も乗れるかもしれないな。
その可能性は、ゼロではない。
スペースXが作ろうとしているのは、再使用ロケットの技術を使った、21世紀の新しい乗り物なのだ。
火星移民だってえ?。
そんな話は、忘れた方がいいかも知れない。
ひょっとすると、そっちの方が広告塔で、その気分も味わえるというのが、新航空システムの売りだったりするかも知れないな・・・。
(SpaceX CEO Elon Musk: Starship prototype to have 3 Raptors and “mirror finish”:追加)
https://www.teslarati.com/spacex-elon-musk-starship-prototype-three-raptors-mirror-finish/
「おそらく最も直観的でないのは、過冷却温度で使用可能な強度と重量の比に関しては、鋼が明らかに炭素複合材料を打ち負かす ことができるという事実です。」(自動翻訳のまま)
画像を見ていて、なんかつぎはぎだらけだなと思ったら、どうやらステンレス鋼でロケットを作ろうとしているらしい。
ったく、ぶっ飛んだ話だな・・・。
BFRがスターシップとスーパーヘビーになった。
その理由は、さまざまあるんだろうが、浮沈子の理解では、2つに分けたところがキモだな。
つまり、開発を別々に行って、それぞれで成果を上げつつ、最終的に統合する。
モジュール化という奴だ。
グランドデザインがしっかりしていないと、統合する際に失敗するし、モジュール間のインターフェイスをきちんと決めておかなければ、統合すらできない。
分離開発できるということは、それぞれのモジュールを独立して開発するということと、全体をどう統合するかということが、両方ともしっかり見えていなければならない。
衛星打ち上げロケットや、BFRのようなコンセプトの惑星間ロケットの場合、全体をどう構成するかという基本設計が極めて重要だ。
それは、ミッションの運用に関わる。
本気かどうかは別にしても、有人で火星に行こうというなら、絵空事ではなく、万人を納得させる設計を示さなければならない。
個体ロケットブースター(SRB)2本を使い、メインエンジンの燃料タンクを切り離すことで、辛うじて地球低軌道に到達できたスペースシャトル(正確には、そのオービター)。
形式としては、単段式ロケットということになるが、実際は2段ロケットだな(ブースターが1段目)。
燃料タンクは、帰還の際に邪魔になるから投棄される。
BFRも、基本は同じような設計になっていることに気付く。
この場合、SRBに当たるのが1段目のスーパーヘビー。
とてつもない馬力でロケットを持ち上げ、空気の薄いところへ持って行って、2段目が効率よく加速できるようにしてやる。
スピードは、それ程出ない。
ちなみに、昨日打ち上げられた使い捨てのファルコン9のMECO(メインエンジンカットオフ)の時のスピードは、時速約9550km、高度は約83kmだった。
高度によっても異なるが、軌道速度というのは秒速8kmと言われているから、時速では28800kmとなる。
全然足りない(3分の1くらい)。
BFRでもファルコンでも、この辺は大差ないだろう。
そこで、1段目を切り離して、2段目のエンジンを吹かす。
昨日のファルコン9の例では、惰性で上がった高度93kmくらいで2段目のエンジンが点火され、軌道速度までえっちらおっちら加速していく。
軌道高度は、目的によって変わってくるから、高い軌道に達したければ、そこまで上昇もしていかなければならない。
楕円軌道である遷移軌道から、アポジキックして円軌道とかに乗り移るのが一般だ。
BFRでスターシップと名付けられた2段目が活躍するわけだな。
この2段目は、何といっても完全再使用であるところが、スペースシャトルとは異なる。
燃料タンクを切り離して捨てたりはしない。
その理由は、まあ、完全再使用でなくなるからというよりは、燃料タンクには、まだ用があるからというのが正しい。
翼を使って、燃料使わずに滑走路に滑空着陸していたシャトルオービターと異なり、スターシップの方は、地球とか、火星に着陸する際に、大気の抵抗で減速した後でロケットエンジン吹かせて、パワードランディングしなければならないからな。
燃料タンク、捨てられっこないわけだ。
その代わり、滑空するための巨大な翼とか、滑走路に着陸する際のランディングギアとかはいらない。
大気で効果的に減速するために、空力を考慮した機体設計にしなければならないけど、滑空が目的ではないので、翼による制御は最小限でいい。
まあ、スペースシャトルの翼と、ファルコン9のグリッドフィンの中間くらいの機能が果たせればいい。
で、後は、ロケットエンジンを吹かせて、ピンポイントで着陸する。
地球への着陸では、軌道速度(秒速8km)から、音速(秒速0.34km余り)くらいまで、殆どを大気抵抗で減速する。
最後の最後、ほんの触りのところだけ、エンジン吹かすわけだな。
この際には、1段目のようなエントリーバーンは必要ないだろう(未確認)。
問題になるのは、真空中で最大の能力を引き出すように作られたエンジンノズルをどうするかだな。
再突入の際に、うまいこと処理しなければ、ノズルは焼ただれ、吹っ飛び、最後のランディングバーンを行えなくなる。
耐熱タイルの破損で泣いたコロンビアの記憶が生々しいが、断熱圧縮による温度上昇の問題以外にも、乗り越えるべき課題は多いだろう。
BFRの2段目、つまり、スターシップは初物尽くしで、開発にはべらぼーな困難が伴う(たぶん)。
そりゃあ、1段目のスーパーヘビーにしたって、エンジンとかは初物だし、31機のエンジンを同期させて制御するという離れ業は簡単じゃあない。
しかし、まあ、これはファルコンヘビーの延長線上にある話だ。
やってできない話ではなかろう。
いや、しかし、壮観だろうな・・・。
で、弾道飛行での運用も考えられている。
旅客機にのように、A地点からB地点まで、大陸間を一っ飛びして、地球のどこへでも1時間以内に辿り着く。
えーと、空港(発着場)があるところなら。
都市からある程度離れたところに作らなければならないからな。
そこへ行くまでの時間の方が、長くかかったりするわけだ(渋滞とかで)。
まあいい。
浮沈子的には、火星移民などより、ロケットの新たな使い方として、大陸間弾道旅客機のアイデアはイタダキと思ってるんだがな。
速度も、それほど高くしなくてもいいだろうし、ICBMとかみたいに、突入速度を上げなくてもいい。
テキトーな速度で、テキトーな高度に上げて、大気減速して、ピンポイントで降ろす。
どちらかといえば、現在行われているファルコン9の1段目の回収に近いイメージになるだろう。
この場合は、それと同じように、2段目であってもエントリーバーンが必要になるかも知れない(未確認)。
火星に行くとなると、燃料の問題が最大の課題だろうな。
ホーマン軌道よりも早く到達するために加速するなら、それだけ燃料を食うわけだからな。
現在のプランでは、地球軌道上で、後から(先でもいいと思うんだが)打ち上げたタンカーロケットから給油したうえで火星を目指すという絵面だ。
それだけで足りるのかどうか。
火星から帰ってくるときの燃料(酸化剤含む)はどうするのか(火星大気から作れるらしいですが)。
こちらも、課題山積で、中身の人間が耐えられるかどうかよりも、そもそも技術的に可能かどうかという点で疑問符だらけだ(?????????・・・)。
浮沈子的には、今世紀中に可能になるかどうかも怪しいと思ってるんだがな。
2024年までなんて、とんでもない!。
(SpaceX is building a 'test hopper' Mars spaceship in Texas — and Elon Musk says it could launch by March)
https://www.businessinsider.com/spacex-big-falcon-rocket-spaceship-hopper-vehicle-launches-2018-12
「2025年の最初の火星着陸に向けて?」
この章のタイトルは編集者のイヤミなのかあ?(そもそも、奇数年に火星に行くことはムリ?)。
「私たちはまだ2024年を目指しています」
まあ、どうでもいいんですが。
記事の中には、テキサスで作られているテスト機の写真が載っている。
これを使って、来年の春からテスト飛行するんだという。
まあ、テスト飛行といっても、いろいろあるからな。
ヘリコプターで吊るして、おっこどすだけかもしれない(壊れちゃうけど)。
空力特性見るだけかもしれないし。
張子の虎か。
ラプターエンジン組み込んで、離床出来たら大したもんだ。
ファルコン9の開発で使ったグラスホッパーのように、地上付近で飛ばして、エンジンの特性とか、制御のデータ取りまで行ければ大成功だな。
それだけで、数年はかかるだろう。
その後、実際に宇宙空間まで飛ばして、弾道飛行で戻ってくるところまでは、現実の問題として可能性はある。
しかし、軌道速度まで上げた機体を大気減速して回収するということになれば、もう、軽く10年先にはなってしまうだろう。
莫大な開発コストを賄うためには、ロケット航空機(大陸間弾道旅客ロケット)を開発して、ビンボー人から少しずつ金を巻き上げるしかないのだ。
その金で、本物の2段目のロケット(スターシップ)を創ることになる(たぶん)。
今作ろうとしているのは、似て非なるものだ。
姿かたちはスターシップだが、実際はロケット旅客機に過ぎない(おそらくは、さらにその開発用機体)。
軌道速度から戻れるような性能はないのだ(未確認)。
いずれは、そういうのも作りますよ、同じ様なカッコした広告塔を作るので、気分だけ味わって、お金落としてください・・・。
第一段のスーパーヘビーと、第二段のスターシップとの分離開発。
それは、インテグレーション以前の問題として、開発にかかる金と期間を考慮した、民間企業としての現実的な判断なのではないか。
それにしたって、すごい話には違いない。
大陸間を、1時間で結ぶ交通機関を現実のものとするわけだ。
100人の乗客(宇宙旅行者?)を乗せて、大陸間をぶっ飛ばす・・・。
ブルーオリジンや、バージンギャラクティックの立つ瀬はない。
どころか、既存の航空機の長距離路線を破壊しかねない。
グウィンショットウェルは、エコノミーとビジネスの間くらいの価格で売り出そうとしている。
マジか?。
仮に、10年以内に実現できれば、浮沈子も乗れるかもしれないな。
その可能性は、ゼロではない。
スペースXが作ろうとしているのは、再使用ロケットの技術を使った、21世紀の新しい乗り物なのだ。
火星移民だってえ?。
そんな話は、忘れた方がいいかも知れない。
ひょっとすると、そっちの方が広告塔で、その気分も味わえるというのが、新航空システムの売りだったりするかも知れないな・・・。
(SpaceX CEO Elon Musk: Starship prototype to have 3 Raptors and “mirror finish”:追加)
https://www.teslarati.com/spacex-elon-musk-starship-prototype-three-raptors-mirror-finish/
「おそらく最も直観的でないのは、過冷却温度で使用可能な強度と重量の比に関しては、鋼が明らかに炭素複合材料を打ち負かす ことができるという事実です。」(自動翻訳のまま)
画像を見ていて、なんかつぎはぎだらけだなと思ったら、どうやらステンレス鋼でロケットを作ろうとしているらしい。
ったく、ぶっ飛んだ話だな・・・。
年末らしい慌ただしさ ― 2018年12月25日 21:47
年末らしい慌ただしさ
昨夜は夜更かしをしたので、午前中は死に体。
昼飯前に浮世の雑事を2件片付け、昼飯を食ってから、今日の本命を片付ける。
その後、大崎広小路方面から線路沿いの道を通って、品川区役所脇を抜けてフィットネスへ。
先週の水曜日以来だな(筋トレは月曜日以来)。
ほぼ1週間ぶり。
先週から、ウエイトをちょっとだけ増やしている。
回数は、逆に減らして、ジムの筋トレの時間を短くする方向で動いている。
慣れてきたら、回数を元に戻していく。
とりあえず、怪我をしない範囲でやらないとな。
プールは、暫くは500mでいいや(なんじゃく・・・)。
泳いでいる時に足が攣るのが気になる。
といっても、筋トレの増量とはタイミングがずれているしな。
ここのところ、寒い日が続いているからかもしれないが、因果関係は不明だ。
泳ぐ前には、ジャグジー(バブルバス)で温まってから水に入るようにしているし、300m泳いだ後にも浸かる。
パターンは変えていないんだがな。
まあいい。
体重は高値安定で、今年の増分は、そっくりそのまま越年となる。
何のために、フィットネスに通っているのかわからんな。
まあ、爆発を止めて、やや減量したわけで、効果がなかったわけではない。
期待したほどにはならなかったということになる。
長期計画とか言いながら、自分を甘やかしている。
その計画も、ずるずると後退しているしな。
まあ、どうでもいいんですが。
エボラと風疹を追っているんだが、風疹は振り替え休日の関係で、毎週火曜日のリリースが1日延びている。
流行は続いているようだが、爆発的に広がっているわけではない。
今回の流行で、先天性風疹症候群(CRS)の子供が生まれてこないかが気になるが、妊娠中絶によって問題解決していた流れは、今でも残っているに違いない。
それしかなかった時代には、やむを得ない面もあったんだろうが、ワクチンが開発され、予防が可能となったにもかかわらず、相変わらずの体たらくというのはやりきれない気がする。
今回の定期接種で、実際どれだけの効果があるかは分からないが、何もやらないよりは100倍いい。
自然感染によるブーストアップ効果が期待できない時代に、現実の問題としてどれだけのワクチン接種に結び付けられるかが問題だな。
抗体価の評価をHI法で8倍以上としているのも気になる。
何処で線を引くかは難しい話なんだろうが、せめてワクチン接種の事実上の基準としている32倍以上にして再評価し、あらまほしき戦略を描かなければ同じ轍を踏むことになりかねない。
数十万人程度の余剰ワクチンしかない中で、ケチケチと爪に火を点すようなやり方しかできないというのも情けない話だ。
様々な常識が覆る感染症の世界。
あるいは、感染症を取り巻く世界。
風疹は子供が罹る病気というのは、遥か昔の話で、現在は大人の男が掛かる病気だ。
1度かかったら一生かかることはないというのも、怪しくなってきている。
少なくとも麻疹(はしか)については、その常識は崩れてきている。
自然感染によるブーストアップ効果がない時代を、人類は初めて経験しているわけだからな。
常識は、覆されるためにあるようなもんだ(そうなのかあ?)。
エボラにしても、高致死率の感染症が、万単位の伝播をするなどという、とんでもない話が現実になったしな。
それでも、かつて流行したことがない地域で、特殊な埋葬習慣を持つ人々が、国境を越えて、死者由来のウイルスを広めてしまったというのなら、まだわかるが、今回のコンゴ民主共和国の流行は、もう、10回目になる国での話だからな。
地域的には、初めての感染ということもあり、初動に齟齬をきたしたということはある。
今日現在で579人の感染者と351人の死者が報告されている(疑い症例を除く)。
この2日間で、その疑い症例が倍増している(113人→213人)。
感染爆発の始まりなのか、態勢が整ったことにより、いままでコミュニティの中で人知れず存在していた事例が表ざたになってきただけのことなのかは分からない。
時間が経って、状況が明らかになるまでにはもうしばらく様子を見る必要があるかもな。
100万人の都市圏であるブテンボ(ビュトンボ)でも、やや数字に動きが出てきている。
ここで感染爆発が起これば、ヤバい話になる。
報道などでは、民兵による武力抗争が取り上げられていて、CDCのメンバーが全員現地から撤退しているなど、保健行政の妨げになっているような話があるが、それがどれだけ寄与しているかは不明だ。
ワクチンも投与され、新たな治療法も試みられている。
早く終息してもらいたいもんだが、現場指揮官の発言としては、来年の4月くらいまでは少なくとも収まらないらしい。
巷はクリスマスだというのに、落ち込む話ばかりだ。
落ち込むと言えば、今日は、株価が大暴落したらしい(詳しくは知りません)。
円高株安という、かつての雪隠詰めのような話が繰り返されるんだろうか?。
経済のファンダメンタルズは悪くないと言われているし、企業は空前の利益を上げている。
風呂は上から温まると言って憚らない政党が政権を取っているからな。
下々までは、なかなか回ってこないわけだ。
宮古島ツアーまで、あと1週間ほどになる。
ネットで追跡したら、既に配達は終わっていた。
やれやれだな。
輸送のピークで、遅延が発生していると言われていたけど、初めから陸送+海上輸送で頼んで正解だったかもしれない。
今回は、タンクとか、バッテリーとか、空路ではヤバそうなものは何も入れていなかったけどな。
残りのアイテムをナップザックに放り込んで、後は出かけるだけだ。
バッテリーの充電も終わっているしな。
それでも、何か忘れそうな気がしている。
リストアップして送ったつもりが、ガムテープ入れそこなったしな(配送センターから帰ってきたら、荷造りしたところに転がっていた・・・)。
やれやれ・・・。
もういくつ寝るとお正月・・・。
悲喜こもごもの1年が終わる。
浮沈子にとっては、忘れ難いことが起こった年になったが、その記憶もやがて薄れていくのだ(単なるボケか?)。
来年が、良い年であるように願わずにはいられない。
元号も変わるしな。
気分を一新して、新たなことに取り組んでいこう。
えーと、ちょっと休んでからな(なんじゃく・・・)。
昨夜は夜更かしをしたので、午前中は死に体。
昼飯前に浮世の雑事を2件片付け、昼飯を食ってから、今日の本命を片付ける。
その後、大崎広小路方面から線路沿いの道を通って、品川区役所脇を抜けてフィットネスへ。
先週の水曜日以来だな(筋トレは月曜日以来)。
ほぼ1週間ぶり。
先週から、ウエイトをちょっとだけ増やしている。
回数は、逆に減らして、ジムの筋トレの時間を短くする方向で動いている。
慣れてきたら、回数を元に戻していく。
とりあえず、怪我をしない範囲でやらないとな。
プールは、暫くは500mでいいや(なんじゃく・・・)。
泳いでいる時に足が攣るのが気になる。
といっても、筋トレの増量とはタイミングがずれているしな。
ここのところ、寒い日が続いているからかもしれないが、因果関係は不明だ。
泳ぐ前には、ジャグジー(バブルバス)で温まってから水に入るようにしているし、300m泳いだ後にも浸かる。
パターンは変えていないんだがな。
まあいい。
体重は高値安定で、今年の増分は、そっくりそのまま越年となる。
何のために、フィットネスに通っているのかわからんな。
まあ、爆発を止めて、やや減量したわけで、効果がなかったわけではない。
期待したほどにはならなかったということになる。
長期計画とか言いながら、自分を甘やかしている。
その計画も、ずるずると後退しているしな。
まあ、どうでもいいんですが。
エボラと風疹を追っているんだが、風疹は振り替え休日の関係で、毎週火曜日のリリースが1日延びている。
流行は続いているようだが、爆発的に広がっているわけではない。
今回の流行で、先天性風疹症候群(CRS)の子供が生まれてこないかが気になるが、妊娠中絶によって問題解決していた流れは、今でも残っているに違いない。
それしかなかった時代には、やむを得ない面もあったんだろうが、ワクチンが開発され、予防が可能となったにもかかわらず、相変わらずの体たらくというのはやりきれない気がする。
今回の定期接種で、実際どれだけの効果があるかは分からないが、何もやらないよりは100倍いい。
自然感染によるブーストアップ効果が期待できない時代に、現実の問題としてどれだけのワクチン接種に結び付けられるかが問題だな。
抗体価の評価をHI法で8倍以上としているのも気になる。
何処で線を引くかは難しい話なんだろうが、せめてワクチン接種の事実上の基準としている32倍以上にして再評価し、あらまほしき戦略を描かなければ同じ轍を踏むことになりかねない。
数十万人程度の余剰ワクチンしかない中で、ケチケチと爪に火を点すようなやり方しかできないというのも情けない話だ。
様々な常識が覆る感染症の世界。
あるいは、感染症を取り巻く世界。
風疹は子供が罹る病気というのは、遥か昔の話で、現在は大人の男が掛かる病気だ。
1度かかったら一生かかることはないというのも、怪しくなってきている。
少なくとも麻疹(はしか)については、その常識は崩れてきている。
自然感染によるブーストアップ効果がない時代を、人類は初めて経験しているわけだからな。
常識は、覆されるためにあるようなもんだ(そうなのかあ?)。
エボラにしても、高致死率の感染症が、万単位の伝播をするなどという、とんでもない話が現実になったしな。
それでも、かつて流行したことがない地域で、特殊な埋葬習慣を持つ人々が、国境を越えて、死者由来のウイルスを広めてしまったというのなら、まだわかるが、今回のコンゴ民主共和国の流行は、もう、10回目になる国での話だからな。
地域的には、初めての感染ということもあり、初動に齟齬をきたしたということはある。
今日現在で579人の感染者と351人の死者が報告されている(疑い症例を除く)。
この2日間で、その疑い症例が倍増している(113人→213人)。
感染爆発の始まりなのか、態勢が整ったことにより、いままでコミュニティの中で人知れず存在していた事例が表ざたになってきただけのことなのかは分からない。
時間が経って、状況が明らかになるまでにはもうしばらく様子を見る必要があるかもな。
100万人の都市圏であるブテンボ(ビュトンボ)でも、やや数字に動きが出てきている。
ここで感染爆発が起これば、ヤバい話になる。
報道などでは、民兵による武力抗争が取り上げられていて、CDCのメンバーが全員現地から撤退しているなど、保健行政の妨げになっているような話があるが、それがどれだけ寄与しているかは不明だ。
ワクチンも投与され、新たな治療法も試みられている。
早く終息してもらいたいもんだが、現場指揮官の発言としては、来年の4月くらいまでは少なくとも収まらないらしい。
巷はクリスマスだというのに、落ち込む話ばかりだ。
落ち込むと言えば、今日は、株価が大暴落したらしい(詳しくは知りません)。
円高株安という、かつての雪隠詰めのような話が繰り返されるんだろうか?。
経済のファンダメンタルズは悪くないと言われているし、企業は空前の利益を上げている。
風呂は上から温まると言って憚らない政党が政権を取っているからな。
下々までは、なかなか回ってこないわけだ。
宮古島ツアーまで、あと1週間ほどになる。
ネットで追跡したら、既に配達は終わっていた。
やれやれだな。
輸送のピークで、遅延が発生していると言われていたけど、初めから陸送+海上輸送で頼んで正解だったかもしれない。
今回は、タンクとか、バッテリーとか、空路ではヤバそうなものは何も入れていなかったけどな。
残りのアイテムをナップザックに放り込んで、後は出かけるだけだ。
バッテリーの充電も終わっているしな。
それでも、何か忘れそうな気がしている。
リストアップして送ったつもりが、ガムテープ入れそこなったしな(配送センターから帰ってきたら、荷造りしたところに転がっていた・・・)。
やれやれ・・・。
もういくつ寝るとお正月・・・。
悲喜こもごもの1年が終わる。
浮沈子にとっては、忘れ難いことが起こった年になったが、その記憶もやがて薄れていくのだ(単なるボケか?)。
来年が、良い年であるように願わずにはいられない。
元号も変わるしな。
気分を一新して、新たなことに取り組んでいこう。
えーと、ちょっと休んでからな(なんじゃく・・・)。
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