499台のLFA ― 2012年12月18日 01:15
499台のLFA
トヨタが作ったスーパーカーである。
(レクサス、2シータースポーツ LFA 500台の生産を完了)
http://response.jp/article/2012/12/17/187211.html
すごいクルマだ。
(レクサス・LFA)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%BBLFA
トヨタが作っても、3750万円のお値段である。
中古車はさらに値が張る。
(レクサス LFAの自動車カタログ・価格比較)
http://kakaku.com/item/K0000065024/
スペックだけ見れば、大したクルマではない。560馬力(570馬力のスペシャルもある)、V10エンジン、トランスアクスル、カーボンモノコックなど、珍しくもない。
加速性能も、0-100kmが3秒位だそうだが、GT-Rの方が早いだろう。ニュルは、さすがにLFAの方が速い。7分14秒台である。GT-Rは、7分19秒くらい。
ま、GT-Rは価格も3分の1から4分の1だし、ビンボー人のスーパーカー(スミマセン!)だし、V6だし、トランスアクスルだけど、カーボンモノコックじゃないし、比較の対象じゃあない。
ワタクシのスポーツカー評価基準であるS度によれば、車高122cmは、フェラーリとボクスターの中間ぐらい(フェラーリとほぼ同じ)ということになる。
(フェラーリの形:S度の怪説?あり)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/10/15/6603408
このクルマの凄いところは、500台でキッパリと止めてしまうところだ。きっと、作れば作るほど赤字になるようなクルマなんだろう。二度と作られることのない、世界でたった500台の自動車。
おそらく、カーボン技術を開発するためのテストベッドだったのかもしれないし、レクサスのブランド価値を高めるなどの戦略商品だったのかもしれない。
もはや、過去形である。
音はいい。
(LFAのページで音が聴けます)
http://www.lexus-lfa.com/
9000回転まで引っ張れる4.8リットルのエンジンは、他のクルマに積まれることはないだろう。
空前にして絶後、21世紀にトヨタが作った本物のスポーツカーだ。
はっきりいって、カッコは悪い。
GT-Rも好きじゃないが、LFAもダサイ。去年の東京モーターショーで実車を見たが(画像参照:ワタクシの撮影)、オーラが出ていない(なんじゃ、そりゃ?)。
特に、リアのラジエーターがみっともない。いろいろ、理由はあるのだろうが、ダサイ物はダサイ。
歴史に残る名車なのか?。少なくともトヨタの自動車博物館には、1台は間違いなく残るだろう。
あとの499台は、どうなるのか。
床の間(ガレージ?)の飾りになるのか、サーキットでクラッシュするのか、アウトバーンで300キロオーバーでぶっ飛ぶのか、それとも・・・。
ワタクシは、このクルマは名車たりえないと(勝手に)確信する。好き嫌いではなく、時代を表象する記号性がないからだ。その意味では、正しくトヨタ車である。
素晴らしい工業製品である。間違いなく、超一級の機械である。官能性能にも溢れている。
しかし、このクルマに、21世紀を見ることはない。
これは、遅れてきた20世紀の価値観のクルマだ(カーボンボディのスーパーカーは、20世紀末にマクラーレンF1が登場している)。
だから、もう、二度と作られることはないと断言できる。
威張っているわけではない。
むしろ、悲しい・・・。
トヨタが作ったスーパーカーである。
(レクサス、2シータースポーツ LFA 500台の生産を完了)
http://response.jp/article/2012/12/17/187211.html
すごいクルマだ。
(レクサス・LFA)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%BBLFA
トヨタが作っても、3750万円のお値段である。
中古車はさらに値が張る。
(レクサス LFAの自動車カタログ・価格比較)
http://kakaku.com/item/K0000065024/
スペックだけ見れば、大したクルマではない。560馬力(570馬力のスペシャルもある)、V10エンジン、トランスアクスル、カーボンモノコックなど、珍しくもない。
加速性能も、0-100kmが3秒位だそうだが、GT-Rの方が早いだろう。ニュルは、さすがにLFAの方が速い。7分14秒台である。GT-Rは、7分19秒くらい。
ま、GT-Rは価格も3分の1から4分の1だし、ビンボー人のスーパーカー(スミマセン!)だし、V6だし、トランスアクスルだけど、カーボンモノコックじゃないし、比較の対象じゃあない。
ワタクシのスポーツカー評価基準であるS度によれば、車高122cmは、フェラーリとボクスターの中間ぐらい(フェラーリとほぼ同じ)ということになる。
(フェラーリの形:S度の怪説?あり)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/10/15/6603408
このクルマの凄いところは、500台でキッパリと止めてしまうところだ。きっと、作れば作るほど赤字になるようなクルマなんだろう。二度と作られることのない、世界でたった500台の自動車。
おそらく、カーボン技術を開発するためのテストベッドだったのかもしれないし、レクサスのブランド価値を高めるなどの戦略商品だったのかもしれない。
もはや、過去形である。
音はいい。
(LFAのページで音が聴けます)
http://www.lexus-lfa.com/
9000回転まで引っ張れる4.8リットルのエンジンは、他のクルマに積まれることはないだろう。
空前にして絶後、21世紀にトヨタが作った本物のスポーツカーだ。
はっきりいって、カッコは悪い。
GT-Rも好きじゃないが、LFAもダサイ。去年の東京モーターショーで実車を見たが(画像参照:ワタクシの撮影)、オーラが出ていない(なんじゃ、そりゃ?)。
特に、リアのラジエーターがみっともない。いろいろ、理由はあるのだろうが、ダサイ物はダサイ。
歴史に残る名車なのか?。少なくともトヨタの自動車博物館には、1台は間違いなく残るだろう。
あとの499台は、どうなるのか。
床の間(ガレージ?)の飾りになるのか、サーキットでクラッシュするのか、アウトバーンで300キロオーバーでぶっ飛ぶのか、それとも・・・。
ワタクシは、このクルマは名車たりえないと(勝手に)確信する。好き嫌いではなく、時代を表象する記号性がないからだ。その意味では、正しくトヨタ車である。
素晴らしい工業製品である。間違いなく、超一級の機械である。官能性能にも溢れている。
しかし、このクルマに、21世紀を見ることはない。
これは、遅れてきた20世紀の価値観のクルマだ(カーボンボディのスーパーカーは、20世紀末にマクラーレンF1が登場している)。
だから、もう、二度と作られることはないと断言できる。
威張っているわけではない。
むしろ、悲しい・・・。
メロスは激怒した ― 2012年12月18日 22:21
メロスは激怒した
楽天が、本日発売すると、ついさっきまで言っていたコボ・ミニを、発売延期にした。
(楽天、5インチ画面の「kobo mini」、発売予定日になって出荷延期を決定)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20121218_579276.html
「出荷開始時期は未定」と報じられている。
(「kobo mini」についてのお知らせ)
http://kobo.rakuten.co.jp/info/2012121801/
いや、本日のこのブログの表題は、別にワタクシが激怒しているから、というわけではない。画像の「走れメロス」の冒頭に、そう書いてあるだけなんで・・・。
ちなみに、後ろに隠れている英語の本は、チャールズ・ディケンズの「大いなる遺産」である。
(GREAT EXPECTATIONS:PROJECT GUTENBERG EBOOK)
http://www.gutenberg.org/catalog/world/readfile?fk_files=3069640
キンドルのアンドロイド端末(何で、低解像度の方が重たいんだあ?)が、発売された記事を読んで、ついでに、コボ・ミニの話も盛り込んで、アマゾンVS楽天の電子ブック対決の構図を描き出そうと目論んでいたのに、いきなり「まった」をかけられたようなものだ。
(アマゾンの「Kindle Fire HD」とKoboの「kobo mini」、それぞれ販売を開始)
http://japan.cnet.com/news/service/35025910/
楽天の不戦敗!。
コボは、悪くないと思う。秋葉原のソフマップ本店で見た限り、電子書籍のリーダーとしては、標準の機能を満たしている。
キンドル・ペーパーホワイト・3Gのような、詐欺紛いのことはしない(ワタクシが不注意なだけです・・・)。
(キンドル「体験」)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/12/08/6655005
まあ、いい。
その後、なんだかんだといいながら、キンドルを持ち歩いているが、ポケットから取り出して電車の中で読み始める時に、ちょっと恥ずかしい。
いかにもガジェット好きな、変なオジサンに見られてしまいそうだ(そうじゃないとでも、いいたいのかあ?)。
見ているがいい、そのうち、みんなそういう風になっちまうんだから。
新聞も、雑誌も、テストの予習も、会社の資料も、みんな電子書籍端末で見るようになるんだから。しかも、データはきっと3G回線で落とすようになる(なってくれえ!)。
電車の中じゅうが、ワタクシと同じ状況になれば、恥ずかしがらずにキンドルをポケットから取り出せるわけだな。
しかし、キンドルは、ややデカイ。
もう一回り、小さい端末が欲しい。当然、6インチがベストである。コボ・ミニは5インチとあるので、少し小さめだが、4:3のタテヨコ比なので、面積的には十分である。この大きさと重さで、バックライト(フロントライト?)が付いていたら、なお良かった(ついでに、3Gでネットが見放題!とか)。
まあ、すぐにそういうのが出て来るんでしょうなあ・・・。
だが、当日になって出荷延期というのは、珍しい。
まだ、発表されて間もない(1時間くらい)ので、詳しい事情は分からないが、どんな事情があったのか、そちらの方に興味深々である。
楽天が、本日発売すると、ついさっきまで言っていたコボ・ミニを、発売延期にした。
(楽天、5インチ画面の「kobo mini」、発売予定日になって出荷延期を決定)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20121218_579276.html
「出荷開始時期は未定」と報じられている。
(「kobo mini」についてのお知らせ)
http://kobo.rakuten.co.jp/info/2012121801/
いや、本日のこのブログの表題は、別にワタクシが激怒しているから、というわけではない。画像の「走れメロス」の冒頭に、そう書いてあるだけなんで・・・。
ちなみに、後ろに隠れている英語の本は、チャールズ・ディケンズの「大いなる遺産」である。
(GREAT EXPECTATIONS:PROJECT GUTENBERG EBOOK)
http://www.gutenberg.org/catalog/world/readfile?fk_files=3069640
キンドルのアンドロイド端末(何で、低解像度の方が重たいんだあ?)が、発売された記事を読んで、ついでに、コボ・ミニの話も盛り込んで、アマゾンVS楽天の電子ブック対決の構図を描き出そうと目論んでいたのに、いきなり「まった」をかけられたようなものだ。
(アマゾンの「Kindle Fire HD」とKoboの「kobo mini」、それぞれ販売を開始)
http://japan.cnet.com/news/service/35025910/
楽天の不戦敗!。
コボは、悪くないと思う。秋葉原のソフマップ本店で見た限り、電子書籍のリーダーとしては、標準の機能を満たしている。
キンドル・ペーパーホワイト・3Gのような、詐欺紛いのことはしない(ワタクシが不注意なだけです・・・)。
(キンドル「体験」)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/12/08/6655005
まあ、いい。
その後、なんだかんだといいながら、キンドルを持ち歩いているが、ポケットから取り出して電車の中で読み始める時に、ちょっと恥ずかしい。
いかにもガジェット好きな、変なオジサンに見られてしまいそうだ(そうじゃないとでも、いいたいのかあ?)。
見ているがいい、そのうち、みんなそういう風になっちまうんだから。
新聞も、雑誌も、テストの予習も、会社の資料も、みんな電子書籍端末で見るようになるんだから。しかも、データはきっと3G回線で落とすようになる(なってくれえ!)。
電車の中じゅうが、ワタクシと同じ状況になれば、恥ずかしがらずにキンドルをポケットから取り出せるわけだな。
しかし、キンドルは、ややデカイ。
もう一回り、小さい端末が欲しい。当然、6インチがベストである。コボ・ミニは5インチとあるので、少し小さめだが、4:3のタテヨコ比なので、面積的には十分である。この大きさと重さで、バックライト(フロントライト?)が付いていたら、なお良かった(ついでに、3Gでネットが見放題!とか)。
まあ、すぐにそういうのが出て来るんでしょうなあ・・・。
だが、当日になって出荷延期というのは、珍しい。
まだ、発表されて間もない(1時間くらい)ので、詳しい事情は分からないが、どんな事情があったのか、そちらの方に興味深々である。
最近のコメント