感覚と運動2013年06月17日 02:31

感覚と運動
感覚と運動


以前、こんな記事を書いた。

(外骨格)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/04/14/6776491

この週末は、体調不良のため、ダイビングのトレーニングをキャンセルして、自宅で寝てばかりいた。

身体が鈍る。

風邪気味なのか、鼻も詰まって息苦しい。

自分の体(だけかあ?)が思うようにならないのは、今に始まったことではないのだが、実に鬱陶しい。

まあいい。

人間は、脳に心の座があって、人格や記憶、意識が宿っているとはいうけれど、身体の感覚も重要で、内臓や、筋肉の状態を常にモニタリングしているわけで、それによって気分も変わる。

健全な精神は、健全な肉体に宿るのである。

人の作りし自動車になぞらえるまでもなく、自分の体を自分の感覚にマッチさせて、自由に動かすことができるというのは、当たり前のようだが、考えてみれば凄いことである。

動物界は、概ねそういうことになっているのだろうが、クラゲの一部などは、風任せ、潮任せだったり、ハエトリグサは、植物のクセに、生意気にもハエを捕まえたりする。

(カツオノエボシ:正確にはクラゲではなく、ヒドロ虫だそうです)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%84%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%82%B7

(ハエトリグサ:補虫は、栄養塩の補給ですか)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B0%E3%82%B5

人間は、まあまあの運動機能をもった動物であり、採集による捕食で生きていくことが出来る。

狩をするといっても、道具がなければあまり効果的ではない(崖から落とす程度か)。

さて、身体が思うように動かないということになると、通常、動物はは餓死することになるのだが、有り難いことに、人間は高度に進化した社会的動物であり、コンビニなどという怠惰な生活を保障してくれるシステムを編み出したので、餓死どころか、体重が増えてきてしまった。

食っちゃ寝の生活、運動不足による便秘、いいことないです!。

クルマに乗るにも、この自前の身体が動かないことには仕方ない。

まだ、脳波で自由自在に運転できるような自動車は、少なくとも市販されていない。

(「脳波制御の自動車」、公道デビューへ(動画))
http://wired.jp/2011/03/02/%E3%80%8C%E8%84%B3%E6%B3%A2%E5%88%B6%E5%BE%A1%E3%81%AE%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%80%8D%E3%80%81%E5%85%AC%E9%81%93%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%81%B8%E5%8B%95%E7%94%BB/

寝てばかりいる中で、夢を見た。

強く念じると、ドアが開く夢だ。

どうやら、このところ調子が悪い500Eのリモコンドアロックが、モチーフになっているらしい。

夢の中では、サイコキネシスも自由自在である。

脳の活動と、物理的な作用、感覚をフィードバックさせた制御、筋肉のコントロールを外部化する仕組み、コンピューターの能力を使って、精密制御を行い、自動運転技術との融合で、究極の外骨格を得る。

そのうち、脳を生かしておければ、体の方は機械的に交換できるようになるかもしれない。

ま、脳死という概念が、実体を伴ったものになるんだろうな。

(ロボットに人間の脳を移植する計画 ロシア)
http://sankei.jp.msn.com/wired/news/120305/wir12030515000003-n1.htm

別に、自動車の形をしたレシピエントに脳を移植してもいい。

で、ガソリンスタンドに行くわけだな。

「いらっしゃい!。今日は、イキのいいのがはいってますよ!。」

「じゃあ、おまかせで!。」

「・・・」

「おい、チョット混ぜ物してないかあ?。」

「すいません、タンクの清掃、サボってたもんで・・・。」

なんだかなあ、運転席のスピーカーから声がして、スタンドの作業員(当然、ロボット)との無粋な会話が交わされて、クルマ(?)は、走り出していく。

「今日は、変なガソリン入れられて、胸がムカムカするから、少し飛ばしてスッキリするかあ!?。」

健全な精神は、健全なガソリンに宿るわけですな。

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