ダイビングの楽しみ ― 2018年05月02日 08:11
ダイビングの楽しみ
昔、リーダーズダイジェスト(日本版)という雑誌があった。
(リーダーズ・ダイジェスト)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%88
「日本版は1946年6月に創刊された。」
「1986年に休刊となった。」
中学時代の友人が取っていたので、お下がりで読ませてもらっていた。
今でも覚えている記事がある。
詳細は忘れたが、お医者さんの記事だった。
米国の医師の世界は過酷だ(日本でもそうですが)。
競争社会であり、生き残っていくためには切磋琢磨して成長し続けなければならない。
記事にあった医師は、一生をそうやって過ごして、常夏の島へバカンスに行って寛ぐこともしなかったそうだ。
それでも、医師の仕事に満足を見出し、自分の人生に後悔していないと書いてあった。
リーダイにありがちな傾向の記事なんだが、浮沈子的にはやせ我慢しているような気もするんだがな。
最近、テクニカルダイビングもどきの講習を受け始めていて、なぜかこの記事のことが思い出される。
個人的事情から、国内近場、島を除く日帰り可能なゲレンデでのダイビングを余儀なくされ、行きがかり上、仕方なくテックに片足(つま先だけ?)突っ込んでいる。
竹内さんとかテクニカルダイビングをする人々と、今まで見てきたレクリエーショナルダイビング(TDIではスポーツダイビングというらしいですが)をする人々とは、何かが違うような気がする。
テッキーは、まず、どでかいカメラとかは持たない。
つーか、カメラすら持たない。
記録とか、仕事で撮るとか、講習の補助として撮影することはあっても、概ねダイビング中に楽しみのためにカメラを構えることはない。
ひたすら潜る・・・。
ヘンタイだ・・・。
リスキーなダイビングをするわけだから当然なんだが、器材にはうるさい。
銘柄や機種の選択もシビアだし、コンフィギュレーションについても、ホースの長さにセンチメートル単位で拘る。
更には、ダイビングの際の手順や段取りに手間暇かける。
リブリーザーほどではないにしても、シングルタンクをひょいと担いで潜るのに比べたら、数倍の時間がかかる。
GUEに限らず、トラブルを防止するために、陸上で出来ることに手間を惜しまない。
そんでもって、極めつけは水中でのヘンタイぶりだ。
死ぬほどタンクを持っていくくせに(この間、ご一緒した方は、背中の2本と合わせて全部で6本)、概ねトレーニングダイブを繰り返し、浅い水深でややっこしい手順を何度も繰り返すだけ。
同じ深度に留まることに命かけて(実際、止まれないとまずいですが)、ビタッと静止して動かない。
上から糸で吊ってるんじゃないかと思う程だ。
ダイビングプロファイルも、潜って、滞底して、浮上するだけ。
水中から、毎回、怪しげなオレンジ色したソーセージ(SMBの通称)上げてるしな。
上がってきてからの話題は、水中で見た魚とか生物の話は一切なし!(そもそも、ろくに見てないかも・・・)。
あの手順がどうだとか、そこはこうした方がいいとか、そんな話ばっか・・・。
初めからテクニカルダイビングをやっている方は別にして、みんな水中生物に夢中になったり、コンデジのカメラを構えていた時期があったはずなのに、どうしちゃったんだろう?。
やせ我慢しているようにも見えない。
浮沈子から見ればヘンタイ極まるダイビングをして、その中に楽しみを見出している。
もちろん、浮沈子が見ているのはトレーニングダイブで、その先の本物のテクニカルダイビングの姿ではない。
100mを超えるダイビングをして、その深度でなければ見ることができないものを見て、大興奮している姿を目にしているわけじゃない。
そういう、エキサイティングな状況以前の、つまらん練習を見ているだけだ。
それでも、そういうトレーニングダイブを嬉々として行う。
せっかく、遠いところを重たい器材抱えて海までやってきたのに・・・。
気が付けば、浮沈子も、そのダイバーたちに紛れて潜っている。
まあ、今はスキル開発中だからな。
ダイビングの基礎(ファンダメンタルズ)を学んでいる最中だ。
本物のヘンタイダイバーじゃない。
しかしなあ、単なる言い訳にしか聞こえないだろうな。
大興奮の本物のテクニカルダイビングもせずに、練習だけしてるわけだからな。
こっちの方がヘンタイかもしれない。
まあ、どうでもいいんですが。
ダイビングの楽しみは、人それぞれでいい。
水中生物に夢中になったり、潜水自体の浮遊感を楽しんだり、カメラで素敵な写真を撮ることだったり、ヘンタイなトレーニングを繰り返すことだったり。
遊びの世界だからな。
自分が楽しいと思えるダイビングをするのが正解だ。
他人がどう潜ろうと、基本的には関係ない。
バディとか、チームじゃなければな。
無理して人と違うダイビングしても、楽しくないだけだ。
先日、ふつーのカッコして、富戸で潜った時は楽しかったな・・・。
みんなでワイワイして、笑って、ログ付けして、ごはん食べて・・・。
でも、それは、浮沈子が本当に楽しいと思うダイビングじゃないと分かっている。
暖かい南の島(ここ、重要です!)で、1日1本のロングダイブをCCRで潜る。
ポイントは、もちろん沈船だ。
中には絶対入らない。
軽い減圧も入れて、60mくらいまで行けたらいいな。
魚とか、そういうのはテキトーでいい。
いてもいなくても、文句は言わない。
サメとかは、いない方がいいな(浮沈子には、サメ見て喜ぶダイバーの心理が理解できない・・・)。
3時間くらいのロングダイブが終わった後は、木陰のハンモック(ヤシの実落下に注意)と、ウクレレ弾いてくれるねーちゃんと、ちゃんとした本物のコーヒーが欠かせない(水分補給してからでないとな:コーヒーには利尿作用があるので、脱水による減圧症のリスクが・・・)。
浮沈子は、とてもリーダイの記事にあった医師のようにはなれない(ねーちゃんは、この際、いなくても仕方ないか・・・)。
まあいい。
ゆっくりと昼寝して、たらふく飯を食う(至上のひと時です!)。
陸上では、何もしない。
筋トレも、水泳教室も、遠泳も、潜水もしない。
最高の贅沢、至高の時間だ。
まあ、このブログくらいは書くだろうけどな・・・。
昔、リーダーズダイジェスト(日本版)という雑誌があった。
(リーダーズ・ダイジェスト)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%88
「日本版は1946年6月に創刊された。」
「1986年に休刊となった。」
中学時代の友人が取っていたので、お下がりで読ませてもらっていた。
今でも覚えている記事がある。
詳細は忘れたが、お医者さんの記事だった。
米国の医師の世界は過酷だ(日本でもそうですが)。
競争社会であり、生き残っていくためには切磋琢磨して成長し続けなければならない。
記事にあった医師は、一生をそうやって過ごして、常夏の島へバカンスに行って寛ぐこともしなかったそうだ。
それでも、医師の仕事に満足を見出し、自分の人生に後悔していないと書いてあった。
リーダイにありがちな傾向の記事なんだが、浮沈子的にはやせ我慢しているような気もするんだがな。
最近、テクニカルダイビングもどきの講習を受け始めていて、なぜかこの記事のことが思い出される。
個人的事情から、国内近場、島を除く日帰り可能なゲレンデでのダイビングを余儀なくされ、行きがかり上、仕方なくテックに片足(つま先だけ?)突っ込んでいる。
竹内さんとかテクニカルダイビングをする人々と、今まで見てきたレクリエーショナルダイビング(TDIではスポーツダイビングというらしいですが)をする人々とは、何かが違うような気がする。
テッキーは、まず、どでかいカメラとかは持たない。
つーか、カメラすら持たない。
記録とか、仕事で撮るとか、講習の補助として撮影することはあっても、概ねダイビング中に楽しみのためにカメラを構えることはない。
ひたすら潜る・・・。
ヘンタイだ・・・。
リスキーなダイビングをするわけだから当然なんだが、器材にはうるさい。
銘柄や機種の選択もシビアだし、コンフィギュレーションについても、ホースの長さにセンチメートル単位で拘る。
更には、ダイビングの際の手順や段取りに手間暇かける。
リブリーザーほどではないにしても、シングルタンクをひょいと担いで潜るのに比べたら、数倍の時間がかかる。
GUEに限らず、トラブルを防止するために、陸上で出来ることに手間を惜しまない。
そんでもって、極めつけは水中でのヘンタイぶりだ。
死ぬほどタンクを持っていくくせに(この間、ご一緒した方は、背中の2本と合わせて全部で6本)、概ねトレーニングダイブを繰り返し、浅い水深でややっこしい手順を何度も繰り返すだけ。
同じ深度に留まることに命かけて(実際、止まれないとまずいですが)、ビタッと静止して動かない。
上から糸で吊ってるんじゃないかと思う程だ。
ダイビングプロファイルも、潜って、滞底して、浮上するだけ。
水中から、毎回、怪しげなオレンジ色したソーセージ(SMBの通称)上げてるしな。
上がってきてからの話題は、水中で見た魚とか生物の話は一切なし!(そもそも、ろくに見てないかも・・・)。
あの手順がどうだとか、そこはこうした方がいいとか、そんな話ばっか・・・。
初めからテクニカルダイビングをやっている方は別にして、みんな水中生物に夢中になったり、コンデジのカメラを構えていた時期があったはずなのに、どうしちゃったんだろう?。
やせ我慢しているようにも見えない。
浮沈子から見ればヘンタイ極まるダイビングをして、その中に楽しみを見出している。
もちろん、浮沈子が見ているのはトレーニングダイブで、その先の本物のテクニカルダイビングの姿ではない。
100mを超えるダイビングをして、その深度でなければ見ることができないものを見て、大興奮している姿を目にしているわけじゃない。
そういう、エキサイティングな状況以前の、つまらん練習を見ているだけだ。
それでも、そういうトレーニングダイブを嬉々として行う。
せっかく、遠いところを重たい器材抱えて海までやってきたのに・・・。
気が付けば、浮沈子も、そのダイバーたちに紛れて潜っている。
まあ、今はスキル開発中だからな。
ダイビングの基礎(ファンダメンタルズ)を学んでいる最中だ。
本物のヘンタイダイバーじゃない。
しかしなあ、単なる言い訳にしか聞こえないだろうな。
大興奮の本物のテクニカルダイビングもせずに、練習だけしてるわけだからな。
こっちの方がヘンタイかもしれない。
まあ、どうでもいいんですが。
ダイビングの楽しみは、人それぞれでいい。
水中生物に夢中になったり、潜水自体の浮遊感を楽しんだり、カメラで素敵な写真を撮ることだったり、ヘンタイなトレーニングを繰り返すことだったり。
遊びの世界だからな。
自分が楽しいと思えるダイビングをするのが正解だ。
他人がどう潜ろうと、基本的には関係ない。
バディとか、チームじゃなければな。
無理して人と違うダイビングしても、楽しくないだけだ。
先日、ふつーのカッコして、富戸で潜った時は楽しかったな・・・。
みんなでワイワイして、笑って、ログ付けして、ごはん食べて・・・。
でも、それは、浮沈子が本当に楽しいと思うダイビングじゃないと分かっている。
暖かい南の島(ここ、重要です!)で、1日1本のロングダイブをCCRで潜る。
ポイントは、もちろん沈船だ。
中には絶対入らない。
軽い減圧も入れて、60mくらいまで行けたらいいな。
魚とか、そういうのはテキトーでいい。
いてもいなくても、文句は言わない。
サメとかは、いない方がいいな(浮沈子には、サメ見て喜ぶダイバーの心理が理解できない・・・)。
3時間くらいのロングダイブが終わった後は、木陰のハンモック(ヤシの実落下に注意)と、ウクレレ弾いてくれるねーちゃんと、ちゃんとした本物のコーヒーが欠かせない(水分補給してからでないとな:コーヒーには利尿作用があるので、脱水による減圧症のリスクが・・・)。
浮沈子は、とてもリーダイの記事にあった医師のようにはなれない(ねーちゃんは、この際、いなくても仕方ないか・・・)。
まあいい。
ゆっくりと昼寝して、たらふく飯を食う(至上のひと時です!)。
陸上では、何もしない。
筋トレも、水泳教室も、遠泳も、潜水もしない。
最高の贅沢、至高の時間だ。
まあ、このブログくらいは書くだろうけどな・・・。
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