息を呑む映像2013年05月02日 21:56

息を呑む映像


カメラの前で、ボーイング747型機が墜落するという事件が起こった。

(アフガンで貨物機墜落、米国人7人死亡 タリバーンが犯行声明)
http://www.cnn.co.jp/world/35031513.html

衝撃の映像は、これ!。

(Bagram airfield crash 29 apr 2013:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=icfVsql38oc

一度見たら忘れられない。

帰りは飛行機に乗らなくっちゃならんので、余り見ないようにしている。

一度で沢山だ!。

この飛行機には、7人の乗員が乗っていたという。

軍の輸送を行う、民間会社の航空機である。

事件だとすれば、大変なことだし、事故だとすれば、これもタダでは済まない。

浮沈子は、受験勉強をしていた頃から、「落ちる」と聞くとドキッとするし、元々高所恐怖症である。

しかし、飛行機が空気より重いということを、目の当たりにする映像である。小石が落ちるように、ストンと落ちている。

あれじゃあ、ひとたまりもない。

目撃した方は、驚いたろう。

こんな映像が、カメラに捕らえられるのは珍しいだろう。

絵空事2013年05月02日 22:54

絵空事


(全日空の伊東会長「他機種の前倒し受領不要」 787の6月再開で)
http://www.aviationwire.jp/archives/19739

「子どもに向けた説明を求められると「悪いところは全部直してあるので安全です」と話した。」とある。

嘘をつくな、と言いたい。

(報道発表資料)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/02/26/6731798

このブログの記事だが、中のリンクを再掲しておく。当局の公式なページである(このブログ、信用ないので・・・)。

(ボーイング式787型機で発生した燃料漏れ等に係る航空局の調査結果について)
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku11_hh_000042.html

「●ボーイング社及び部品製造者による原因究明及び品質向上のための取組みを監視する。
●設計・製造国政府であるFAAに対して、必要な対応を要請した。」と書いてあるところは、直っていないということである。

記事の中にも引用したが、例えば「成田の燃料漏れに至っては、「実際の弁の開閉状態と操縦室の表示が異なる不具合を是正するため、改良型の駆動装置を開発予定」とあるが、今年中は不良品のまま製造を続けるつもりのようだ(2013年内目途とある)。」ということであり、未修理箇所ということになる。

これのどこが、「悪いところは全部直してある」ことになるのか。

子供にまで、嘘をつかなければならない航空機って、悲しすぎる。

「悪いところは沢山あるけど、「安全神話」を信じて乗ってね!」というのが正しい説明で、「安全神話」という絵本をプレゼントするくらいが「関の山」だ。

(関の山)
http://gogen-allguide.com/se/sekinoyama.html

まあいい。

世の中には、「嘘も方便」ということもある。

(嘘も方便)
http://gogen-allguide.com/u/usomohouben.html

「安全神話」という本には、どんな「絵空事」(文字通りか?)が描いてあるのだろうか・・・。

(え‐そらごと〔ヱ‐〕【絵空事】)
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/23890/m0u/

「《絵には美化や誇張が加わって、実際とは違っている意から》大げさで現実にはあり得ないこと。誇張した表現。」だってさ。

(主な質問と回答:ANAのページ)
http://www.ana.co.jp/share/boeing787info/#cnt05

「Qバッテリー以外のトラブルが報じられていましたが、それらについてはどうなっていますか?」

「燃料漏れ、油漏れ、ブレーキトラブル、フロントガラスのトラブルなど、過去に発生した不具合についても、すでに改修や点検を実施しています。」とある。

年内目途に開発中の駆動装置が、もう完成したのかどうか。

何か情報があれば、続報する。

言論の自由?2013年05月03日 09:33

言論の自由?


朝日新聞の記事がある。

(圧力でペンは曲げない(明日も喋ろう:7))
http://www.asahi.com/national/update/0502/OSK201305020067.html

企業弁護士からの電話を「圧力」と解釈するような、ズレタ感覚のジャーナリストの話が出てくる。

浮沈子に言わせれば、圧力ではない。

自分に都合が悪いから、記事を書かないで欲しいと依頼することのどこが圧力なのか。

しかも、名刺を渡して正面から依頼している。

また、記事の中で取り上げられた朝日新聞社への銃撃については、圧力とは異なる話だ。

まあ、特定の記事を書かせないためというのであれば、最も有効な手段の一つかもしれない。

こういうことが我が国でも起こりうると、ジャーナリストを名乗る輩に知らしめたことは、圧力ではない。

単なる事実である。

フィリピンでは、日本人の経営者が殺害されたという記事が報道されている。

存在を排除するには、シンプルで効果的な方法である。浮沈子は、人間の営みとして、殺人という行為はなくならないと考えている(もちろん、推奨しているわけではありません)。

逆に、言論の自由を貫く先に、殺人が起こるのではないか。

圧力に屈せずに記事を書くことによって、存在の排除としての殺人が起こる。

ジャーナリズムに対する圧力というのは、家族、友人、会社など、本人以外の周辺に対する様々な嫌がらせ、脅迫、実力行使が効果的である(もちろん、推奨しているわけではありません)。

書かないことだけではない。

自分に都合のよいことを書いてくれたら、いいことありますよ、というのも圧力である。

甘言に乗せられて、ありもしないこと(とは限りませんが)を書いてしまうというのも圧力に屈することである。

民主主義の国だからこそ、圧力によってジャーナリズムをコントロールして民意を誘導し、自分に都合のよい世論を形成し、政治や経済を意のままにしようとするのだ。

民主主義でなければ、そんなことをする必要はないし、そもそも、真っ当なジャーナリズムは存在しない。

圧力をかける側にとっても、ジャーナリストは必要な存在なのである。

圧力をかけても、意のままにならないジャーナリストを排除するには、物理的な排除を選択する。

それは、民主主義だからこそ有効な手段である。

批判するなら、民主主義にもとるということではなく、法治国家として許されない、という観点でなければおかしい。

言論の自由は、結果さえ考えなければ、どこにでもある。

結局は、自身も大企業であるマスメディアの「会社の方針」が、鍵を握ることになるのではないか。

ジャーナリストの犠牲者が少ない我が国では、①言論の自由が確保されているか、②ジャーナリストが自らの自由を放棄しているか、③そもそも民主主義でないか、のどれかだろう(③かな?)。

ありがたいことに、このブログで圧力を受けたことはない(提灯記事を書いてくれと言われれば、条件にもよっては、いくらでも書く気はあるんですが、そういう「圧力」も、残念ながらありません!)。

徒然なるままに駄文を綴る自由は、「言論の自由」という肩の凝る話とは違うが、楽しみとして確保しておきたい。

裏切り!?2013年05月03日 12:42

裏切り!?(バカ丸出し・・・)
裏切り!?(バカ丸出し・・・)


急遽帰国したイントラに代わり、今日はジュリアンとまったりファンダイブ26分。

最大深度15m位の、正真正銘のリゾートダイブである。

水温30度以上!!!(たぶん)。

もちろん、オープンサーキットである。

4年振りくらいかあ?。

レギュレーターの付け方を忘れている(というより、元から覚えていない?)。

ジュリアンに付けてもらう(アドバンスド・ダイバー返上ですな)。

11リッターのアルミタンクに、180バールくらい入っている。

担いで立ち上がる。

昨日の、酸素だけ付けた変則サイドマウントCCRよりも、軽く感じる。

こっちの方がいいじゃん!?。

ダイビングはジュリアンの先導で、ドロップオフの上の方をうろちょろする。

久々のオープンサーキットで、呼吸のコントロールに集中する(CCRでは、浮力に影響ないので、いいかげん・・・)。

5、6分で呼吸によるバランス取りに慣れてくる。

おお、アドバンスド・ダイバーみたいじゃん!。

呼吸の速度のコントロールで、深度を調整するコツも掴んだ。

早く吸ってゆっくり吐くと浮き上がり、ゆっくり吸って早く吐くと沈んでいく。

こりゃ、面白い!(浮沈子は、ふつーのダイビングが珍しいのだ・・・)。

ホリゾンタル・スタイルが癖になっているので、腹這い状態であるが、一応、オープンサーキットダイバーっぽい。

左手で、ブラダーのバルブを探ってしまうのは、ご愛嬌だ。

12ポンド付けても、まだ浮き気味だ。

まあ、エキジットのときも吹き上げられなかったので、こんなもんだろう。

息を吸ったり吐いたりして、浮いたり沈んだりするのが、妙に新鮮である。ステージボトルでのトレーニングの際、何度も経験はしているのだが、だいたい数分だし、浮力のコントロールに集中しているので、楽しめるところまではいかなかった。

20分くらいで腰が痛くなってくる。

合図してエキジットにかかる。

110バールほど残っている。

緩い斜面に沿って、エキジットする。5mを6分かけて上がる。

ゴミと、魚と、珊瑚の明るい世界・・・。

残圧100バール。

明日、明後日とこのパターンで潜る。

オープンも、いいなあ!!。

俺に用か?2013年05月04日 07:23

You talkin' to me?
俺に用か?


サイドマウントCCRの構成で、ケースとタンクをどう取り付けるかが、壁になっている。

しかも、イントラと浮沈子で意見が分かれている。

サイドマウントCCRを取るか、イントラを取るか(そういう選択かあ?)。

まあいい。

安全が全てに優先するという浮沈子のモットー(聞いてないけど)によれば、イントラが正しい。

CCRだろうが、オープンサーキットだろうが、サイドマウントにするメリットである「バルブの手元での操作性」を捨てるなんて、有り得ない。

だが、水中での水の抵抗を考えた時、インライン配置にすることも重要だと考える。これだって、安全性と無縁ではないからだ。

発想を転換して、タンクを上部に配置するという構成もある。

サブマティックスのベイルアウト用CCRは、1リットルのタンクを2本上部に配置して、しかも、ここにカウンターラングを並列で置くというひねりワザを使っている。

(Submatix SMS 200 Sidemount Rebreather)
http://www.submatix.com/joomla/index.php?option=com_content&view=article&id=62&Itemid=93&lang=en

この配置は、水中での浮力を考えた場合、オールインワンタイプとしてはベストといえる。

浮力変化の激しいカウンターラングを、浮力支点となる上部に置き、トータルでのバランスを考えている。

欠点は、タンクの選択肢がなくなること。

(「選択肢」と「選択枝」どちらが正しい?:人事院は馬鹿だと書いてある(?)ページ)
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1204852.html

浮沈子としては、異なるタンクの運用を前提として採用した、サイドマウントの根幹に関わるので、熟慮を要するところだ。

また、浮沈子のインスピの場合、蛇腹ホースを純正に頼っているので、無制限に伸ばせないということもある。あまり後ろにキャニスターを置くわけにはいかない。

逆転の発想として、タンクを上にするというのは困難を極める。

解決方法がないわけではない。

ホースが蛇腹である必要があるのは、Tピースから脇腹までである。そこからは、ソリッドなパイプで良い。キャニスターとの接合の問題は残るが、不可能ではない。

呼吸回路が長大になることが気になる。

リブリーザーにおいて、呼吸流体を循環させているのは人間の肺である。もちろん肺に筋肉は付いていないので、胸腔の周りの筋肉が、外から容積を変化させて呼吸回路のポンプの役割を果たしている。

昨日、17m位まで潜ってみたが、すでに、若干の呼吸抵抗の増加を感じている。

カウンターラングの位置を変えていないので、(蛇腹ホースの延長による)呼吸回路の容積の増加が原因ではないかと考えている。循環する量は変わらないが、ところてん式に動く気体の総量は増えているからだ。

ちょっとばかりホースの長さを変えたからといって、それほどの影響があるのかは何ともいえない。

理想をいえば、普段はキャニスターの後方にあって、水流を受けずにインラインに配置され、(殆んどないが)バルブ操作が必要な時だけ、手元に移動してくれるタンクだ。

動くタンクができればいいのだ!!。

イントラは、(その仕組みが故障したらどうするなどと)いちゃもんつけるだろうが、妥協の産物を探るしかない。

この仕組みについては、既にいくつかのアイデアがある。

紐手繰り式、パンタグラフ式、スライド式など。

タンクのバルブ側をケースに付けて、そこを可動式にする。

タンク胴体の固定は、バックプレートなどに付けるが、前後にスイングできるように、長めの固定方法を取る(浮力支点がここになるので、ちょっと考え物だ)。

こうすれば、必要な時だけバルブを手元に引き寄せることが可能だ。

昔、タクシードライバーという映画の中で、シャキーンと袖口から飛び出す拳銃の仕掛けがあった。

(タクシードライバー (1976年の映画))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC_(1976%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)

(スリーブガン・システムの解析:コピーして製品化するかあ?)
http://www.macleod.jp/tbm-taxidriver.htm

まあ、ここまでいかなくてもいいけど、インスパイアされたことは確かだ。

「You talkin' to me?」(俺に用か?)の名セリフと共に、鏡の前で銃を構えるデニーロ(若い!、痩せてる・・・)。

(AFIアメリカ映画・名セリフ・ベスト100:訳はここから)
http://wonderland02.web.fc2.com/movie/afi/afi100moviequote.html

気分はトラヴィス・ビックルである。