エヴァ・チャージャー2013年11月27日 12:17

エヴァ・チャージャー
エヴァ・チャージャー


第3新東京市(実は箱根町!)に、エヴァネタに因んだ急速充電器が設置されたという。

(充電しなきゃダメだ? 箱根に「エヴァ」のEVスタンド)
http://www.asahi.com/articles/OSK201311260095.html

この記事を書いた朝日新聞の記者は、相当なエヴァオタクだな(ホメ言葉です!)。

「逃げちゃダメだ!、逃げちゃダメだ!!、逃げちゃダメだ!!!・・・。」

「うわあああああぁぁぁぁぁーーーーー・・・・(初号機、暴走!!!)。」

碇シンジの絶叫が、耳について離れないんだろう?。

分かる、分かる!。

(パナソニック、エヴァデザインの充電スタンドを箱根町に設置)
http://news.mynavi.jp/news/2013/11/26/441/

「パナソニック エコソリューションズ社は11月26日、自治体や観光地、企業、商業施設などに対する電気自動車(EV)向け充電設備の拡大に向けた取り組みの一環として、映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」に登場するキャラクターおよび機体をモチーフにした箱根地区専用デザインの充電スタンド「ELSEEV(エルシーヴ)」を神奈川県箱根町に設置したと発表した。」

もう、気分は葛城ミサトか赤城リツコ、いや、やっぱ、碇ゲンドウだろう・・・。

「・・・、問題ない・・・(ニヤリ)。」

いやいや、問題大有りじゃん!?。

(エヴァンゲリオン (架空の兵器))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3_(%E6%9E%B6%E7%A9%BA%E3%81%AE%E5%85%B5%E5%99%A8)

「EVAは背部に接続された「アンビリカルケーブル」から電力を補給して稼働する。また予備に内部電源を保有しており、アンビリカルケーブルが断線・排除されると切り替わる。この場合の活動限界はフルで1分、ゲインを使った場合は5分である」とある。

えーっ!?、活動限界が、1分で、ゲイン(省エネモードのことか?)を使って5分しか持たないんじゃ、電気自動車としては、話にならんじゃないか。

かえって、イメージダウンじゃね?。

まあ、パナソニックも、何も知らずにホイホイ乗っちゃったんだろうが、電気自動車にS2機関でも突っ込むつもりなんだろうか?。

(新世紀エヴァンゲリオンの用語一覧:S2機関)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.81.9D.E3.81.AE.E4.BB.96

「スーパーソレノイド機関の略称。「エスツーきかん」と呼称される。葛城博士がその理論を提唱し、第1使徒アダムの発見によりその実在が初めて確認された、使徒が体内に持つ永久機関(生命の実)である。スーパーソレノイドとは遺伝子の二重螺旋構造を形成するDNA分子の集合体を指す言葉であり、葛城博士はこの構造から無尽蔵のエネルギーを引き出せると考えた。」

「殲滅した第4使徒の残骸から入手したS2機関はドイツ支部にて修復され、米国NERV第2支部においてEVA4号機への搭載実験が行なわるが、その実験中に原因不明の事故により4号機はおろか周囲89キロ、NERV第2支部ごと消失してしまう。しかしドイツ支部に残っていたデータにより実用化され、劇場版第25話で登場するEVA量産型に搭載されることになる。一方でEVA初号機は、第14使徒・ゼルエルを捕食し直接S2機関を体内に取り込むことになる(原作壱拾九話)。これによりEVA最大の懸案である活動限界を克服したとされているが、これはゼーレの計画にはない事態であった。企画書案では陽電子機関と称されていた。」

しかし、そうしたら充電器は要らないんじゃね?。

いずれにしても、外したコラボだな。

「実際に、箱根地区専用のエヴァンゲリオンデザインの充電スタンド「ELSEEV」が設置されたのは、道の駅「箱根峠」と箱根町立箱根湿生花園の2カ所。箱根峠には、エヴァンゲリオン初号機の箱根地区専用デザインの充電スタンドが、箱根湿生花園には同じく専用デザインのエヴァンゲリオン2号機の充電スタンドが設置されているが、同社では今後も、箱根地区の観光施設などへの設置提案・普及活動を進め、箱根町におけるさらなるEV充電設備の普及と、観光資源としての活用に貢献していきたいとしている。」

充電器が観光資源とは・・・。

([EV・PHEV充電用] 充電スタンド ELSEEV(エルシーヴ) パブリックエリア向け Mode3(モードスリー):画像から見て、たぶんこっち)
http://www2.panasonic.biz/es/densetsu/haikan/elseev/mode3.html

「また同社は、併せてELSEEVシリーズとして、新たに充電ケーブルを搭載するMode3方式に対応した壁面取付タイプの充電ボックス「ELSEEV cabi」(Mode3)を2014年1月21日から発売することも発表した。」

こっちは、自宅用だから、エヴァにハマったおとーさんとか(おかーさんでもいいですが)が、ニヤニヤしながら充電してもいい。

Mode3というのは、CPLT 機能を内蔵した充電器のことだそうだ。

「※ CPLT 機能(コントロールパイロット機能):普通充電設備と電気自動車とが確実に接続されたことを確認し、充電を開始。」

今のタイプは、Mode3じゃないみたいだな。

「パナソニックの担当者は「EVと共通点が多く、アニメの世界観を想像しながら充電作業を楽しんで欲しい」と話す。」とある。

長時間に渡る充電作業を、少しでも改善しようという気持ちだけは、分かるような気がする。

それほど、イラつくわけだな。

充電しなければ、電気自動車は、ピクリともしない。

「逃げちゃダメだ!、逃げちゃダメだ!!、逃げちゃダメだ!!!・・・。」

充電作業から、逃れる術はないのだ・・・。

ドイツ人のドイツ人によるドイツ人のためのカーオブザイヤー2013年11月27日 23:12

ドイツ人のドイツ人によるドイツ人のためのカーオブザイヤー
ドイツ人のドイツ人によるドイツ人のためのカーオブザイヤー


(「Auto Zeitung」誌の読者投票においてポルシェが3部門で栄冠に輝く)
http://autoc-one.jp/news/1569703/

「自動車専門誌「Auto Zeitung」誌の約10万人の読者が、「スーパースポーツカー」カテゴリーのトップにポルシェ『918スパイダー』を選出。『911カレラ』はダブル受賞を飾った。911クーペが「スポーツカー」カテゴリーで、 911カブリオレ が「3万ユーロ以上のカブリオレ」カテゴリーでそれぞれ栄冠に輝いている。」

10万部も売れてる自動車雑誌っていうのもすごいが、欧州車の基準を満たすことを要求されている国で、やつらがどんな車をスゲーと思っているのかを知るには、参考になる。

浮沈子も、たまたまドイツ車のオーナーだし。

30部門(うち、2部門は、広告と品質なので、実際は28部門)で、ベストカーが選出されている。

引用の記事では、ポルシェのことしか書いていないので、不肖浮沈子が、かの雑誌のページをコピぺする。

(LESERWAHL AUTO TROPHY 2013: DIE SIEGER ALLER KLASSEN)
http://www.autozeitung.de/specials/auto-trophy-2013-sieger-aller-klassen

「・City-Cars: Opel Adam
・City-Cars (Import): Skoda Citigo
・Kleinwagen(小型車): Audi A1
・Kleinwagen(小型車) (Import): Seat Ibiza
・Kompaktklasse(コンパクトクラス): VW Golf
・Kompaktklasse (コンパクトクラス)(Import): Seat Leon
・Mittelklasse(ミドルクラス): BMW 3er(3シリーズ)
・Mittelklasse(ミドルクラス) (Import): Mazda6(マツダ・アテンザ)
・Oberklasse(上級車): Audi A6 / Mercedes E-Klasse
・Oberklasse(上級車) (Import): Skoda Superb
・Luxusklasse(高級車): Mercedes S-Klasse
・Luxusklasse(高級車) (Import): Maserati Quattroporte
・Cabrios(コンバーチブル) bis 30.000 Euro: Audi A3 Cabrio(カブリオレ)
・Cabrios(コンバーチブル) bis 30.000 Euro (Import): Mazda MX-5(ロードスター)
・Cabrios(コンバーチブル) über 30.000 Euro: Porsche 911 Cabrio(カブリオレ)
・Cabrios(コンバーチブル) über 30.000 Euro (Import): Jaguar F-Type
・Sportwagen: Porsche 911
・Sportwagen (Import): Alfa Romeo 4C
・Supersportwagen: Porsche 918 Spyder
・Supersportwagen (Import): Aston Martin Vanquish
・Vans(バン): VW Multivan
・Vans(バン) (Import): Citroën C4 Picasso
・SUV bis 30.000 Euro: VW Tiguan
・SUV bis 30.000 Euro (Import): Skoda Yeti
・SUV über 30.000 Euro: BMW X5
・SUV über 30.000 Euro (Import): Range Rover Evoque
・Preiswertestes Auto(ベストコストパフォーマンス): Chevrolet Corvette Stingray
・Elektroauto(電気自動車): BMW i3」

分類を見ると、彼らが、どういうクルマに関心があるかということも分かる。

細かく分かれているコンバーチブルや、SUVに関心が高い。

逆に、電気自動車には、あまり興味がなさそうであるな。

Skoda(シュコダ)やSeat(セアト)など、聞き慣れない名前もあるが、VWのチェコや、スペインにおける傘下の会社である。

(シュコダ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%B3%E3%83%80

(セアト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%A2%E3%83%88

ポルシェやアウディをも傘下に納めていることを考えると、VWグループが、28のうち14のタイトルを勝ち取っている(上級車クラスのダブルカウントがある)。

日本車は、マツダだけ。

トヨタも、ホンダも、日産もない。

欧州、少なくともドイツの環境では、評価されていないということだ。

値段もクラスも国産車も輸入車もごったにしている、訳のワカランジャパンカーオブザイヤーなんて、選考委員もテキトーだし。

(2013-2014 日本カー・オブ・ザ・イヤー)
http://www.jcoty.org/result/

別に、ゴルフが悪いわけじゃないし、ほかのクルマの出来が取り立ててどうのこうのといいたいわけじゃないが、価格を度外視して、絶対的な出来栄えで言えば、Sクラスに決まってる。

価格性能比で競うなら、軽自動車があってもいい(Nワンがノミネートだけ)。

中途半端な基準で、中途半端なクルマ選びをしても、何の意味もない。

200kmで巡航(少なくとも1時間以上)できる高速道路もない国で、それを前提に作られたクルマと、せいぜい、100kmまでの巡航で、しかも、そんな走りを常用することは考えられていないクルマを比較することが愚かしいのだ。

国産車は、時速60kmまで。

それ以上は、評価の対象ではない。

なぜなら、国産車のほとんど全てのディーラーでは、高速道路での試乗をさせてくれない。

1時間とか2時間とか、高速での連続走行をさせてくれれば、判断できるのだろうが、そんなことをしたら、安い作りがばれてしまうし、買う方だって、それを基準に買うことはない。

交通事情が違いすぎる。

ちなみに、「City-Cars (Import): Skoda Citigo」とあるのは、先日試乗したVWアップのリバッジ車である。

何かの参考にと、調べてみたが、交通事情の異なる国での選考結果は、ため息が出るほどマトモだった。

フェラーリとか、ランボルギーニなどという銘柄が出てこないというのもいい。

そして、マセラティ(4ドア)とアルファ(4C)がしっかり入っている。

どうして、ヤツラは、こんなにまともなんだあ?。