ドイツ人のドイツ人によるドイツ人のためのカーオブザイヤー ― 2013年11月27日 23:12
ドイツ人のドイツ人によるドイツ人のためのカーオブザイヤー
(「Auto Zeitung」誌の読者投票においてポルシェが3部門で栄冠に輝く)
http://autoc-one.jp/news/1569703/
「自動車専門誌「Auto Zeitung」誌の約10万人の読者が、「スーパースポーツカー」カテゴリーのトップにポルシェ『918スパイダー』を選出。『911カレラ』はダブル受賞を飾った。911クーペが「スポーツカー」カテゴリーで、 911カブリオレ が「3万ユーロ以上のカブリオレ」カテゴリーでそれぞれ栄冠に輝いている。」
10万部も売れてる自動車雑誌っていうのもすごいが、欧州車の基準を満たすことを要求されている国で、やつらがどんな車をスゲーと思っているのかを知るには、参考になる。
浮沈子も、たまたまドイツ車のオーナーだし。
30部門(うち、2部門は、広告と品質なので、実際は28部門)で、ベストカーが選出されている。
引用の記事では、ポルシェのことしか書いていないので、不肖浮沈子が、かの雑誌のページをコピぺする。
(LESERWAHL AUTO TROPHY 2013: DIE SIEGER ALLER KLASSEN)
http://www.autozeitung.de/specials/auto-trophy-2013-sieger-aller-klassen
「・City-Cars: Opel Adam
・City-Cars (Import): Skoda Citigo
・Kleinwagen(小型車): Audi A1
・Kleinwagen(小型車) (Import): Seat Ibiza
・Kompaktklasse(コンパクトクラス): VW Golf
・Kompaktklasse (コンパクトクラス)(Import): Seat Leon
・Mittelklasse(ミドルクラス): BMW 3er(3シリーズ)
・Mittelklasse(ミドルクラス) (Import): Mazda6(マツダ・アテンザ)
・Oberklasse(上級車): Audi A6 / Mercedes E-Klasse
・Oberklasse(上級車) (Import): Skoda Superb
・Luxusklasse(高級車): Mercedes S-Klasse
・Luxusklasse(高級車) (Import): Maserati Quattroporte
・Cabrios(コンバーチブル) bis 30.000 Euro: Audi A3 Cabrio(カブリオレ)
・Cabrios(コンバーチブル) bis 30.000 Euro (Import): Mazda MX-5(ロードスター)
・Cabrios(コンバーチブル) über 30.000 Euro: Porsche 911 Cabrio(カブリオレ)
・Cabrios(コンバーチブル) über 30.000 Euro (Import): Jaguar F-Type
・Sportwagen: Porsche 911
・Sportwagen (Import): Alfa Romeo 4C
・Supersportwagen: Porsche 918 Spyder
・Supersportwagen (Import): Aston Martin Vanquish
・Vans(バン): VW Multivan
・Vans(バン) (Import): Citroën C4 Picasso
・SUV bis 30.000 Euro: VW Tiguan
・SUV bis 30.000 Euro (Import): Skoda Yeti
・SUV über 30.000 Euro: BMW X5
・SUV über 30.000 Euro (Import): Range Rover Evoque
・Preiswertestes Auto(ベストコストパフォーマンス): Chevrolet Corvette Stingray
・Elektroauto(電気自動車): BMW i3」
分類を見ると、彼らが、どういうクルマに関心があるかということも分かる。
細かく分かれているコンバーチブルや、SUVに関心が高い。
逆に、電気自動車には、あまり興味がなさそうであるな。
Skoda(シュコダ)やSeat(セアト)など、聞き慣れない名前もあるが、VWのチェコや、スペインにおける傘下の会社である。
(シュコダ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%B3%E3%83%80
(セアト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%A2%E3%83%88
ポルシェやアウディをも傘下に納めていることを考えると、VWグループが、28のうち14のタイトルを勝ち取っている(上級車クラスのダブルカウントがある)。
日本車は、マツダだけ。
トヨタも、ホンダも、日産もない。
欧州、少なくともドイツの環境では、評価されていないということだ。
値段もクラスも国産車も輸入車もごったにしている、訳のワカランジャパンカーオブザイヤーなんて、選考委員もテキトーだし。
(2013-2014 日本カー・オブ・ザ・イヤー)
http://www.jcoty.org/result/
別に、ゴルフが悪いわけじゃないし、ほかのクルマの出来が取り立ててどうのこうのといいたいわけじゃないが、価格を度外視して、絶対的な出来栄えで言えば、Sクラスに決まってる。
価格性能比で競うなら、軽自動車があってもいい(Nワンがノミネートだけ)。
中途半端な基準で、中途半端なクルマ選びをしても、何の意味もない。
200kmで巡航(少なくとも1時間以上)できる高速道路もない国で、それを前提に作られたクルマと、せいぜい、100kmまでの巡航で、しかも、そんな走りを常用することは考えられていないクルマを比較することが愚かしいのだ。
国産車は、時速60kmまで。
それ以上は、評価の対象ではない。
なぜなら、国産車のほとんど全てのディーラーでは、高速道路での試乗をさせてくれない。
1時間とか2時間とか、高速での連続走行をさせてくれれば、判断できるのだろうが、そんなことをしたら、安い作りがばれてしまうし、買う方だって、それを基準に買うことはない。
交通事情が違いすぎる。
ちなみに、「City-Cars (Import): Skoda Citigo」とあるのは、先日試乗したVWアップのリバッジ車である。
何かの参考にと、調べてみたが、交通事情の異なる国での選考結果は、ため息が出るほどマトモだった。
フェラーリとか、ランボルギーニなどという銘柄が出てこないというのもいい。
そして、マセラティ(4ドア)とアルファ(4C)がしっかり入っている。
どうして、ヤツラは、こんなにまともなんだあ?。
(「Auto Zeitung」誌の読者投票においてポルシェが3部門で栄冠に輝く)
http://autoc-one.jp/news/1569703/
「自動車専門誌「Auto Zeitung」誌の約10万人の読者が、「スーパースポーツカー」カテゴリーのトップにポルシェ『918スパイダー』を選出。『911カレラ』はダブル受賞を飾った。911クーペが「スポーツカー」カテゴリーで、 911カブリオレ が「3万ユーロ以上のカブリオレ」カテゴリーでそれぞれ栄冠に輝いている。」
10万部も売れてる自動車雑誌っていうのもすごいが、欧州車の基準を満たすことを要求されている国で、やつらがどんな車をスゲーと思っているのかを知るには、参考になる。
浮沈子も、たまたまドイツ車のオーナーだし。
30部門(うち、2部門は、広告と品質なので、実際は28部門)で、ベストカーが選出されている。
引用の記事では、ポルシェのことしか書いていないので、不肖浮沈子が、かの雑誌のページをコピぺする。
(LESERWAHL AUTO TROPHY 2013: DIE SIEGER ALLER KLASSEN)
http://www.autozeitung.de/specials/auto-trophy-2013-sieger-aller-klassen
「・City-Cars: Opel Adam
・City-Cars (Import): Skoda Citigo
・Kleinwagen(小型車): Audi A1
・Kleinwagen(小型車) (Import): Seat Ibiza
・Kompaktklasse(コンパクトクラス): VW Golf
・Kompaktklasse (コンパクトクラス)(Import): Seat Leon
・Mittelklasse(ミドルクラス): BMW 3er(3シリーズ)
・Mittelklasse(ミドルクラス) (Import): Mazda6(マツダ・アテンザ)
・Oberklasse(上級車): Audi A6 / Mercedes E-Klasse
・Oberklasse(上級車) (Import): Skoda Superb
・Luxusklasse(高級車): Mercedes S-Klasse
・Luxusklasse(高級車) (Import): Maserati Quattroporte
・Cabrios(コンバーチブル) bis 30.000 Euro: Audi A3 Cabrio(カブリオレ)
・Cabrios(コンバーチブル) bis 30.000 Euro (Import): Mazda MX-5(ロードスター)
・Cabrios(コンバーチブル) über 30.000 Euro: Porsche 911 Cabrio(カブリオレ)
・Cabrios(コンバーチブル) über 30.000 Euro (Import): Jaguar F-Type
・Sportwagen: Porsche 911
・Sportwagen (Import): Alfa Romeo 4C
・Supersportwagen: Porsche 918 Spyder
・Supersportwagen (Import): Aston Martin Vanquish
・Vans(バン): VW Multivan
・Vans(バン) (Import): Citroën C4 Picasso
・SUV bis 30.000 Euro: VW Tiguan
・SUV bis 30.000 Euro (Import): Skoda Yeti
・SUV über 30.000 Euro: BMW X5
・SUV über 30.000 Euro (Import): Range Rover Evoque
・Preiswertestes Auto(ベストコストパフォーマンス): Chevrolet Corvette Stingray
・Elektroauto(電気自動車): BMW i3」
分類を見ると、彼らが、どういうクルマに関心があるかということも分かる。
細かく分かれているコンバーチブルや、SUVに関心が高い。
逆に、電気自動車には、あまり興味がなさそうであるな。
Skoda(シュコダ)やSeat(セアト)など、聞き慣れない名前もあるが、VWのチェコや、スペインにおける傘下の会社である。
(シュコダ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%B3%E3%83%80
(セアト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%A2%E3%83%88
ポルシェやアウディをも傘下に納めていることを考えると、VWグループが、28のうち14のタイトルを勝ち取っている(上級車クラスのダブルカウントがある)。
日本車は、マツダだけ。
トヨタも、ホンダも、日産もない。
欧州、少なくともドイツの環境では、評価されていないということだ。
値段もクラスも国産車も輸入車もごったにしている、訳のワカランジャパンカーオブザイヤーなんて、選考委員もテキトーだし。
(2013-2014 日本カー・オブ・ザ・イヤー)
http://www.jcoty.org/result/
別に、ゴルフが悪いわけじゃないし、ほかのクルマの出来が取り立ててどうのこうのといいたいわけじゃないが、価格を度外視して、絶対的な出来栄えで言えば、Sクラスに決まってる。
価格性能比で競うなら、軽自動車があってもいい(Nワンがノミネートだけ)。
中途半端な基準で、中途半端なクルマ選びをしても、何の意味もない。
200kmで巡航(少なくとも1時間以上)できる高速道路もない国で、それを前提に作られたクルマと、せいぜい、100kmまでの巡航で、しかも、そんな走りを常用することは考えられていないクルマを比較することが愚かしいのだ。
国産車は、時速60kmまで。
それ以上は、評価の対象ではない。
なぜなら、国産車のほとんど全てのディーラーでは、高速道路での試乗をさせてくれない。
1時間とか2時間とか、高速での連続走行をさせてくれれば、判断できるのだろうが、そんなことをしたら、安い作りがばれてしまうし、買う方だって、それを基準に買うことはない。
交通事情が違いすぎる。
ちなみに、「City-Cars (Import): Skoda Citigo」とあるのは、先日試乗したVWアップのリバッジ車である。
何かの参考にと、調べてみたが、交通事情の異なる国での選考結果は、ため息が出るほどマトモだった。
フェラーリとか、ランボルギーニなどという銘柄が出てこないというのもいい。
そして、マセラティ(4ドア)とアルファ(4C)がしっかり入っている。
どうして、ヤツラは、こんなにまともなんだあ?。
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