地獄の黙示録みたい ― 2016年03月12日 23:20
地獄の黙示録みたい
(北朝鮮内陸部への進撃を想定 米韓が訓練を公開)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160312/k10010441031000.html
やっぱ、動画が迫力だな。
水陸両用車(たぶん、AAV7)からの湯気(?)って、あんなに上がってていいのかあ?。
空挺部隊やオスプレイも登場して、撮影に(?)協力している。
このまま、B級軍事モノの映画なんかに使えそうだ。
しかし、こういうシーンを見ると、浮沈子が思い出すのは地獄の黙示録だな。
ベトナム戦争の混乱を描いた、戦争映画の傑作だが、劇場公開された後、ディレクターズカットで、随分印象が変わってしまった。
この中でも、揚陸作戦が描かれている。
コッポラが、ちょっと出てきたりして、ベトナム戦争の矛盾点を描いたりしていて印象的なシーンだ。
そう、テレビカメラの前で行われた戦争だ。
同じように水陸両用車が使われ、兵士が上陸する。
テレビカメラの前で、ディレクターが、「カメラを見るな」と叫んでいる・・・。
今日の兵士の人は、ちゃんと事前に練習してたらしく、カメラ目線になっている人はいなかったし、ピースしてる人もいない(やったら、軍法会議もんだな)。
いや、いたかもしれないが、当然、カットだ!。
上陸した砂浜には、地雷なんて埋まってないし、砂浜の先に広がる森林から、迫撃砲が打たれるわけではない。
上空からナパーム弾が撃ち込まれて、紅蓮の炎が立ち上るわけでもない(画像参照)。
(ナパーム弾)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%A0%E5%BC%BE
「主燃焼材のナフサにナパーム剤と呼ばれる増粘剤を添加してゼリー状にしたものを充填した油脂焼夷弾である」
「太平洋戦争では、アメリカ海兵隊戦闘機により、テニアンの戦いで最初に使用。」
「第二次世界大戦では、アメリカ陸軍は日本領地への空爆に使用。」
「ベトナム戦争では、アメリカ軍により、敵の陣地攻撃や森の中にヘリコプターの降下地点を作るのに使用された他、ジャングルに潜む敵歩兵を殲滅するために投下された。」
「湾岸戦争では、アメリカ軍がイラクの戦車隊に使用した。これが非人道的だと見なされ、のちにアメリカ軍のナパーム弾の廃止につながった。」
米軍は、廃止後も、似たような兵器を使っている。
「ナパームのように見えるナパームとは違う兵器を使用しただけ」
まあ、どうでもいいんですが。
映画の中で、背後のジャングルが空爆されて燃え上がるシーンには、思わず声が出た(CGなんかじゃなくって、ホントに燃してます!)。
うわああぁぁっ!。
浮沈子は、この映画を初回公開時に劇場で観た。
(地獄の黙示録)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%8D%84%E3%81%AE%E9%BB%99%E7%A4%BA%E9%8C%B2
「日本では1980年(昭和55年)2月23日に公開された。」
36年前か・・・。
いろいろ評価がある作品だが、浮沈子は、戦争を背景にしたプライベートな映画という評価が腑に落ちた。
与えられた任務を遂行する軍人。
指揮系統から離脱した現場指揮官の指揮権を奪う(殺害する)という、極秘の任務・・・。
任務完了後に、その支配地域を焼き払うラストシーン。
最初っから、そうすりゃよかったのに・・・。
いやいや、確実に仕留めてから殲滅する。
まあいい。
報道陣に見せるための揚陸作戦は、しかし、今一つ、迫力に欠けるような気がするな。
反撃もなければ、アクシデントもない。
水陸両用車に穴でも開いて、2、3台沈没するとか、煙幕弾が詰まっちまって、砲塔がぶっ飛ぶとか、なかったのかあ?(当然、カットですな)。
しかし、これはもちろん、映画の撮影ではない。
フィリピン軍の機材を使って撮影されたとはいえ、映画の撮影に登場する兵士は、ホンモノじゃあない(たぶん)。
今回の演習で使われている機材は、実際の作戦にも使用される本物の兵器だ。
上陸してきた兵士は、ホンモノの兵士で、作戦遂行時には、実弾ぶっ放して人間をぶっ殺す。
ああ、しかも、同じ民族同士殺しあうのだ・・・。
映像を通して抽象化された戦争は、作り物でも演習でも、同じように見えるが、実際の戦闘に繋がるという意味では、今回の映像こそ、本物の映像といえるだろう。
ショボイけどな。
本物だからな。
「敵によるピョンヤン進撃を狙った上陸訓練には、ソウルをはじめ南全域の解放作戦で対応する」
潜水艦を撃沈(?)された腹いせに、相変わらず威勢がいいな。
(北朝鮮内陸部への進撃を想定 米韓が訓練を公開)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160312/k10010441031000.html
やっぱ、動画が迫力だな。
水陸両用車(たぶん、AAV7)からの湯気(?)って、あんなに上がってていいのかあ?。
空挺部隊やオスプレイも登場して、撮影に(?)協力している。
このまま、B級軍事モノの映画なんかに使えそうだ。
しかし、こういうシーンを見ると、浮沈子が思い出すのは地獄の黙示録だな。
ベトナム戦争の混乱を描いた、戦争映画の傑作だが、劇場公開された後、ディレクターズカットで、随分印象が変わってしまった。
この中でも、揚陸作戦が描かれている。
コッポラが、ちょっと出てきたりして、ベトナム戦争の矛盾点を描いたりしていて印象的なシーンだ。
そう、テレビカメラの前で行われた戦争だ。
同じように水陸両用車が使われ、兵士が上陸する。
テレビカメラの前で、ディレクターが、「カメラを見るな」と叫んでいる・・・。
今日の兵士の人は、ちゃんと事前に練習してたらしく、カメラ目線になっている人はいなかったし、ピースしてる人もいない(やったら、軍法会議もんだな)。
いや、いたかもしれないが、当然、カットだ!。
上陸した砂浜には、地雷なんて埋まってないし、砂浜の先に広がる森林から、迫撃砲が打たれるわけではない。
上空からナパーム弾が撃ち込まれて、紅蓮の炎が立ち上るわけでもない(画像参照)。
(ナパーム弾)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%A0%E5%BC%BE
「主燃焼材のナフサにナパーム剤と呼ばれる増粘剤を添加してゼリー状にしたものを充填した油脂焼夷弾である」
「太平洋戦争では、アメリカ海兵隊戦闘機により、テニアンの戦いで最初に使用。」
「第二次世界大戦では、アメリカ陸軍は日本領地への空爆に使用。」
「ベトナム戦争では、アメリカ軍により、敵の陣地攻撃や森の中にヘリコプターの降下地点を作るのに使用された他、ジャングルに潜む敵歩兵を殲滅するために投下された。」
「湾岸戦争では、アメリカ軍がイラクの戦車隊に使用した。これが非人道的だと見なされ、のちにアメリカ軍のナパーム弾の廃止につながった。」
米軍は、廃止後も、似たような兵器を使っている。
「ナパームのように見えるナパームとは違う兵器を使用しただけ」
まあ、どうでもいいんですが。
映画の中で、背後のジャングルが空爆されて燃え上がるシーンには、思わず声が出た(CGなんかじゃなくって、ホントに燃してます!)。
うわああぁぁっ!。
浮沈子は、この映画を初回公開時に劇場で観た。
(地獄の黙示録)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%8D%84%E3%81%AE%E9%BB%99%E7%A4%BA%E9%8C%B2
「日本では1980年(昭和55年)2月23日に公開された。」
36年前か・・・。
いろいろ評価がある作品だが、浮沈子は、戦争を背景にしたプライベートな映画という評価が腑に落ちた。
与えられた任務を遂行する軍人。
指揮系統から離脱した現場指揮官の指揮権を奪う(殺害する)という、極秘の任務・・・。
任務完了後に、その支配地域を焼き払うラストシーン。
最初っから、そうすりゃよかったのに・・・。
いやいや、確実に仕留めてから殲滅する。
まあいい。
報道陣に見せるための揚陸作戦は、しかし、今一つ、迫力に欠けるような気がするな。
反撃もなければ、アクシデントもない。
水陸両用車に穴でも開いて、2、3台沈没するとか、煙幕弾が詰まっちまって、砲塔がぶっ飛ぶとか、なかったのかあ?(当然、カットですな)。
しかし、これはもちろん、映画の撮影ではない。
フィリピン軍の機材を使って撮影されたとはいえ、映画の撮影に登場する兵士は、ホンモノじゃあない(たぶん)。
今回の演習で使われている機材は、実際の作戦にも使用される本物の兵器だ。
上陸してきた兵士は、ホンモノの兵士で、作戦遂行時には、実弾ぶっ放して人間をぶっ殺す。
ああ、しかも、同じ民族同士殺しあうのだ・・・。
映像を通して抽象化された戦争は、作り物でも演習でも、同じように見えるが、実際の戦闘に繋がるという意味では、今回の映像こそ、本物の映像といえるだろう。
ショボイけどな。
本物だからな。
「敵によるピョンヤン進撃を狙った上陸訓練には、ソウルをはじめ南全域の解放作戦で対応する」
潜水艦を撃沈(?)された腹いせに、相変わらず威勢がいいな。
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