「自動」運転免許証2016年07月23日 22:26

「自動」運転免許証


今、中途半端な自動運転車が、交通事故を起こして問題になっている。

まあ、完全自動運転でない限り、あくまで運転補助なんだから、運転手の責任は免れない。

完全自動運転は、既に既存の自動車という乗り物の枠を超えたものなので、免許もへったくれもない。

電車乗るのに、免許、いらないでしょ?。

で、浮沈子が考え付いたのが、自動運転車(正確には、不完全自動運転車)に乗る際の、専用免許証。

今だって、オートマ免許があるわけだから、それに準じる資格を設定すればいいんじゃね?。

これには、段階があって、前車追従、レーンキープ程度の初歩的な自動運転から、一般道の殆どを自動運転するレベルまで、まあ、3段階程度に区分されている(あくまで、仮定ですが)。

危険回避と、最低限の移動が出来るレベルから、殆どオートマ免許に近いレベルまでという感じかな。

逆に、既存免許取得者は、免許証更新時に、自動運転車専用の講習を受けなければならないということになる。

免許証には、ICが埋め込まれているわけだから、クルマとの整合もこれで行えばいい。

該当するマッチングでないと、そもそも自動運転が起動しないか、クルマが動かないという状況にすればいいわけだ。

教習所の実技の時間を短縮し、より簡単に卒業できるというわけで、教習所の収益を圧迫し、コストの増大を招く以外にデメリットはない。

そこは、安全運転で事故防止を図るという観点から、補助金なりなんなりで、政策的な支援をしていけばいいのだ。

教習内容と車の性能のマッチングとか、なかなか現実的には難しい部分もあるが、実際の交通における安全の確保と、自動運転の普及をすり合わせ、混乱を最小限にするという観点から、考慮されてもいいだろう。

ジジババになって、免許証を返上してクルマを降りてしまうというのは、確かに省エネとか交通渋滞の緩和には効果的かもしれないが、徐々に衰退していく自動車産業をソフトランディングさせるための政策としても有効なのではないか。

自動運転車なら、もう少し乗り続けてもらえるかもしれないし、買い替え需要も喚起できる。

まあ、制度設計しているうちに、完全自動運転車だらけになっちまう可能性もあるが、軽自動車みたいに、どーしてもコスト削らなきゃならない部分は残るに違いないから、方策として、検討の余地はあるだろうな。

車庫入れとか、切り返しとか、S字、クランクなど、小技は全部自動運転車に任せてしまおう!。

浮沈子は、苦手だ。

ハッキリ言って、自分が借りてる駐車場に入れるのも嫌いだ。

自動運転免許があれば、そういった煩わしいことはクルマ任せにして、簡単に免許が取れるようになるかも知れない。

運転で大切なのは、安全の確認を怠らないことと、危機回避能力である。

保守的、予防的運転ということも重要だ。

被害、加害の両方の可能性がある自動車の運転では、そういう運行管理能力が求められる。

機械と、それを使う人間との接点が、運転という世界でも、大きく変わろうとしている。

先日、同乗試乗したアイロードは、自動運転こそないが、自動でリーンする(傾く)。

バイクの自動運転だって、いつか可能になるに違いない。

ああ、しかし、そんなことになったら、人間はいったい何をすればいいんだあ?。

もっとも、エンジン掛けるのに、チョーク引いて、クランク回して掛けていた時代もあったわけだから、そのころのドライバーから見たら、現代は自動運転の時代に見えるに違いないな。

なんか、ダイビングに似ている。

CCRとかイメージすると、実によく似ている。

だんだんと、何でも機械にお任せの時代になる。

その機械も、目で見て仕組みが分かるような代物ではなく、プログラムとやらに書かれた仕組みで動くわけだ。

コンピューター殿が、良きに計らう。

それでも、人間がやることは残っているんだろう。

それは、教習所とかで、教官に習うしかない・・・。

えっ?、教習車のドアを開けて乗り込んできた教官が、ロボットになっていたりしたらどーする?。

「じゃあ、外周走行から始めましょうか・・・。」

まあ、そんな時代になれば、自動車の運転は自動車自体にやってもらう方がマシになっているだろうな。

絶対に倒れないバイクとかもできているだろうしな。

ああっ・・・。

世も末・・・。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
kfujitoの徒然の筆者のペンネームは、
「○○子」です。
○○を記入してください。

コメント:

トラックバック