お盆2017年08月16日 08:25

お盆


いわゆる月遅れのお盆。

我が国では、この習慣が定着している。

一部の地域を除いて、8月中旬、13日から16日にかけて行われる風習だ。

風習というのは、何か特定の宗教の行事としてではなく、もう、生活のリズムの一つとして定着している習慣だから。

もちろん、仏教が根底にあるわけだが、それだけではない。

(お盆)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E7%9B%86

「日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事」

「旧暦の七月朔日に地獄の蓋が開き、七月十五日の中元節には地獄の蓋が閉じるという考え方は道教の影響を受けていると考えられる。」

「盆の明確な起源は分かっていないが、1年に2度、初春と初秋の満月の日に祖先の霊が子孫のもとを訪れて交流する行事があった」

「初春のものが祖霊の年神として神格を強調されて正月の祭となり、初秋のものが盂蘭盆と習合して、仏教の行事として行なわれるようになったといわれている。」

考えてみれば、先祖が化けて出てくるわけで、不気味な話だ。

「13日夕刻の野火を迎え火(むかえび)と呼ぶ。」

「16日の野火を送り火(おくりび)と呼ぶ。京都の五山送り火が有名である。 15日に送り火を行うところも多い(奈良高円山大文字など)」

「盆の時期に帰郷するひとも多くいることから、それぞれの場所の出身者が久しぶりに顔をあわせる機会としても機能している。」

「地方によっては、お盆の期間中には、故人の霊魂がこの世とあの世を行き来するための乗り物として、「精霊馬」(しょうりょううま)と呼ばれるきゅうりやナスで作る動物を用意することがある。」

浮沈子も、子供の頃に作った記憶がある。

割り箸を折って、ナスやキュウリに刺す。

ああ、キュウリはつま楊枝だったな。

「企業の業務が休みとなる、いわゆるお盆休みは、その土地のお盆の期間に関わらず、日本全国どこでも8月中に行われるのが一般的である。」

「日程は企業によって様々であるが、盆中日の8月15日を中心とする3 - 5日間とすることが多く」

「企業ではこのお盆休みを夏季休業としている。」

おかげで、高速道路や公共交通機関は大混雑になる。

夏の風物詩だが、今年は冷夏で雨が降っている。

東京の今朝の気温は21.6度。

涼しいを通り越して、寒い。

8月9日に37.1度の猛暑日を記録した後は、13日にちょこっと30度を超えたくらいで、真夏日が殆どない。

ここ3日ほどは、毎日雨が降っている。

やれやれ・・・。

「故人を送る期間であるが、16日から24日までであり、お迎え同様に墓参などをして勤める。」

「15日の盆の翌日、16日の晩に、寺社の境内に老若男女が集まって踊るのを盆踊りという。」

ああ、今夜は盆踊りなんだな。

最近は、週末とかに、関係なくやってるみたいだけどな。

「新興住宅地などでは、「盆の最中は帰郷しており、参加できない者が多数いる」などの事情も関係しているものと思われる。」

なるほど、わざと外しているわけか・・・。

巷では、北朝鮮のミサイルが飛ぶかどうかが話題になっているようだが、物騒な送り火だな。

旧ソ連のロケットエンジンを手に入れたと報道されている。

闇ルートでは、手に入るんだろう。

ロケットエンジンは、そう簡単には作れないからな。

高い性能、安定した飛行は、実証済みだ。

どの国も、このタイミングで戦争が起こることなど望んではいない。

円高に振れていた為替は、元に戻っているし、市場は危機は去ったと見ているようだ。

北朝鮮は、また一つポイントを稼いだ。

ICBMによる脅しには、効果があるということを確認したわけだしな。

2発の火星14の発射は、十分な効果を引き出したことになる。

平成の 眠りを覚ます 弾道弾 たった2発で 夜も眠れず(浮沈子)

まんまや・・・。

JAL整備場見学2017年08月16日 20:48

JAL整備場見学
JAL整備場見学


大井町の吉野家から、スマホでネット予約してゲットした日本航空整備場見学。

水泳教室が終わってから、大井町のスキューバプロショップに行き、スクラバーの入庫の確認後(まだです。:お盆休みだったしな)、駅前のバス停から、初のリムジンバスで羽田に乗り込む。

座席は豪華で、首都高速1号線(羽田線ってくらいだからな)に乗って、飛行機に乗るわけでもないのに、豪華な気分を味わう。

バス料金も、蒲田からの路線バスの倍くらいする。

まあいい。

昼飯は、第1ターミナルのライオンで、豪華ヒレステーキ!。

食い過ぎだな。

腹ごしらえをして、少しでも運動しようと、徒歩でM1ビルへ。

13日に下見してあるので、迷うことはない。

少し早く着き過ぎたので、飛行機が離着陸するのを見たり、地下にある新整備場前駅(東京モノレール)の改札まで歩いたりして時間をつぶす。

家族連れやカップル中心の見学者は、なんと50人!。

タダより安いものはない(見学は無料です)。

豪華リムジンバス、豪華ヒレステーキの後の、徒歩移動(20分くらい)と無料見学という落差がいいな。

まあ、どうでもいいんですが。

まずは、教室のような所でビデオを見たり、お話を聞いて、飛行機がなぜ飛ぶかとか、そういう基礎知識を身に着ける。

展示コーナーの解説はなく、始まる前の20分くらいと、整備場見学前の15分くらい、自由に見て回る。

皇室関係の展示は、写真撮影不可。

また、今回はなかったが、政府専用機などが入っている時にも、撮影は出来ない。

解説ビデオ等の画面の撮影も禁止だ。

あれもだめ、これもだめ。

圧巻だったのは、やはり整備場。

3階の教室があるフロアから、自動ドア一つ隔てて、広大なハンガーが広がる。

まあな、飛行機のサイズだからな。

自動車整備工場とは規模が違う。

M1棟(第一整備場)は、定期検査用だそうだ。

今日は、767が1機だけ入っていた。

自動ドアが開いた時の迫力のシーンは、予想はしていたものの、思わず声が出てしまう(スッゲーッ!:たんじゅん・・・)。

いや、ホントに大迫力だ。

まあ、見慣れてきて、第二整備場(M2棟)に行った時には、それ程驚かなかったけどな。

777-200と、もう1機が整備中だった。

やっぱ、777はデカい。

ヘルメットを被って、階段を降り、1階のフロアに降り立つ。

尾翼の真下辺りに行ったが、見上げる高さが半端ない。

ハンガーのドアが開いていて、そこからA滑走路に着陸してくる飛行機が見られた。

A滑走路は、騒音の関係で、北向きに離陸することは出来ないそうだ(今のところ)。

M2では、不具合があった機材を、緊急に修理するということで、24時間3交代で稼働しているという。

M1の方は、10時から22時くらいまでだそうだ。

定期メンテナンスだからな。

予防保守とかで、バンバン替えちまうんだろう(詳しくは知りません)。

JALが導入予定のA350(シンガポール航空機)が、タキシーイングしてたり、間近で見る羽田は、やはり迫力満点だ。

で、当然、もう一社の方も気になる。

(機体工場見学のご案内)
https://www.ana.co.jp/group/kengaku/

早速予約を入れる。

2か月くらい先になったが、別に急ぐ話じゃないしな。

タダより安い物はない・・・。

360度の動画もあって、なかなか楽しめるページだ。

ANAの機体工場は、JALの近くにある(間に、スカイマークの工場がある)。

行くところは、ほぼ同じだ。

距離的には、500m位離れている。

まあ、飛行機サイズだからな。

自動車整備工場とは違うよ・・・。

今回の見学は、特に印象に残ったことはなかった。

飛行機を間近に見るのは初めてではない。

最近も、フィリピンで国内線に乗り替える時は、タラップだったしな。

それでも、整備工場内の広大な空間を実際に目にすることが出来たのは良かった。

他では、なかなかこういう体験は出来ない。

ANAの見学が、楽しみだな・・・。

いまさらですが2017年08月16日 22:13

いまさらですが
いまさらですが


いまさらですが、飛行機がなぜ空を飛べるのか。

翼の形状によるベルヌーイの定理だとか、訳知りに思ったいたら、それだけではなく、向かい風を受けて上がる凧と同じ原理も働いているんだという。

今日、日本航空のオッサン(小林さん:講師の方)がそう言っていた。

大迎角(おおむかえかく)で、失速するまでは、それによる上向きの力も無視できないそうだ。

確かに、離陸の時にはエイヤー!と、引き起こしにかかるしな。

(「飛行機がなぜ飛ぶか」分からないって本当?)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20140514/264597/

浮沈子は、日経ビジネスオンラインに登録してあるので、全部読んだ。

もちろん、分からない。

でも、工学的には分かっているという。

ともかく、翼があって、特有のカタチをしていて、ある条件(速度)で迎え角を与えると、翼の上面に揚力が発生するというのは合っているらしい。

断面形状だけからでは、説明できないんだそうだ。

背面飛行の話が出てきて、なるほどと思った。

迎え角が大事なわけだ・・・。

知っていたつもりのことが、実は正確ではなく、本質的に誤っていたということだな。

まあいい。

死ぬ前に、自らの無知を悟るというのも幸せなことだ。

これからも、そういう思い違いや誤解を次々と暴かれていくんだろう。

長生きも考えもんだな・・・。

(飛行機に働く力:参考になったページ:追加)
http://www.jal.com/ja/jiten/dict/p051.html#TOP