平泳ぎの研究(その2)2017年06月11日 14:41

平泳ぎの研究(その2)


競技水泳では、ルール改正や泳法の改良により、時代によって異なる泳法が教えられてきた。

(上級者の平泳ぎ (ブレスト))
http://www.page.sannet.ne.jp/yamato99/tech_breast/breast_index.html

浮沈子より、相当若い世代の方と思われるが、良く纏めてある。

ちょっと癖のあるページなので、読みやすいとは言えないが、真摯な姿勢には敬服する。

浮沈子は、ちゃんと勉強したことはないので、ここでの記述の信ぴょう性については評価できない。

が、いちおう、まとめとしては使える感じだな。

ちなみに、浮沈子が習ったのは、1960年代ということになる。

その頃、手の掻きをコンパクトにして、今でいうウイップキックを子供に教えていたわけだから、相当進んだ教授法を採っていたということになる。

しかし、後頭部が水没するというのは、当時は、一発失格になるので、徹底して頭を浮かせることに腐心した。

今は昔・・・。

その頃は、ウイップキックといっても、後方に蹴り出すというだけで、膝を閉じろとかは、あまり言われた記憶はない。

今でも、ガニマタのまま、踵の引付を行っている。

浮沈子にとっては、ここが矯正しなければならない点だ。

ダイビングのフィンワークでも、この点をたびたび指摘されている。

両膝をくっ付ける感じ(実際には、こぶし2つほど空いてしまいますが)で、斜め後方ではなく、足首を90度曲げた状態から、真後ろに蹴り出す(つーか、押し出す)。

屈伸運動を繰り返すだけ。伸ばした足は、4つ数えるまで、伸ばしたまんま・・・。

手を掻き終わって、前方に伸ばす時に、やっと膝を曲げ始める。

えーっ!、そんなに遅くからでいいのかあ?。

どーも、それが、最近の流行りらしい。

人間の反射としては、手を掻く(プルというらしいが)のと同時に膝を曲げるというのが自然だ。

浮沈子は、ずっとそれでやってきた。

ようやく、手を掻き終わってから膝を曲げ始めるところまで持ってきたが、まだ早い。

息を吸い込み終わり、手を水中に突っ込んで、気持ちとしては体を伸ばしたいタイミングで、ようやく膝を曲げ始める。

手を伸ばしている時に引き付け終わり、上半身が水中に完全に水没するのと同時に、素早く真後ろに蹴る。

そして、3秒間、じっと蹴伸びの姿勢で、水中(水面ではない)を潜航するのだ。

平泳ぎで、身体の一部が水面に出ている時間は、1ストロークの間に0.1秒くらいか(気分的な問題ですが)。

残りの3.9秒は、全身のどこも水面には出ていない。

造波抵抗を最小限に抑えるために、なるべく水中に全身を没しておくのが正しい。

できれば、息継ぎのための浮上もしたくない。

ルール上、一かきに1回は、頭部が水面に出なければならないから、仕方なく出しているだけで、胸から上を反らせて、最小限の姿勢変化だけで、再び潜水を継続するのが正しい。

尻は常に水面下(直下)にあり、上下動はせず、膝を縦に曲げることで、沈没を防ぐ。

蹴っている時には、頭(つーか、上半身)がやや下向きに突っ込んでいるので、蹴りを下方にして腰を維持する必要はない。

その上半身の突っ込みも、自然に浮上してくるので、上下動は最小限になる。

水中(水面ではない)で、蹴伸びの姿勢をどれだけ長時間取れるかが、平泳ぎを効率的に行う秘訣ということになる。

もちろん、水の抵抗は空気の800倍もあるし、人の身体は浮いてくるので、何らかのアクションをしなければ、浮き身になってしまって停止する。

その前に、プルを始めて前進と呼吸のための胸反りを始める。

呼吸が終わってから、膝の引付を開始・・・。

ああ、あたまが混乱する。

既に、浮沈子が習った平泳ぎとは、別の泳法と言っていい。

とにかく、水中を泳ぐというのが、既にコペルニクス的展開になっている。

今日は、咳が止まらなくて、予定していたフィットネスでの水泳を、涙を呑んで(これ幸いと?)中止する。

研究の成果を、早く試したいんだがな(ウズウズ)。

で、例によって、運動神経は抜群(?)だが、筋肉と繋がっていない浮沈子は、結果を出せずに敗退する。

それでいいのだ。

既に、泳法をマスターすることは諦めている。

その真似をしながら、デレデレと楽して泳ぐことを中心に考えている。

なるべく小さく掻いて、なるべくゆっくり泳いで、浮いている(沈んでいる?)だけで進む時間を長くしようとしている。

ストリームライン重視。

コンパクトなキック重視。

終わった後の、みたらし団子重視(浮沈子は食べませんが)。

まあ、どうでもいいんですが。

なんとか楽ちんな泳ぎをマスターして、筋肉と関節をほぐしながら、デレデレと泳ぎたいもんだな。

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