バーナード星系 ― 2018年11月16日 14:14
バーナード星系
地球から2番目に近い恒星(アルファケンタウリは、3つの恒星の連星系だから、正確には4番目だろうけど)で、かつては唯一系外惑星を持つと信じられていた星。
浮沈子が子供の頃は、このネタで随分想像を羽ばたかせたものだ。
宇宙人が襲来するとか、恒星間飛行でたどり着くとか。
(地球以外の実在天体を扱った事物:バーナード星)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E4%BB%A5%E5%A4%96%E3%81%AE%E5%AE%9F%E5%9C%A8%E5%A4%A9%E4%BD%93%E3%82%92%E6%89%B1%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%BA%8B%E7%89%A9#%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%89%E6%98%9F
まあ、どうでもいいんですが。
1970年以降は、惑星の存在が否定され、あまつさえ、プロキシマケンタウリに惑星の存在が示唆されてからは、めっきり話を聞かなくなった。
(太陽系に最も近い恒星をまわる惑星発見 - 生命が生存できる環境の可能性も)
https://news.mynavi.jp/article/20160825-proxima_b/
「太陽系に最も近い恒星である「プロキシマ・ケンタウリ」に、生命が生存できる環境の可能性のある惑星「プロキシマb」を発見したと発表」
バーナード星?、ふふん・・・。
鼻であしらわれるのがせいぜいである(そうなのかあ?)。
その、旬を過ぎたと思われていた星に、惑星が発見されたという。
(バーナード星:惑星系)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%89%E6%98%9F
「長らく惑星は発見されなかったが、半世紀を経た2018年11月14日、バーナード星の周りを233日で1周する惑星を発見したとする論文が発表された」
「推定される表面温度はマイナス170度と、地球上で知られているような生命を維持することは難しい」
わざわざ、地球上でとか、断りを入れなくてもいいと思うんだがな。
まあいい。
地球型生命の可能性は低くても、この星系には別の魅力がある。
「1万年後には太陽系から約3.8光年の距離まで接近すると予想されている。」(毎秒110kmくらい)
アルファケンタウリよりも近くなる。
近いといっても、十分過ぎるほど遠いけどな。
アルファケンタウリも近づいてくるが、それ程速くはない(毎秒20kmくらい)。
うまいとこ、近づいたころに届くように、探査機を準備してもいいか。
時間はたっぷりあるしな。
航行に6千年くらいかかるとしても、あと4000年はある。
十分だろう。
基本設計に1000年、詳細設計に1000年、予算獲得に1000年、建造に1000年というところか(そんなあ!)。
「直径は太陽の約5分の1程度、質量は16%程度の小さな主系列星(赤色矮星)で、表面温度は約3,000Kと太陽よりも低い。」
人類の移住先としては、あまりお勧めな感じではない。
穏やかな核融合反応が継続し、寿命は長そうだがな。
(恒星の大半は赤い星? 赤い星は実は高齢ではなかった:3. 主系列星参照)
http://www.rigelultragiant.com/entry/2017/09/08/%E6%81%92%E6%98%9F%E3%81%AE%E5%A4%A7%E5%8D%8A%E3%81%AF%E8%B5%A4%E3%81%84%E6%98%9F%EF%BC%9F_%E8%B5%A4%E3%81%84%E6%98%9F%E3%81%AF%E5%AE%9F%E3%81%AF%E9%AB%98%E9%BD%A2%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%8B
「太陽近辺の恒星は低質量主系列星であり、太陽系とわずか5.96光年しか離れていないバーナード星という恒星は質量が大変軽く、太陽の0.15倍程度しかないために寿命が数兆年と極めて長いです。」
長けりゃいいってもんでもない。
「約0.08天文単位 (au)まで近づかないと、地球が太陽から受け取るものと同等のエネルギーを得ることができない。」(ウィキより)
水星の平均の軌道距離が0.387auだからな。
およそ50分の1ということになる。
明るさは十分かも知れないが、X線とかアルファ線はたっぷりだからな。
今回発見された惑星は、水星と同じくらいの距離を回っているため、冷え冷えの状態だそうだ(マイナス170度:土星の衛星であるタイタンと同じくらい?)。
大気の組成とかは不明だ(メタンはあるとしても液体)。
水とかは、あったとしても当然凍り付いている。
地球型生命が住み良い星は、やはり太陽系のようなところにある地球のような星なわけだ(自転軸を安定させるための、大型の衛星が回っているとなお良い)。
地球近傍には、残念ながらそういう惑星系は見つかっていない。
太陽系にだって、火星みたいな、ぼろっちい惑星しかない(グウィンショットウェル談)。
(火星はぼろっちい惑星)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/05/07/8846466
「火星は結構ですが ぼろっちい惑星です 住めるようにするには いろいろやらなければなりません」
まあいい。
今回の発見は、今後の探査計画に大きな波紋を投げかけるだろう。
最近、この手の話が頻繁に登場し、宇宙ネタが尽きることがない。
文字通り、星の数ほどあるということか・・・。
地球から2番目に近い恒星(アルファケンタウリは、3つの恒星の連星系だから、正確には4番目だろうけど)で、かつては唯一系外惑星を持つと信じられていた星。
浮沈子が子供の頃は、このネタで随分想像を羽ばたかせたものだ。
宇宙人が襲来するとか、恒星間飛行でたどり着くとか。
(地球以外の実在天体を扱った事物:バーナード星)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E4%BB%A5%E5%A4%96%E3%81%AE%E5%AE%9F%E5%9C%A8%E5%A4%A9%E4%BD%93%E3%82%92%E6%89%B1%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%BA%8B%E7%89%A9#%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%89%E6%98%9F
まあ、どうでもいいんですが。
1970年以降は、惑星の存在が否定され、あまつさえ、プロキシマケンタウリに惑星の存在が示唆されてからは、めっきり話を聞かなくなった。
(太陽系に最も近い恒星をまわる惑星発見 - 生命が生存できる環境の可能性も)
https://news.mynavi.jp/article/20160825-proxima_b/
「太陽系に最も近い恒星である「プロキシマ・ケンタウリ」に、生命が生存できる環境の可能性のある惑星「プロキシマb」を発見したと発表」
バーナード星?、ふふん・・・。
鼻であしらわれるのがせいぜいである(そうなのかあ?)。
その、旬を過ぎたと思われていた星に、惑星が発見されたという。
(バーナード星:惑星系)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%89%E6%98%9F
「長らく惑星は発見されなかったが、半世紀を経た2018年11月14日、バーナード星の周りを233日で1周する惑星を発見したとする論文が発表された」
「推定される表面温度はマイナス170度と、地球上で知られているような生命を維持することは難しい」
わざわざ、地球上でとか、断りを入れなくてもいいと思うんだがな。
まあいい。
地球型生命の可能性は低くても、この星系には別の魅力がある。
「1万年後には太陽系から約3.8光年の距離まで接近すると予想されている。」(毎秒110kmくらい)
アルファケンタウリよりも近くなる。
近いといっても、十分過ぎるほど遠いけどな。
アルファケンタウリも近づいてくるが、それ程速くはない(毎秒20kmくらい)。
うまいとこ、近づいたころに届くように、探査機を準備してもいいか。
時間はたっぷりあるしな。
航行に6千年くらいかかるとしても、あと4000年はある。
十分だろう。
基本設計に1000年、詳細設計に1000年、予算獲得に1000年、建造に1000年というところか(そんなあ!)。
「直径は太陽の約5分の1程度、質量は16%程度の小さな主系列星(赤色矮星)で、表面温度は約3,000Kと太陽よりも低い。」
人類の移住先としては、あまりお勧めな感じではない。
穏やかな核融合反応が継続し、寿命は長そうだがな。
(恒星の大半は赤い星? 赤い星は実は高齢ではなかった:3. 主系列星参照)
http://www.rigelultragiant.com/entry/2017/09/08/%E6%81%92%E6%98%9F%E3%81%AE%E5%A4%A7%E5%8D%8A%E3%81%AF%E8%B5%A4%E3%81%84%E6%98%9F%EF%BC%9F_%E8%B5%A4%E3%81%84%E6%98%9F%E3%81%AF%E5%AE%9F%E3%81%AF%E9%AB%98%E9%BD%A2%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%8B
「太陽近辺の恒星は低質量主系列星であり、太陽系とわずか5.96光年しか離れていないバーナード星という恒星は質量が大変軽く、太陽の0.15倍程度しかないために寿命が数兆年と極めて長いです。」
長けりゃいいってもんでもない。
「約0.08天文単位 (au)まで近づかないと、地球が太陽から受け取るものと同等のエネルギーを得ることができない。」(ウィキより)
水星の平均の軌道距離が0.387auだからな。
およそ50分の1ということになる。
明るさは十分かも知れないが、X線とかアルファ線はたっぷりだからな。
今回発見された惑星は、水星と同じくらいの距離を回っているため、冷え冷えの状態だそうだ(マイナス170度:土星の衛星であるタイタンと同じくらい?)。
大気の組成とかは不明だ(メタンはあるとしても液体)。
水とかは、あったとしても当然凍り付いている。
地球型生命が住み良い星は、やはり太陽系のようなところにある地球のような星なわけだ(自転軸を安定させるための、大型の衛星が回っているとなお良い)。
地球近傍には、残念ながらそういう惑星系は見つかっていない。
太陽系にだって、火星みたいな、ぼろっちい惑星しかない(グウィンショットウェル談)。
(火星はぼろっちい惑星)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/05/07/8846466
「火星は結構ですが ぼろっちい惑星です 住めるようにするには いろいろやらなければなりません」
まあいい。
今回の発見は、今後の探査計画に大きな波紋を投げかけるだろう。
最近、この手の話が頻繁に登場し、宇宙ネタが尽きることがない。
文字通り、星の数ほどあるということか・・・。
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