ブロック5なのに再使用なし ― 2018年11月23日 13:11
ブロック5なのに再使用なし
(SpaceX lines up five launches to close out 2018)
https://www.nasaspaceflight.com/2018/10/spacex-lines-five-launches-2018/
「B1054であると信じられていた最初の新しいブースターは、ミッション中に回復しません。これは、ファルコン9が打ち上げ時に重要な性能を利用しなければならないことを示しているため、回復することはできません。」(自動翻訳のまま:以下同じ)
(GPS-3(Navstar-3))
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/navstar-3.htm
「質量:3680 kg(#1)
軌道:20200 km×20200 km、55.0°」
どうってことないような気がするんだがな。
この軌道に直接投入するために、再使用を行わないという選択になるんだろう。
ブロック5で回収が行われないのは、初めてだ(既に7回の回収に成功している)。
衛星は、次世代のGPSだが、その詳細は浮沈子にはよく分からない。
(GPS Block IIIA)
https://en.wikipedia.org/wiki/GPS_Block_IIIA
「このプロジェクトには、民間および軍用の両方のユーザーのための追加の航行信号を備えた新しい地上局と新しい衛星が含まれており、すべてのユーザーの精度と可用性を向上させることを目指しています。」
ワケワカ・・・。
まあいい。
「カリフォルニア州ホーソーンにあるSpace Exploration Technologies Corp.(SpaceX)は、2016年4月27日にGPS軌道にGPS III衛星を供給するための打ち上げサービスについて、82,700,000ドルの企業定額契約を結んでいます。」
「この打上げサービス契約には、打ち上げ車両製造、ミッションインテグレーション、GPS IIIミッションの打ち上げオペレーションが含まれます。」
いい稼ぎだな。
使い捨てにしても、十分元が取れるだろう(そうなのかあ?)。
実際には、GPS衛星は移行期間に入ることになる。
2023年には、新しい方式に切り替わるようだ。
我々が使っているカーナビとか、どうなるのかな・・・。
(GPS衛星の世代について:追加)
http://qzss.go.jp/column/gps_170831.html
(SpaceX lines up five launches to close out 2018)
https://www.nasaspaceflight.com/2018/10/spacex-lines-five-launches-2018/
「B1054であると信じられていた最初の新しいブースターは、ミッション中に回復しません。これは、ファルコン9が打ち上げ時に重要な性能を利用しなければならないことを示しているため、回復することはできません。」(自動翻訳のまま:以下同じ)
(GPS-3(Navstar-3))
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/navstar-3.htm
「質量:3680 kg(#1)
軌道:20200 km×20200 km、55.0°」
どうってことないような気がするんだがな。
この軌道に直接投入するために、再使用を行わないという選択になるんだろう。
ブロック5で回収が行われないのは、初めてだ(既に7回の回収に成功している)。
衛星は、次世代のGPSだが、その詳細は浮沈子にはよく分からない。
(GPS Block IIIA)
https://en.wikipedia.org/wiki/GPS_Block_IIIA
「このプロジェクトには、民間および軍用の両方のユーザーのための追加の航行信号を備えた新しい地上局と新しい衛星が含まれており、すべてのユーザーの精度と可用性を向上させることを目指しています。」
ワケワカ・・・。
まあいい。
「カリフォルニア州ホーソーンにあるSpace Exploration Technologies Corp.(SpaceX)は、2016年4月27日にGPS軌道にGPS III衛星を供給するための打ち上げサービスについて、82,700,000ドルの企業定額契約を結んでいます。」
「この打上げサービス契約には、打ち上げ車両製造、ミッションインテグレーション、GPS IIIミッションの打ち上げオペレーションが含まれます。」
いい稼ぎだな。
使い捨てにしても、十分元が取れるだろう(そうなのかあ?)。
実際には、GPS衛星は移行期間に入ることになる。
2023年には、新しい方式に切り替わるようだ。
我々が使っているカーナビとか、どうなるのかな・・・。
(GPS衛星の世代について:追加)
http://qzss.go.jp/column/gps_170831.html
スターライナーは大丈夫なのか? ― 2018年11月23日 19:54
スターライナーは大丈夫なのか?
ISSへの有人飛行について、米国の2社が鎬を削っている。
言わずと知れたB社とS社だ。
この程、S社の無人テスト飛行の日程が報じられた。
(NASA schedules historic first flight of the SpaceX Crew Dragon)
https://www.cnet.com/news/nasa-schedules-historic-first-flight-of-the-spacex-crew-dragon-elon-musk/
「米航空宇宙局(NASA)は8年ぶりに米国から打ち上げを開始する予定で、SpaceX Crew Dragon 1月7日に行われます。」(自動翻訳のまま:以下同じ)
NASAのページで確認する。
(NASA’s Commercial Crew Program Target Test Flight Dates)
https://blogs.nasa.gov/commercialcrew/2018/11/21/nasas-commercial-crew-program-target-test-flight-dates-5/
「Test Flight Planning Dates:
・ボーイング軌道飛行テスト(未作成):2019年3月
・ボーイングパッド打ち切りテスト:OFTとCFTの間
・ボーイング乗組員飛行テスト(クルー):2019年8月」
「・SpaceXデモ-1(未加工):2019年1月7日
・SpaceX In-Flight中止テスト:デモ-1とデモ-2
・SpaceXデモ-2(クルー):2019年6月」
「SpaceXは2015年にパッド打ち切りテストを完了しました。」
あれえ、B社はなんか飛ばしてないかあ?。
(Boeing suffers a setback with Starliner’s pad abort test [Updated])
https://arstechnica.com/science/2018/07/boeing-may-have-suffered-a-setback-with-starliners-pad-abort-test/
「ボーイング社のケースでは、Starlinerアボートシステムの飛行中止テストを計画していないため、テストはさらに重要です。」
そう、パッド打ち切りテストは行うが、飛行中止テストは行わないわけだ。
この差は、一体何なのか。
うーん、分からん!。
素敵な回答があったので、長いが引用する。
(Why Boeing gets a pass on this test is a nice question.)
https://forum.nasaspaceflight.com/index.php?topic=45279.msg1831108#msg1831108
「これに対する答えは簡単です:飛行中止テストの実行はCCPの必須条件ではないためです。
実際、パッド打ち切り試験でもCCPでは必須ではありません。」
「CCiCAPとCCtCAPのNASAが設定した元の要件には、アボートシステムを検証するための飛行試験を行うための言語は含まれていませんでした。NASAはCCP請負業者に、アボートモータのコンピュータモデリングとテストスタンドの発射を介してアボートシステム設計を「証明」することのみを要求しました。」
なるほどね。
あくまでも、各社の判断ということになる。
NASAが、それらをどう評価するかという話は別だけどな。
S社の飛行中止テストは、今のところ来年の5月に予定されているようだ。
マックスQのタイミングで、ドラゴン2(クルードラゴン)を切り離す。
ド派手なテストだ。
期待していいだろう(何を?)。
もちろん、これは無人で行われる。
ソユーズは、本番でもバッチリやって見せたからな。
本番だから、有人だしな。
スターライナーは、ここを飛ばして、シミュレーションだけしてお終いにする。
ロケット、高いしな(アトラスV)。
再使用しないし。
どちらにしても、人間を乗せて飛ばす宇宙船だからな。
安全に越したことはない。
B社は、S社より高い開発費をもらっている。
実際に飛ばせば安全かという問題(その時、たまたま上手くいっただけかもしれないし)はあるけど、緊急脱出システムが機能するかどうかは、人命に係る事項だ。
もちろん、それが働かなくて済むのが一番であることには違いない。
S社は、ファルコン9の打ち上げで、ド派手な空中爆発を経験している。
(スペースX CRS-7)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9X_CRS-7
「打ち上げ139秒後に第1段・第2段の分離前に分解し、失敗した」
発射台上でぶっ飛んだこともある。
(Amos-6:Destruction)
https://en.wikipedia.org/wiki/Amos-6#Destruction
「2016年9月1日、Falcon 9ロケットは、車両とそのAMOS-6ペイロードを破壊する定常的な静的火災試験のために、燃料装荷中に異常を起こしました。爆発は上段LOX(液体酸素)タンクの近くで始まった。衛星は打ち上げ前に破壊された」
そういう修羅場を経験していないB社が、パソコン弄ってでっちあげたデータを提出してよしとするのは、ある意味仕方ない。
そういうアプローチが、有人飛行で通用するのかどうか。
21世紀のもの作りが、シミュレーションの世界と同じようにいくのかどうか。
B社が作る航空機は、初期のトラブルが多いしな。
B777の時はトリプルセブンならぬ、トラブルセブンの異名をとったという話もあるし、B787のバッテリー事件は記憶に新しい。
宇宙船は、さらにシビアだろうしな。
大丈夫なのかあ?。
NASAがお目付け役で付いているから、まあ、大丈夫かもしれない。
S社が怪しいというのは、今に始まった話じゃないから、どんな報道が出ても驚くことはない。
(NASA、SpaceXの安全性評価を実施へ。イーロン・マスクの大麻使用映像がきっかけか)
https://japanese.engadget.com/2018/11/21/nasa-spacex/
「NASAが、SpaceXに対する安全性評価を行なう予定です。これは9月に公開されたポッドキャスト番組内で、イーロン・マスクCEOが飲酒したうえ、マリファナを吸う場面が見られたことに当局が問題を感じたため」
「企業文化と指導者の行動は最重視すべきものであり、もしも安全に疑問を抱かせることががあるならば、すぐに修正する必要がある」
やれやれ・・・。
どっかの自動車会社の会長はクビになるしな。
何かと世間を騒がせるのは、ワンマン経営者にありがちなのかもしれない。
「イーロン・マスクの例のポッドキャストの件は別にしても、NASAはSpaceX(とボーイング)の活動をよく監視しておく必要性があります。」
「というのもNASAは現在、飛行士をISSへ送り込めるようにする宇宙船開発のため、両社との間に数十億ドルにのぼる契約を結んでいるから。」
ストレスのたまる仕事だというのは分かる。
健全に解消して、安全第一で取り組んでもらいたいもんだな・・・。
ISSへの有人飛行について、米国の2社が鎬を削っている。
言わずと知れたB社とS社だ。
この程、S社の無人テスト飛行の日程が報じられた。
(NASA schedules historic first flight of the SpaceX Crew Dragon)
https://www.cnet.com/news/nasa-schedules-historic-first-flight-of-the-spacex-crew-dragon-elon-musk/
「米航空宇宙局(NASA)は8年ぶりに米国から打ち上げを開始する予定で、SpaceX Crew Dragon 1月7日に行われます。」(自動翻訳のまま:以下同じ)
NASAのページで確認する。
(NASA’s Commercial Crew Program Target Test Flight Dates)
https://blogs.nasa.gov/commercialcrew/2018/11/21/nasas-commercial-crew-program-target-test-flight-dates-5/
「Test Flight Planning Dates:
・ボーイング軌道飛行テスト(未作成):2019年3月
・ボーイングパッド打ち切りテスト:OFTとCFTの間
・ボーイング乗組員飛行テスト(クルー):2019年8月」
「・SpaceXデモ-1(未加工):2019年1月7日
・SpaceX In-Flight中止テスト:デモ-1とデモ-2
・SpaceXデモ-2(クルー):2019年6月」
「SpaceXは2015年にパッド打ち切りテストを完了しました。」
あれえ、B社はなんか飛ばしてないかあ?。
(Boeing suffers a setback with Starliner’s pad abort test [Updated])
https://arstechnica.com/science/2018/07/boeing-may-have-suffered-a-setback-with-starliners-pad-abort-test/
「ボーイング社のケースでは、Starlinerアボートシステムの飛行中止テストを計画していないため、テストはさらに重要です。」
そう、パッド打ち切りテストは行うが、飛行中止テストは行わないわけだ。
この差は、一体何なのか。
うーん、分からん!。
素敵な回答があったので、長いが引用する。
(Why Boeing gets a pass on this test is a nice question.)
https://forum.nasaspaceflight.com/index.php?topic=45279.msg1831108#msg1831108
「これに対する答えは簡単です:飛行中止テストの実行はCCPの必須条件ではないためです。
実際、パッド打ち切り試験でもCCPでは必須ではありません。」
「CCiCAPとCCtCAPのNASAが設定した元の要件には、アボートシステムを検証するための飛行試験を行うための言語は含まれていませんでした。NASAはCCP請負業者に、アボートモータのコンピュータモデリングとテストスタンドの発射を介してアボートシステム設計を「証明」することのみを要求しました。」
なるほどね。
あくまでも、各社の判断ということになる。
NASAが、それらをどう評価するかという話は別だけどな。
S社の飛行中止テストは、今のところ来年の5月に予定されているようだ。
マックスQのタイミングで、ドラゴン2(クルードラゴン)を切り離す。
ド派手なテストだ。
期待していいだろう(何を?)。
もちろん、これは無人で行われる。
ソユーズは、本番でもバッチリやって見せたからな。
本番だから、有人だしな。
スターライナーは、ここを飛ばして、シミュレーションだけしてお終いにする。
ロケット、高いしな(アトラスV)。
再使用しないし。
どちらにしても、人間を乗せて飛ばす宇宙船だからな。
安全に越したことはない。
B社は、S社より高い開発費をもらっている。
実際に飛ばせば安全かという問題(その時、たまたま上手くいっただけかもしれないし)はあるけど、緊急脱出システムが機能するかどうかは、人命に係る事項だ。
もちろん、それが働かなくて済むのが一番であることには違いない。
S社は、ファルコン9の打ち上げで、ド派手な空中爆発を経験している。
(スペースX CRS-7)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9X_CRS-7
「打ち上げ139秒後に第1段・第2段の分離前に分解し、失敗した」
発射台上でぶっ飛んだこともある。
(Amos-6:Destruction)
https://en.wikipedia.org/wiki/Amos-6#Destruction
「2016年9月1日、Falcon 9ロケットは、車両とそのAMOS-6ペイロードを破壊する定常的な静的火災試験のために、燃料装荷中に異常を起こしました。爆発は上段LOX(液体酸素)タンクの近くで始まった。衛星は打ち上げ前に破壊された」
そういう修羅場を経験していないB社が、パソコン弄ってでっちあげたデータを提出してよしとするのは、ある意味仕方ない。
そういうアプローチが、有人飛行で通用するのかどうか。
21世紀のもの作りが、シミュレーションの世界と同じようにいくのかどうか。
B社が作る航空機は、初期のトラブルが多いしな。
B777の時はトリプルセブンならぬ、トラブルセブンの異名をとったという話もあるし、B787のバッテリー事件は記憶に新しい。
宇宙船は、さらにシビアだろうしな。
大丈夫なのかあ?。
NASAがお目付け役で付いているから、まあ、大丈夫かもしれない。
S社が怪しいというのは、今に始まった話じゃないから、どんな報道が出ても驚くことはない。
(NASA、SpaceXの安全性評価を実施へ。イーロン・マスクの大麻使用映像がきっかけか)
https://japanese.engadget.com/2018/11/21/nasa-spacex/
「NASAが、SpaceXに対する安全性評価を行なう予定です。これは9月に公開されたポッドキャスト番組内で、イーロン・マスクCEOが飲酒したうえ、マリファナを吸う場面が見られたことに当局が問題を感じたため」
「企業文化と指導者の行動は最重視すべきものであり、もしも安全に疑問を抱かせることががあるならば、すぐに修正する必要がある」
やれやれ・・・。
どっかの自動車会社の会長はクビになるしな。
何かと世間を騒がせるのは、ワンマン経営者にありがちなのかもしれない。
「イーロン・マスクの例のポッドキャストの件は別にしても、NASAはSpaceX(とボーイング)の活動をよく監視しておく必要性があります。」
「というのもNASAは現在、飛行士をISSへ送り込めるようにする宇宙船開発のため、両社との間に数十億ドルにのぼる契約を結んでいるから。」
ストレスのたまる仕事だというのは分かる。
健全に解消して、安全第一で取り組んでもらいたいもんだな・・・。
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