暖かい朝に和らぐ気分2019年04月18日 08:19

暖かい朝に和らぐ気分


東京地方の今朝の最低気温は13.4度(4時40分)。

少し前までは、最高気温がそのくらいあると嬉しかったんだがな。

十分春になった。

今週は、こんな感じか。

ヒノキ花粉のアレルギーの方には申し訳ないが、花粉症ではない浮沈子には、嬉しい季節だ。

身体が楽で、気分も和らぐ。

2日連続の水泳教室をこなして、今日は完全休養にしようと予定している。

明日の夜には、2度目のシュノーケル練習会だからな。

ジャックナイフの完成度を上げるのと、フィンキックの練習も課題だ。

そう、水面で首を回して念力(!)で回る練習もしよう(体幹の筋肉の使い方の練習)。

水に親しみ、水と戯れ、水の流れに身を任せる。

逆らうのではなく、その一部となっていく・・・。

火曜日の振り替え水泳教室の際には、背泳ぎの際に鼻に水が入る原因も分かった。

仰向けで呼吸する際に、鼻から吸って口から吐いていたのが原因だ、

なんでえ?。

もちろん、陸上でクロストレーナーとかする時には、鼻から吸う。

んで、口から吐く。

その習慣が、仰向けでいつでも呼吸できる背泳ぎの時に出ていたわけだ。

背泳ぎでもバタ足だけの時には口から吸っていた。

呼吸を意識するようにと、中級のトレーナーに言われて初めて分かった。

やれやれ・・・。

昨日の初級水泳教室は、大塚コーチに振り替え。

大塚さん、腹がだんだん出てきたような気も(気のせいばかりじゃないでしょ?)。

片手バタフライの際に、手を入水してから掻きだすまでの時間が長過ぎることが判明。

足(第二キック)とのタイミングが合わない原因が分かった。

入水したら、早めに掻きだして、プッシュするところで第二キックするといい感じだ。

呼吸せずに、タイミングだけに集中して練習すると、スムーズなうねりが出来る。

まあ、相対的な話だがな。

ドルフィンキックの連続で、少しは進むようになってきた。

それも嬉しい。

今までは、最初のイルカ飛びの勢いだけで進んでいて、3回目くらいからは、その場シャクトリムシ状態だったからな(悲惨です!)。

進まない・・・。

それがどうだ、最近は、うねりが作れるようになってきて、むしろ、後半の方が進むようになった(!)。

それに手を付ければ、なんと、25mノーブレで泳げるようになる。

2本ほど練習したが、そのうち1本は片手バタフライを25mノーブレで出来てしまった(あまり苦しくもなかったです)。

水に逆らわずに、水の抵抗を掌で感じながら、水を掌で運ぶようにそっと押す。

抵抗が少ないカタチを作れれば、それだけで十分に進む。

疲れずに、楽ちんに・・・。

ジジババ用スイムの極意だ。

今週は、なんか得した気分になっている。

窓の外で、小鳥のさえずりが聞こえる。

チュン・・・、チュン・・・と、間をおいてさえずる。

春だ。

十分に春だ。

えーい、気分が乗ってきたので、今朝は、もう一杯、コーヒー飲んじゃおうかな・・・。

かっぱえびせんとSLSの「止まらない」話2019年04月18日 09:59

かっぱえびせんとSLSの「止まらない」話


(かっぱえびせん)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%B1%E3%81%88%E3%81%B3%E3%81%9B%E3%82%93

「1969年のテレビCMで登場した「やめられない、とまらない」というキャッチコピーが当たり、かっぱえびせんはカルビー製菓の売上高を急激に押し上げる人気商品となった」

(宇宙打上げシステム:その2:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://www.nasa.gov/johnson/HWHAP/the-space-launch-system-part-2

「ホスト: それで、それはどこで建設されているのですか?一つの場所ですか?
Paul Bookout: いいえ。実際には、全体で44の州があり、44以上の州があります。」

SLSが、莫大な予算を使って作られ、スケジュールが遅延しまくり、一向に飛ばないうちに、民間ロケットが台頭して、その地位を脅かすようになっても、NASAとその下請け企業はどこ吹く風・・・。

「Paul Bookout: それはNASAだけではありません。それは至るところで造られています。あなたは、NASAに加えて、もちろん、これに取り組んでいる1000人以上の請負業者があります。プライムまたは請負業者であるコアステージは、ボーイングです、彼らはニューオーリンズの外にあるミチョウでそれを構築しています。エンジンプライムはAerojet Rocketdyneです。彼らはStennis Space Centerで開発中、製造中、または改装中です。そして、完成したら、Michoudに出荷してコアステージと統合します。それから、StennisがNASAのための主要なテスト施設であるので、メインエンジンを備えたそのコアステージはテストのためにStennisに送り返されるでしょう」

「ロケット用です。ブースターは軌道上のATKです。彼らは実際にはユタ州ソルトレイクシティのすぐ北で製造されています。」

「さまざまなコンポーネントが組み込まれることになるということです。ですから、これはアメリカのロケットです。」

このNASAの記事は、2回に渡っていて、SLSの概要と現状を掴むのに役立つ。

記事は1年前のものだが、あまり変わっていない(進展していない?)ので、現状の理解に支障はない(!)。

SLSのメリットの一つとして、太陽系内の無人探査機を打ち上げる際に、ミッション期間が短くて済むという話が出てくる。

重いペイロードを上げることが出来るだけでなく、そのパワーをスピードアップに生かして、従来なら10年掛かって行くところを、半分くらいで済ませられれば、それだけ多くのミッションをこなすことが出来る(打ち上げ機側に予算が付くかどうかは別の話ですが)。

浮沈子は、その点については、認識が薄かったからな。

まあ、どうでもいいんですが。

引用したように、SLSは全米で作られているオールアメリカンなロケットなのだ。

SLSは、その意味では、ロケットの名称ではなく、道路の補修とかと同じ、公共事業の名称なわけだ。

税金を納税者に還元するルート、ビンボー人から少しずつ集めた金を特定の業者に渡す仕組み(そうなのかあ?)、世の中のお金を回すためのもっともらしい理由付け・・・。

雇用を守り、地域の産業を支え、人々の暮らしに役立つお仕事・・・。

(NASAはなぜSpaceXの低コストなロケットを使わずに「SLS」の独自開発に莫大な費用を投じるのか?)
https://gigazine.net/news/20180328-nasa-why-sls/

「SLSの年間開発費用でFalcon 9が17基から27基買える」

スペースXは、非公開企業だからな。

株主に対する還元すらない。

その利益は、特定の出資者にだけもたらされる。

税金は納めているかもしれないが、その事業は特定の地域に限られ、調達にあたっても効率性だけが優先される。

NASAはそうではない。

議会に予算を握られている。

全米に遍く金をばら撒く仕掛けがなければ、議員の賛同は得られない。

ペンスが逆立ちしても、SLSを止めることはできない。

効率性だけを重視して行われる民間宇宙ロケットとの比較なんて、もともと意味がないわけだ。

もちろん、民間ロケットで事足りる事業に、それを活用するのは構わない。

予算は限られているからな。

しかし、それによってSLSに投じられている税金を削減することは期待されていない。

それは、公共事業としての聖域にあり、議会によってオーソライズされた不可侵のものだ。

「やめられない、とまらない」

まあいい。

浮沈子の認識は、おそらく正しい。

重量物を上げることが出来るとか、ミッション期間を短縮することが出来るとか、もっともらしい理屈をつけることは可能だし、それは事実だ。

有人ロケットで、地球低軌道を離脱できるものは、現在具体的に建造されていないしな(スターシップは、プロトタイプでエンジン単体の試験中)。

しかし、SLSの本質はそれだけではない。

道路工事と同じ、公共事業であるということを忘れてはならないだろう。

浮沈子が棲息する東京都大田区には、環状七号線という都道が走っている。

高度経済成長の時期、この道路でどういう工事をしていたかというのは、地元では知られた話だ。

地方からの出稼ぎ労働者の雇用を吸収するために、やらんでもいい工事を行い、一部では掘り返して埋めるだけということさえ行われていたらしい(未確認)。

浮沈子が子供のころの話だ。

SLSがそれと同じとは言わない。

それは、米国の問題だ。

米国の納税者が選んだ米国議会が決める。

他国の国民にとやかく言われる筋合いではない・・・。

何年か先、紆余曲折と大幅な遅れの挙句、ようやくSLSが打ち上がる時、その噴煙の中に無数のドル札が舞っているのが見えたとしても、幻覚とは限らないかもな(そんなあ!)。

こうあからさまだと、かえってスッキリする話2019年04月18日 11:06

こうあからさまだと、かえってスッキリする話
こうあからさまだと、かえってスッキリする話


(【電子版】米FAA審査会、「737MAX」のソフト修正 シミュレーター訓練不要)
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00513743

「米連邦航空局(FAA)の飛行基準評価審査会(FSB)はボーイング737MAXの修正ソフトを検討し、同型機の就航再開時にパイロットにさらなるシミュレーター訓練を課す必要はないとの結論を下した。」

何事にも慎重で、後手後手に回りがちなお役所にしては、異例に素早い判断だな。

「FSBの報告書は、まだ完了していない737MAXのアップグレードを評価する上で、重要な第1段階であり、FAAのウェブサイトに掲載された。今月30日まで意見を公募する。」

微妙な翻訳なので、ブルームバーグの元記事にあたってみる。

(FAA委員会は新しいボーイング737最大シミュレータ訓練の必要性を見ません:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-04-16/faa-board-sees-no-need-for-new-simulator-training-on-737-max

「これはあなたの最後の無料記事です。」とかでても、気にしないで読めるけどな。

「ボーイングの最終的なソフトウェアアップグレードはまだ承認のためにFAAに送られていません、そして、会社は早い月の終わりまでそうすることを期待されていません。」

なんと、まだ提出されていないアップグレードを評価し、その提出以前にパブリックコメントを打ち切るという対応だと分かった。

なにをかいわんや・・・。

もちろん、暫定版は既に提出されているんだろうし、最終版が大きく変わることはないという情報を得て評価したんだろうが、FAA以外の規制当局は納得できないかもしれないな。

「現在、米国内のどの航空会社にもMax専用のシミュレータがありません。」

航空会社の負担を減らし、パイロットの再訓練がなくて済めば、それに越したことはない・・・。

(米連邦航空局、737MAX巡り航空3社やパイロット労組と会談)
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN1RQ0UV.html

「FAAが向かう方向を信頼している。今後もFAAやボーイング、APAと協力していく」

一刻も早く運航再開したい航空会社と、それに追従するパイロット労組・・・。

ライオンエアやエチオピア航空が同意するかどうかは別の話だ。

もちろん、事故報告が出るのは下手すれば来年だからな。

それまで地上に縛り付けておく選択肢はないのかもしれない。

事故原因の究明より、メーカーと航空会社の利益追求が優先だ(そうなのかあ?)。

米国大統領から、名前がそのままだと信頼回復に問題があるから、名前変えろとまで言われた航空機。

まあ、B社は変えないだろうけどな。

ソフトウェアをちょろっと書き換え、アイパッドの取説を書き換えて、当局のお墨付きを取り付け、最短のスケジュールで飛行再開を果たす。

米国の航空会社が動き出せば、それに追従する会社は必ず出てくる。

どこも、一刻も早く飛ばしたいからな。

安全な飛行実績を積み重ねれば、中国やカナダ、欧州だって、航空業界からの圧力に屈することになる。

世界最大のMAX保有国である中国だって、対米貿易黒字の問題を抱えているからな。

ホンネは、早く再開したいに決まっている(そうなのかあ?)。

生産能力目一杯で、敵失に付け込むことさえできないエアバスなんて、目じゃないしな。

物理の神様を舐め切った対応が、どう転ぶかは分からない。

中途半端な自動操縦を、シミュレーターによる訓練なしに委ねられたパイロットが、その故障の際にどういう対応を取るかが見ものだがな。

素性が悪い飛行機の欠点を、誤魔化して飛ばしていることに変わりはない。

それが故障した際には、欠陥機を委ねられることになるわけだからな。

そうでないというなら、MCASを廃止してしまえばいいだけだが、B社はそんなことはできないだろう。

MAX飛ばすには、必要不可欠なわけだ・・・。

2021年には、我が国にも導入が予定されている。

飛来する航空会社は、現在もあるわけで、限られた機会ではあるが、再開後はすぐにでも乗ることが出来る。

ボーイングの株価は、このニュースの後に跳ね上がったそうだ。

まあいい。

(航空機の安全は誰がどのようにして守っているのか(これかあ?))
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2019/03/26/9051640

「さて、運航再開となる時、当局はその根拠を明確に示すことが出来るんだろうか。
それとも、「緊密な連携」のもと、再び欠陥を内包したまま、不十分な訓練で飛ぶことになるんだろうか。」

「羽田航空神社は第1旅客ターミナル1Fにある」

やっぱ、それしかないんだろうか・・・。

(ボーイング、737MAXソフト修正が最終段階-次は認証飛行:追加)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-04-19/PQ6IH46K50XW01

「FAAの飛行基準評価審査会は同型機の運航再開時にパイロットにシミュレーターを使った追加訓練は必要ないとの判断を下したが、カナダはこの判断に従わない方針をすでに示している。」

(エア・カナダのパイロットがボーイングのMAXジェット機で航空機システムを見直し)
https://ca.reuters.com/article/businessNews/idCAKCN1RU2F5-OCABS

「カナダの運輸大臣Marc Garneauは、Boeingの新しい737 MAXソフトウェアのシミュレータトレーニングを受けるようパイロットに要求しました。これは、米国連邦航空局が任命したボードによる報告書草案を超えています。」

「Air Canadaは、737台のMAXシミュレータを保有する米国およびカナダで唯一の航空会社であると述べました。」

なんかなあ、たまたまシミュレーターもってるから、それ使って訓練するという感じか。

「Air CanadaのライバルであるWestjet AirlinesはGarneauのコメントを具体的に述べることを拒否したが、運送業者はTransport Canadaのすべての推奨に従っている、と同社の広報担当者は電子メールで述べた。」

うちだけやらないって、言いづらいだろうからな。

さて、我が国はどうするんだろうな・・・。