ファントム ― 2015年04月23日 17:44
ファントム
福野礼一郎著「幻のスーパーカー」読了。
日本語の標題とは別に、英語での標題(副題?)が付いていて、「PHANTOM OF THE SUPERCAR」とある。
直訳すると「スーパーカーの幻」となり、日本語のそれとは意味が異なる。
(phantom)
http://ejje.weblio.jp/content/Phantom
「【語源】ギリシャ語「見えてくるもの」の意」
ははあ、そういうことかと、一人合点する。
これこそが、スーパーカーだというクルマは、未だにこの世に存在したことがない。
レーシングカーを間に挟んで、軽量車体の運動性能を生かした「スポーツカー」と、超弩級のエンジンを押し込んだ豪華な「GTカー」の2つのクルマを、一身に体現したクルマなどというものはこの世にないのだ(空飛んだり、海に潜れなくてもいいです)。
だから、幻影なんだと思っていたが、世間で「スーパーカー」と騒がれたクルマをつらつら眺めていくと、そこにぼんやりと見えてくる「幻」が、真のスーパーカーというものだと分かった。
それは、エンツォが軽蔑し、数多のメーカーが顧客をだまくらかして売りまくった実在のスーパースポーツではない。
顧客がレーシングカー(究極の実用車ですが)のイメージに憧れ、夢想し、サルでも操れる(?)、麗しい給気音や排気音を立てながらガチャガチャというメカニカルノイズのしない、直進性に優れながらタイトコーナーでの機敏な運動性のある、安くて壊れなくて豪華な内装のクルマだ。
エンジンはマルチシリンダー(出来ればV12とか)で、DOHCで、自然給気で、最低でも6速ミッションで、当然ミドシップに積んでいて、素晴らしい足回りと遮音性を備え(心地よいエンジン音だけは聞こえなければならない)、もちろん、アットーテキなパワーとトルクで、加速も最高速もダントツなわけだ。
んなもん、あるわけないじゃん!。
皆さん、スーパーカーなんて「幻」に過ぎないんだよ、この世のものではないんだよ、と著者は言うのである(たぶん)。
最後に登場するマクラーレンF1、誰もがあらゆる意味でスーパーカーであることを認めざるを得ないクルマだが、時速70kmでは、ハンドルが重いだけの、トラックのようなもっさりとしたアンダーステアの、俊敏さのカケラもないクルマに過ぎないんだそうだ。
まあ、そうだろうな。
スーパーカーなんて、ないんだ。
メーカーも「スーパースポーツ」としか言わない。
それが幻であることを、20台余りの実例を挙げて示しているのがこの本なのだと分かった(つもりになった)。
スーパーカーの季節は終わったのだろうか?。
それは、過去の話で、マクラーレンF1を超えるクルマは二度と作られることはないんだろうか?。
そんなことはない。
自動車という機械をして、人間の能力を極限まで発揮させようとする欲望に終わりなどあるものか。
競争のためのレギュレーションに縛られることのないロードカーこそ、そのステージであると信じて疑わない。
カーボン樹脂でも、電子制御でも、ロケットエンジンでも、逆噴射でも何でもアリだ(道路運送車両法は守りましょう!)。
未だ具現化されないファントムを求めて、今もスーパーカーを夢見る人々はきっといるに違いない・・・。
えっ?、いないって!?。
みんな、スマホばっかしてて、スーパーカーどころか、クルマにさえも興味ないのかあ?。
うーん、そんなことでは、幻は何時までたっても幻のままだな。
浮沈子的には、もちろん、「ポルシェカレラ/930ボディ(’87)」の章が気になった。
0.75mm厚のペナペナボディに3.2リッターブロックを押し込んだ83タルガ(しかも、「タルガボディ」です・・・)は、33年を経た今、ポルシェの名に恥ずべき疲労感に満ちている・・・。
213ページ辺りを読むと、頭痛と吐き気が同時にしてくる。
まあ、浮沈子が重視するのは、安い仕入れ価格とオープンにできることくらいなので、おススメされなくてもいいんですが。
そして、お約束のアライメントの話も出てくる(224ページ)。
「500km走行毎にアライメント調整をやらないような人間」である浮沈子は、911の操安性について云々するつもりはない・・・。
オイル足すくらいが関の山だな。
まあいい。
どっちにしたって、カエル面はスーパーカーではない(浮沈子基準)。
今日は、浮世の雑事のあと、千葉方面にチョイ乗りした。
足は500E(92年型)。
5リッターV8エンジンは、レーシングエンジン由来の大排気量NAだし、車体の設計(製造も)はポルシェだし、最近流行のスポーツセダンの奔りだ。
春の日はうららかで、暑いくらいだ。
1台で具現化できなければ、複数で賄うしかない。
それが現実的な解決なのだと、改めて悟った。
あーあ、500Eと03ボクスターと83タルガを足して3で割ったようなクルマって、やっぱ、ないよなあ・・・。
福野礼一郎著「幻のスーパーカー」読了。
日本語の標題とは別に、英語での標題(副題?)が付いていて、「PHANTOM OF THE SUPERCAR」とある。
直訳すると「スーパーカーの幻」となり、日本語のそれとは意味が異なる。
(phantom)
http://ejje.weblio.jp/content/Phantom
「【語源】ギリシャ語「見えてくるもの」の意」
ははあ、そういうことかと、一人合点する。
これこそが、スーパーカーだというクルマは、未だにこの世に存在したことがない。
レーシングカーを間に挟んで、軽量車体の運動性能を生かした「スポーツカー」と、超弩級のエンジンを押し込んだ豪華な「GTカー」の2つのクルマを、一身に体現したクルマなどというものはこの世にないのだ(空飛んだり、海に潜れなくてもいいです)。
だから、幻影なんだと思っていたが、世間で「スーパーカー」と騒がれたクルマをつらつら眺めていくと、そこにぼんやりと見えてくる「幻」が、真のスーパーカーというものだと分かった。
それは、エンツォが軽蔑し、数多のメーカーが顧客をだまくらかして売りまくった実在のスーパースポーツではない。
顧客がレーシングカー(究極の実用車ですが)のイメージに憧れ、夢想し、サルでも操れる(?)、麗しい給気音や排気音を立てながらガチャガチャというメカニカルノイズのしない、直進性に優れながらタイトコーナーでの機敏な運動性のある、安くて壊れなくて豪華な内装のクルマだ。
エンジンはマルチシリンダー(出来ればV12とか)で、DOHCで、自然給気で、最低でも6速ミッションで、当然ミドシップに積んでいて、素晴らしい足回りと遮音性を備え(心地よいエンジン音だけは聞こえなければならない)、もちろん、アットーテキなパワーとトルクで、加速も最高速もダントツなわけだ。
んなもん、あるわけないじゃん!。
皆さん、スーパーカーなんて「幻」に過ぎないんだよ、この世のものではないんだよ、と著者は言うのである(たぶん)。
最後に登場するマクラーレンF1、誰もがあらゆる意味でスーパーカーであることを認めざるを得ないクルマだが、時速70kmでは、ハンドルが重いだけの、トラックのようなもっさりとしたアンダーステアの、俊敏さのカケラもないクルマに過ぎないんだそうだ。
まあ、そうだろうな。
スーパーカーなんて、ないんだ。
メーカーも「スーパースポーツ」としか言わない。
それが幻であることを、20台余りの実例を挙げて示しているのがこの本なのだと分かった(つもりになった)。
スーパーカーの季節は終わったのだろうか?。
それは、過去の話で、マクラーレンF1を超えるクルマは二度と作られることはないんだろうか?。
そんなことはない。
自動車という機械をして、人間の能力を極限まで発揮させようとする欲望に終わりなどあるものか。
競争のためのレギュレーションに縛られることのないロードカーこそ、そのステージであると信じて疑わない。
カーボン樹脂でも、電子制御でも、ロケットエンジンでも、逆噴射でも何でもアリだ(道路運送車両法は守りましょう!)。
未だ具現化されないファントムを求めて、今もスーパーカーを夢見る人々はきっといるに違いない・・・。
えっ?、いないって!?。
みんな、スマホばっかしてて、スーパーカーどころか、クルマにさえも興味ないのかあ?。
うーん、そんなことでは、幻は何時までたっても幻のままだな。
浮沈子的には、もちろん、「ポルシェカレラ/930ボディ(’87)」の章が気になった。
0.75mm厚のペナペナボディに3.2リッターブロックを押し込んだ83タルガ(しかも、「タルガボディ」です・・・)は、33年を経た今、ポルシェの名に恥ずべき疲労感に満ちている・・・。
213ページ辺りを読むと、頭痛と吐き気が同時にしてくる。
まあ、浮沈子が重視するのは、安い仕入れ価格とオープンにできることくらいなので、おススメされなくてもいいんですが。
そして、お約束のアライメントの話も出てくる(224ページ)。
「500km走行毎にアライメント調整をやらないような人間」である浮沈子は、911の操安性について云々するつもりはない・・・。
オイル足すくらいが関の山だな。
まあいい。
どっちにしたって、カエル面はスーパーカーではない(浮沈子基準)。
今日は、浮世の雑事のあと、千葉方面にチョイ乗りした。
足は500E(92年型)。
5リッターV8エンジンは、レーシングエンジン由来の大排気量NAだし、車体の設計(製造も)はポルシェだし、最近流行のスポーツセダンの奔りだ。
春の日はうららかで、暑いくらいだ。
1台で具現化できなければ、複数で賄うしかない。
それが現実的な解決なのだと、改めて悟った。
あーあ、500Eと03ボクスターと83タルガを足して3で割ったようなクルマって、やっぱ、ないよなあ・・・。
レーザー兵器? ― 2015年04月23日 21:07
レーザー兵器?
(スペースデブリ、高精度レーザー照射で除去 理研など新手法)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1504/22/news166.html
「宇宙開発上の大きな問題になっているスペースデブリ(宇宙ごみ)に軌道上からレーザーを照射し、除去する新しい手法を理化学研究所や欧州の研究機関などの共同チームが考案した。」
「専用衛星を打ち上げて掃除を行えば、小さなデブリの大部分を5年で除去できるという。」
大変結構な話である。
どんどんやってもらいたい。
で、関連記事をみると、こんなのがある。
(米海軍、レーザー兵器を今夏にテスト配備へ)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1404/16/news081.html
「米海軍はこのほど、レーザー兵器のプロトタイプを今夏から軍艦に配備し、発射実験を行う計画を明らかにした。」
ITメディアというところは、なかなか味な編集をするんだな・・・。
宇宙デブリを掃除する技術というのは、そのままレーザー兵器になるということなわけだ。
理研は、兵器産業の片棒を担がされるわけだな。
まあ、我が国も大っぴらに兵器を輸出することができるようになるわけだから、大いに頑張ってもらいたい!(そういうことなのかあ?)。
海軍のレーザー砲にしても、無人機の方がレーザー積んできたらどーする?、ということも考えておかなければならないだろうな。
まず、艦船のレーザー砲を破壊してから、ゆっくりと爆弾でも何でも落とせばいい(それとも、カミカゼ式に自爆するのかあ?)。
スペースデブリの記事で気になったのは、レーザー照射でアブレーション(溶融蒸発)させて速度を落とすとあるが、増速してしまう心配はないのかあ?。
せっかく、もう少しで再突入して燃え尽きるところだったのに、間違えて再度一人前のデブリに復帰させてしまったりして・・・。
まあいい。
そのあたりも含めて、良きに計らってもらいたいな。
この技術を使って、敵の衛星を射ちまくれば、宇宙大戦争の様相を呈することになる。
大陸間弾道弾に照射して、これを無力化することが出来れば、世界の軍事バランスを大きく変えることになる。
この話は、何十年か昔の、米国のスターウォーズ計画の延長上だな。
「宇宙開発競争の結果、宇宙はごみだらけになってしまった。次世代の人類にきれいで安全な宇宙を渡すために努力することが、今の世代の責務」
確かにそうなんだが、その結果、安心して新たなゴミを出しまくるというのはいかがなものか。
スペースXみたいに、再使用ロケットを使うとか(使い捨てでも、海に落ちるだけとか)、見栄張るためだけの無駄な衛星は上げないとか、きれいに燃え尽きるように設計するとか、いろいろ他にやるべきこともあるだろう。
で、このお掃除衛星は、最終的にはどうなるんだろうか?。
故障したりして、ISSとかドラゴンとか、見境なく射ちまくるようなことにはならないんだろうか?。
間違えた振りして、実は軍事衛星としての使用の方が本命だったりするようなことはないんだろうか?。
宇宙でハックされたりして・・・。
両刃の剣だなあ・・・。
確かにスペースデブリは、頭の痛い問題だ。
(スペースデブリ:対策)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%87%E3%83%96%E3%83%AA#.E5.AF.BE.E7.AD.96
「カタログ登録された直径10cm以上のデブリは軌道が判っているため、ニアミスの恐れがある場合は衛星あるいは宇宙機の方が軌道を修正して回避することが可能であり、また1cm以下のデブリなら有人宇宙機にバンパーを設けることで衝突した時のダメージを軽減できるが、その中間の大きさのデブリへの有効な対処は難しい。」
まあ、ここんところをなんとかしようという、今回のアイデアなんだが、要素技術だけでも新たな開発が必要だし、統合運用となればなおさらだ。
地球の片隅でドンパチやってる暇があったら、是非ともこっちの方に注力して、何とかしてもらいたいもんだな。
(スペースデブリ、高精度レーザー照射で除去 理研など新手法)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1504/22/news166.html
「宇宙開発上の大きな問題になっているスペースデブリ(宇宙ごみ)に軌道上からレーザーを照射し、除去する新しい手法を理化学研究所や欧州の研究機関などの共同チームが考案した。」
「専用衛星を打ち上げて掃除を行えば、小さなデブリの大部分を5年で除去できるという。」
大変結構な話である。
どんどんやってもらいたい。
で、関連記事をみると、こんなのがある。
(米海軍、レーザー兵器を今夏にテスト配備へ)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1404/16/news081.html
「米海軍はこのほど、レーザー兵器のプロトタイプを今夏から軍艦に配備し、発射実験を行う計画を明らかにした。」
ITメディアというところは、なかなか味な編集をするんだな・・・。
宇宙デブリを掃除する技術というのは、そのままレーザー兵器になるということなわけだ。
理研は、兵器産業の片棒を担がされるわけだな。
まあ、我が国も大っぴらに兵器を輸出することができるようになるわけだから、大いに頑張ってもらいたい!(そういうことなのかあ?)。
海軍のレーザー砲にしても、無人機の方がレーザー積んできたらどーする?、ということも考えておかなければならないだろうな。
まず、艦船のレーザー砲を破壊してから、ゆっくりと爆弾でも何でも落とせばいい(それとも、カミカゼ式に自爆するのかあ?)。
スペースデブリの記事で気になったのは、レーザー照射でアブレーション(溶融蒸発)させて速度を落とすとあるが、増速してしまう心配はないのかあ?。
せっかく、もう少しで再突入して燃え尽きるところだったのに、間違えて再度一人前のデブリに復帰させてしまったりして・・・。
まあいい。
そのあたりも含めて、良きに計らってもらいたいな。
この技術を使って、敵の衛星を射ちまくれば、宇宙大戦争の様相を呈することになる。
大陸間弾道弾に照射して、これを無力化することが出来れば、世界の軍事バランスを大きく変えることになる。
この話は、何十年か昔の、米国のスターウォーズ計画の延長上だな。
「宇宙開発競争の結果、宇宙はごみだらけになってしまった。次世代の人類にきれいで安全な宇宙を渡すために努力することが、今の世代の責務」
確かにそうなんだが、その結果、安心して新たなゴミを出しまくるというのはいかがなものか。
スペースXみたいに、再使用ロケットを使うとか(使い捨てでも、海に落ちるだけとか)、見栄張るためだけの無駄な衛星は上げないとか、きれいに燃え尽きるように設計するとか、いろいろ他にやるべきこともあるだろう。
で、このお掃除衛星は、最終的にはどうなるんだろうか?。
故障したりして、ISSとかドラゴンとか、見境なく射ちまくるようなことにはならないんだろうか?。
間違えた振りして、実は軍事衛星としての使用の方が本命だったりするようなことはないんだろうか?。
宇宙でハックされたりして・・・。
両刃の剣だなあ・・・。
確かにスペースデブリは、頭の痛い問題だ。
(スペースデブリ:対策)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%87%E3%83%96%E3%83%AA#.E5.AF.BE.E7.AD.96
「カタログ登録された直径10cm以上のデブリは軌道が判っているため、ニアミスの恐れがある場合は衛星あるいは宇宙機の方が軌道を修正して回避することが可能であり、また1cm以下のデブリなら有人宇宙機にバンパーを設けることで衝突した時のダメージを軽減できるが、その中間の大きさのデブリへの有効な対処は難しい。」
まあ、ここんところをなんとかしようという、今回のアイデアなんだが、要素技術だけでも新たな開発が必要だし、統合運用となればなおさらだ。
地球の片隅でドンパチやってる暇があったら、是非ともこっちの方に注力して、何とかしてもらいたいもんだな。
スピード60 ― 2015年04月23日 21:59
スピード60
(Ebola Situation Report - 22 April 2015)
http://apps.who.int/ebola/current-situation/ebola-situation-report-22-april-2015-0
まあ、若干の変動はあるが、終息に向けての流れに変わりはない。
画像は、疑いや可能性を含んだ1日当りの感染者数の増加を見ている。
36人余りと、決して少なくないが、これらの殆どが確定診断では別の疾病ということになるんだろう。
WHOは、確定患者数の推移を見て、情況を判断しているようだ。
それにしても、先週は33人になっている。
リベリアはゼロ(ホントかよ!?)。
シエラレオネは、確定数は確実に減ってきたが、ギニアは首都コナクリで微増、隣のフォレカリアの増加も止まらない。
ボファやコヤでも確定患者が出た。
いずれも、首都近郊なので、患者の移動による感染拡大が懸念される。
潜伏期間が最大3週間、発祥してから10日程度で転帰するといわれる(4割が死亡)。
こんな病気が、1年以上も続いているのだ。
(感染症対策のスペシャリスト養成へ エボラなど 厚労省)
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/9/7/9741.html
火が消えた後の消防車という感が無きにしも非ずだが、やらないよりは100倍いい。
何年か後には、世界で活躍する専門家が誕生していく。
今回の流行の最大の原因は、衛生行政を含めた現地の医療資源のおそまつさと、住民の政府に対する不信だ。
(エボラ熱啓発の職員ら惨殺=村人11人に終身刑-ギニア)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015042300044&g=int
「アフリカ西部ギニアの裁判所は21日夜、エボラ出血熱の啓発活動を行っていた衛生職員ら8人を殺害した村人11人に終身刑を言い渡した。」
そういえば、そんな事件もあったな。
双方にとって、不幸な話だ。
その背景には、独立後、長年にわたって続いた内戦による相互不信もあるのだろう。
この地域が、今回のエボラ流行で被った被害は、計り知れない。
復興に向けての支援も必要だ。
というよりも、それがなければ完全終息は望めない。
雨季を迎えて、支援の手も滞りがちになりはしないかと心配になる。
英国が一時撤退する時期にもなった。
いやーな予感がしてるのは、浮沈子だけかあ?。
(Ebola Situation Report - 22 April 2015)
http://apps.who.int/ebola/current-situation/ebola-situation-report-22-april-2015-0
まあ、若干の変動はあるが、終息に向けての流れに変わりはない。
画像は、疑いや可能性を含んだ1日当りの感染者数の増加を見ている。
36人余りと、決して少なくないが、これらの殆どが確定診断では別の疾病ということになるんだろう。
WHOは、確定患者数の推移を見て、情況を判断しているようだ。
それにしても、先週は33人になっている。
リベリアはゼロ(ホントかよ!?)。
シエラレオネは、確定数は確実に減ってきたが、ギニアは首都コナクリで微増、隣のフォレカリアの増加も止まらない。
ボファやコヤでも確定患者が出た。
いずれも、首都近郊なので、患者の移動による感染拡大が懸念される。
潜伏期間が最大3週間、発祥してから10日程度で転帰するといわれる(4割が死亡)。
こんな病気が、1年以上も続いているのだ。
(感染症対策のスペシャリスト養成へ エボラなど 厚労省)
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/9/7/9741.html
火が消えた後の消防車という感が無きにしも非ずだが、やらないよりは100倍いい。
何年か後には、世界で活躍する専門家が誕生していく。
今回の流行の最大の原因は、衛生行政を含めた現地の医療資源のおそまつさと、住民の政府に対する不信だ。
(エボラ熱啓発の職員ら惨殺=村人11人に終身刑-ギニア)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015042300044&g=int
「アフリカ西部ギニアの裁判所は21日夜、エボラ出血熱の啓発活動を行っていた衛生職員ら8人を殺害した村人11人に終身刑を言い渡した。」
そういえば、そんな事件もあったな。
双方にとって、不幸な話だ。
その背景には、独立後、長年にわたって続いた内戦による相互不信もあるのだろう。
この地域が、今回のエボラ流行で被った被害は、計り知れない。
復興に向けての支援も必要だ。
というよりも、それがなければ完全終息は望めない。
雨季を迎えて、支援の手も滞りがちになりはしないかと心配になる。
英国が一時撤退する時期にもなった。
いやーな予感がしてるのは、浮沈子だけかあ?。
許せん! ― 2015年04月23日 23:07
許せん!
(ニューミッドコンセプトシリーズ誕生の秘密)
http://www.honda.co.jp/e-dream/backnum/archive/e-dream33/p3.html
まあ、アメリカンとかは別にして、ストリートモデルで大排気量エンジンといえば、高回転高出力、回してナンボのエンジンが相場だった。
「小型のコミューターバイクと違い、趣味性の高い大型バイクの世界では低燃費より馬力や回転数が重視される傾向があり、低燃費を極限まで追求した大型バイクはありませんでした。」
まあ、ホンダのホームページなので、まるで低燃費を狙ったような開発ストーリーだが、実態は違ったようだな。
(ホンダ 大型バイク「NC700X」 「みんなが反対することをやりたい」 フィット真っ二つエンジンで低燃費を実現)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3019?page=2
「青木に開発の指示があったのは08年3月。いわゆるナナハン(排気量750cc)級で既存車より30%のコスト削減を図るという内容だった。」
そう、初めにコスト削減ありきでのスタートだったわけだ。
初めの記事にもあるとおり、前後のブレーキディスクを同じ板材から打ち抜くというセコイ技を使っている。
浮沈子などは、バイクのエンジンは専用設計が当たり前だと思っているから、耐久性の塊のような4輪実用車のエンジンをベースに開発するなど、もってのほかと思ってしまう。
「エンジンの最高回転は毎分6400回転と、このクラスでは1万回転以上が当たり前だったホンダのバイク用エンジンとは全く素性の異なるものができた。」
「回転を抑制することで低中速域から十分なトルク(回転力)が得られるので、多くのユーザーから「乗りやすいのに加速感も十分」との評価を得ることにつながった。」
ふざけんな!、と言いたい。
バルブがサージングするまで回せよ!。
「最大の敵は、前例のないことを否定する社内の壁」
まあ、ホンダといえども、新しいことに反対する守旧派はいたわけだ(もっと頑張って、叩き潰せばよかったのに・・・)。
尻の皮が剝けるほどブッ飛ばしたこともない社長に試乗させて、お墨付きをもらうなんて、ショボイ根性だぜ!。
そんでもって、このバイクが売れまくっているというから嘆かわしい・・・。
ガソリンタンクのところに、ヘルメットが入るというのが売りなんだろうが、許せん!。
昔、メットインタクト(原付)というのが流行ったが、ナナハンでやるなよ!。
(ホンダ・タクト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%88
「メットインタクト(4代目)
型式AF16。1987年に発売された。1986年に道路交通法で原動機付自転車にヘルメット着用義務が課せられたことを受け、シート下にヘルメットを収納可能なメットインスペースを設けられ、「メットインタクト」と呼ばれた。」
(ホンダ・NC)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BBNC
「容量14Lの燃料タンクをシート下に配置した。このためS・Xでは従来の燃料タンク位置はフルフェイスヘルメットも収納できるラゲッジスペースとすることが可能になった」
もう勘弁してくれ!。
(NC750S)
http://www.honda.co.jp/NC750S/
しかも、デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を装備したオートマ仕様まである!。
力、抜けるじゃん・・・。
「ブレーキには、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を設定。」
もう、勝手にしてくれ!!。
エンジンは、当然、Vテック位付いてると思ったが、そんな期待は儚く消えた・・・。
当然、SOHC・・・。
去年改良されて、ナナハンになった。
このRC70Eというエンジンは、NM4という変てこなツアラーにも使われている。
(NM4/spec/)
http://www.honda.co.jp/NM4/spec/
まあ、このバイク自体が、乗るためと言うよりは、見せるためのバイクだ。
世も末だな・・・。
浮沈子は、化石のように固まって、黙りこくって風化するのみだ。
「変速機形式:電子式6段変速
(デュアル・クラッチ・トランスミッション)」
オートマしかないナナハン・・・。
まあ、ポルシェ911GT3もデュアルクラッチしか生産しないわけだし、安全性の点からは、そっちがいいのかもしれない。
まあ、どうでもいいんですが。
しかし、なんだな、このバイクなんざ、袈裟斬りにしてやりたい衝動を抑えきれないな。
(ニューミッドコンセプトシリーズ誕生の秘密)
http://www.honda.co.jp/e-dream/backnum/archive/e-dream33/p3.html
まあ、アメリカンとかは別にして、ストリートモデルで大排気量エンジンといえば、高回転高出力、回してナンボのエンジンが相場だった。
「小型のコミューターバイクと違い、趣味性の高い大型バイクの世界では低燃費より馬力や回転数が重視される傾向があり、低燃費を極限まで追求した大型バイクはありませんでした。」
まあ、ホンダのホームページなので、まるで低燃費を狙ったような開発ストーリーだが、実態は違ったようだな。
(ホンダ 大型バイク「NC700X」 「みんなが反対することをやりたい」 フィット真っ二つエンジンで低燃費を実現)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3019?page=2
「青木に開発の指示があったのは08年3月。いわゆるナナハン(排気量750cc)級で既存車より30%のコスト削減を図るという内容だった。」
そう、初めにコスト削減ありきでのスタートだったわけだ。
初めの記事にもあるとおり、前後のブレーキディスクを同じ板材から打ち抜くというセコイ技を使っている。
浮沈子などは、バイクのエンジンは専用設計が当たり前だと思っているから、耐久性の塊のような4輪実用車のエンジンをベースに開発するなど、もってのほかと思ってしまう。
「エンジンの最高回転は毎分6400回転と、このクラスでは1万回転以上が当たり前だったホンダのバイク用エンジンとは全く素性の異なるものができた。」
「回転を抑制することで低中速域から十分なトルク(回転力)が得られるので、多くのユーザーから「乗りやすいのに加速感も十分」との評価を得ることにつながった。」
ふざけんな!、と言いたい。
バルブがサージングするまで回せよ!。
「最大の敵は、前例のないことを否定する社内の壁」
まあ、ホンダといえども、新しいことに反対する守旧派はいたわけだ(もっと頑張って、叩き潰せばよかったのに・・・)。
尻の皮が剝けるほどブッ飛ばしたこともない社長に試乗させて、お墨付きをもらうなんて、ショボイ根性だぜ!。
そんでもって、このバイクが売れまくっているというから嘆かわしい・・・。
ガソリンタンクのところに、ヘルメットが入るというのが売りなんだろうが、許せん!。
昔、メットインタクト(原付)というのが流行ったが、ナナハンでやるなよ!。
(ホンダ・タクト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%88
「メットインタクト(4代目)
型式AF16。1987年に発売された。1986年に道路交通法で原動機付自転車にヘルメット着用義務が課せられたことを受け、シート下にヘルメットを収納可能なメットインスペースを設けられ、「メットインタクト」と呼ばれた。」
(ホンダ・NC)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BBNC
「容量14Lの燃料タンクをシート下に配置した。このためS・Xでは従来の燃料タンク位置はフルフェイスヘルメットも収納できるラゲッジスペースとすることが可能になった」
もう勘弁してくれ!。
(NC750S)
http://www.honda.co.jp/NC750S/
しかも、デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を装備したオートマ仕様まである!。
力、抜けるじゃん・・・。
「ブレーキには、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を設定。」
もう、勝手にしてくれ!!。
エンジンは、当然、Vテック位付いてると思ったが、そんな期待は儚く消えた・・・。
当然、SOHC・・・。
去年改良されて、ナナハンになった。
このRC70Eというエンジンは、NM4という変てこなツアラーにも使われている。
(NM4/spec/)
http://www.honda.co.jp/NM4/spec/
まあ、このバイク自体が、乗るためと言うよりは、見せるためのバイクだ。
世も末だな・・・。
浮沈子は、化石のように固まって、黙りこくって風化するのみだ。
「変速機形式:電子式6段変速
(デュアル・クラッチ・トランスミッション)」
オートマしかないナナハン・・・。
まあ、ポルシェ911GT3もデュアルクラッチしか生産しないわけだし、安全性の点からは、そっちがいいのかもしれない。
まあ、どうでもいいんですが。
しかし、なんだな、このバイクなんざ、袈裟斬りにしてやりたい衝動を抑えきれないな。
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