堪らんです! ― 2015年04月17日 20:40
堪らんです!
熊倉重春といえば、CG(カーグラフィック)の編集長だったらしいが、浮沈子はそこころのCGは知らない。
というより、この映像の中の名セリフしか印象にないのだ。
(テスラ ロードスター スポーツ(後編)-試乗インプレッション:動画でます)
https://www.youtube.com/watch?v=SRHNcUVl3Fo
「この一瞬の矢のような加速、これは、ハッキリ言って、堪らんです!」(1分7秒辺り)
うーん、いい味出してるなあ・・・。
で、熊倉氏のⅰ8の試乗インプレッションが掲載されていた。
(BMWのプラグインハイブリッド車「i8」に試乗)
http://www.asahi.com/and_M/interest/SDI2015041622231.html
「汗ばんで肩を怒らせ、歯を食いしばり目を血走らせてねじ伏せる20世紀的なスポーツカードライビングとは、次元が違う。とても不思議な次世代走行物体だ。」
「いつでもどこでもオン・ザ・レール感覚しかない。迫力たっぷりなのに、緊張も恐怖もないのだ。いつか将来、完全な自動運転が実現したら、きっとこのように走るのだろうと想像させられてしまう。」
「i8とデートした2日間だけで、これからのスポーツカー像を痛いほど思い知らされたのは否定できない。豊かで滑らかなトルクと鋭いレスポンスで異次元の走りを表現しているからだ。」
今回は、ここ一発の名セリフはないが、独特のインプレで、印象に残る。
分析し過ぎずに、程良いところで止めて、天然の感性に裏打ちされた日常的な表現に落とし込む。
表現者というか、伝達者というか、見事だな。
(進化を生み出す、パワー。The BMW i8.)
http://www.bmw.co.jp/jp/ja/newvehicles/i/i8/2014/showroom/index.html
「時代の流れを加速させる初めてのスポーツカー。それが、BMW i8 です。」
メーカーもスポーツカーだといっているが、本当にそうなんだろうか?。
乗ってもいないのになんだが、熊倉氏の筆を借りるなら、「次世代走行物体」だろう。
既存のカテゴリーには当てはまらない。
例によって、エンジンの音を増幅して、スピーカーで車内や車外に流す仕組みも紹介されている。
人工的な味付けも為されているようだな。
やれやれ・・・。
電気自動車が主流になっても、エンジンの音を流すような後付の仕掛けが流行るかもしれない。
フェラーリ風とか、BMW風とか、ポルシェ風とか。
浮沈子が、このクルマに注目しているのは、その値段もさることながら、単なるプラグインハイブリッドではなく、動力性能を追求したハイパフォーマンスカーとして設計されているから。
初めから、数を売ろうなどと考えてはいない。
イメージリーダーであることが、このクルマが世に出た理由の全てである。
コンセプトカーが、そのまま街を走るわけだ。
画像を見ると、みっちりとアンコが詰まった感じのパワートレインであるな。
「「BMW i8」のドライブモジュール(写真右下が車体前方)。フロントにモーター、センタートンネルにリチウムイオンバッテリー(総電力量7.1kWh)、リアに1.5リッター直3エンジンが搭載される」
(リチウムイオンバッテリーの総電力量(容量)はいくらですか?)
http://ev1.nissan.co.jp/FAQ/battery.html
「Answer:24kWhです。」
日産リーフの3分の1弱の容量だ。
エネルギー密度が同等とすると、約100kgになる(リーフは300kg)。
ここに電気を出し入れして、モーターを動かし、パワーを稼ぐ。
電気だけの航続距離が35kmということなので、純粋の電気自動車よりは、かなり短い(リーフは200km以上)。
容量換算すれば、70kmくらい走れても良さそうなのだが、半分ということになる。
エンジンなどの余計な荷物(?)を積んでいるのと、スポーツカーらしい活発な走りをさせるためかもしれない。
もちろん、スカになる前にエンジンが動き出すということはあるが、その時の残量は20パーセントという。
うーん、納得いかないなあ。
「数字の上ではエンジンの方がパワフルだが、どう仕事をすべきかは前輪の状態を読んで決める。実質的にはモーターが主役かもしれない。」
熊倉氏は、そう解釈しているが、クルマの挙動を読んで、全体でコントロールしているわけだ。
フライバイワイヤーの航空機のようなもんだな。
人間は、ハンドルやアクセル、ブレーキで、「こうしたい」という意思を伝えると、自動車側が良きに計らってくれる。
そのうち、ゲーム用のスティックとかで運転するようになるかもしれない。
まあ、どうでもいいんですが。
「積極的なアクセル操作でテールを滑らせるなど、公道では実質的に不可能」
そういう運転をするための車ではない。
その意味でも、スポーツカーとは異なるカテゴリーだろう。
それとも、これからのスポーツカーは、みんなそうなるんだろうか?。
ポルシェもスピンしそうになるとパワーを絞る機能がついているしなあ。
まあいい。
(東京)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/09/18/7437650
浮沈子は、去年1回だけ実車を観に行ったが、思ったよりフツーの感じだったな。
機会があれば、運転してみたいものだ。
(BMW i8 Pure Impulse 中古車試乗インプレッション:追加:動画でます)
https://www.youtube.com/watch?v=GjPbWHZy8gc
日常感溢れる、ロペライオのインプレ!。
熊倉重春といえば、CG(カーグラフィック)の編集長だったらしいが、浮沈子はそこころのCGは知らない。
というより、この映像の中の名セリフしか印象にないのだ。
(テスラ ロードスター スポーツ(後編)-試乗インプレッション:動画でます)
https://www.youtube.com/watch?v=SRHNcUVl3Fo
「この一瞬の矢のような加速、これは、ハッキリ言って、堪らんです!」(1分7秒辺り)
うーん、いい味出してるなあ・・・。
で、熊倉氏のⅰ8の試乗インプレッションが掲載されていた。
(BMWのプラグインハイブリッド車「i8」に試乗)
http://www.asahi.com/and_M/interest/SDI2015041622231.html
「汗ばんで肩を怒らせ、歯を食いしばり目を血走らせてねじ伏せる20世紀的なスポーツカードライビングとは、次元が違う。とても不思議な次世代走行物体だ。」
「いつでもどこでもオン・ザ・レール感覚しかない。迫力たっぷりなのに、緊張も恐怖もないのだ。いつか将来、完全な自動運転が実現したら、きっとこのように走るのだろうと想像させられてしまう。」
「i8とデートした2日間だけで、これからのスポーツカー像を痛いほど思い知らされたのは否定できない。豊かで滑らかなトルクと鋭いレスポンスで異次元の走りを表現しているからだ。」
今回は、ここ一発の名セリフはないが、独特のインプレで、印象に残る。
分析し過ぎずに、程良いところで止めて、天然の感性に裏打ちされた日常的な表現に落とし込む。
表現者というか、伝達者というか、見事だな。
(進化を生み出す、パワー。The BMW i8.)
http://www.bmw.co.jp/jp/ja/newvehicles/i/i8/2014/showroom/index.html
「時代の流れを加速させる初めてのスポーツカー。それが、BMW i8 です。」
メーカーもスポーツカーだといっているが、本当にそうなんだろうか?。
乗ってもいないのになんだが、熊倉氏の筆を借りるなら、「次世代走行物体」だろう。
既存のカテゴリーには当てはまらない。
例によって、エンジンの音を増幅して、スピーカーで車内や車外に流す仕組みも紹介されている。
人工的な味付けも為されているようだな。
やれやれ・・・。
電気自動車が主流になっても、エンジンの音を流すような後付の仕掛けが流行るかもしれない。
フェラーリ風とか、BMW風とか、ポルシェ風とか。
浮沈子が、このクルマに注目しているのは、その値段もさることながら、単なるプラグインハイブリッドではなく、動力性能を追求したハイパフォーマンスカーとして設計されているから。
初めから、数を売ろうなどと考えてはいない。
イメージリーダーであることが、このクルマが世に出た理由の全てである。
コンセプトカーが、そのまま街を走るわけだ。
画像を見ると、みっちりとアンコが詰まった感じのパワートレインであるな。
「「BMW i8」のドライブモジュール(写真右下が車体前方)。フロントにモーター、センタートンネルにリチウムイオンバッテリー(総電力量7.1kWh)、リアに1.5リッター直3エンジンが搭載される」
(リチウムイオンバッテリーの総電力量(容量)はいくらですか?)
http://ev1.nissan.co.jp/FAQ/battery.html
「Answer:24kWhです。」
日産リーフの3分の1弱の容量だ。
エネルギー密度が同等とすると、約100kgになる(リーフは300kg)。
ここに電気を出し入れして、モーターを動かし、パワーを稼ぐ。
電気だけの航続距離が35kmということなので、純粋の電気自動車よりは、かなり短い(リーフは200km以上)。
容量換算すれば、70kmくらい走れても良さそうなのだが、半分ということになる。
エンジンなどの余計な荷物(?)を積んでいるのと、スポーツカーらしい活発な走りをさせるためかもしれない。
もちろん、スカになる前にエンジンが動き出すということはあるが、その時の残量は20パーセントという。
うーん、納得いかないなあ。
「数字の上ではエンジンの方がパワフルだが、どう仕事をすべきかは前輪の状態を読んで決める。実質的にはモーターが主役かもしれない。」
熊倉氏は、そう解釈しているが、クルマの挙動を読んで、全体でコントロールしているわけだ。
フライバイワイヤーの航空機のようなもんだな。
人間は、ハンドルやアクセル、ブレーキで、「こうしたい」という意思を伝えると、自動車側が良きに計らってくれる。
そのうち、ゲーム用のスティックとかで運転するようになるかもしれない。
まあ、どうでもいいんですが。
「積極的なアクセル操作でテールを滑らせるなど、公道では実質的に不可能」
そういう運転をするための車ではない。
その意味でも、スポーツカーとは異なるカテゴリーだろう。
それとも、これからのスポーツカーは、みんなそうなるんだろうか?。
ポルシェもスピンしそうになるとパワーを絞る機能がついているしなあ。
まあいい。
(東京)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/09/18/7437650
浮沈子は、去年1回だけ実車を観に行ったが、思ったよりフツーの感じだったな。
機会があれば、運転してみたいものだ。
(BMW i8 Pure Impulse 中古車試乗インプレッション:追加:動画でます)
https://www.youtube.com/watch?v=GjPbWHZy8gc
日常感溢れる、ロペライオのインプレ!。
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