レーシングポルシェの系譜(その8)906 ― 2013年11月12日 01:15
レーシングポルシェの系譜(その8)906
906は、1965年から71年に渡る長期間、レースに投入された。
904が、GTカーとして、居住性を考慮して設計され、公道走行を想定していたことに対し、906は、サーキット専用車として、ポルシェが始めて設計したクルマである(フォーミュラーカー除く)。
鋼板ボックスを使用していた904に対し、鋼管スペースフレームを使用したシャシーを採用していた。
ルマンなど、高速サーキット用に、ロングボディも作成された。
エンジンは、キャブレター仕様の6気筒と8気筒、燃料噴射式の6気筒が使用されたとある(ヒルクライム用8気筒もあった)。
(ポルシェ・906)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB906
(Porsche 906:ドイツ語)
http://de.wikipedia.org/wiki/Porsche_906
例の本(Typenkompass Porsche Renn-und Rennsportwagen seit 1948)によれば、906のバリエーションは以下の通り。
「ヒルクライムレーサー
・906-8ベルクスパイダー(1965)8気筒1981cc:570kg
・906-8ベルクスパイダー(1965-66)8気筒1981cc:488kg」
「耐久レーサー
・906カレラ6クーペ(1965-66)6気筒1991cc」
ポルシェのページには、以下が出ている。
(Porsche 906-8 “Känguru“ Bergspyder:1965)
http://www.porsche.com/germany/sportandevents/motorsport/history/racingcars/60ies/906-8bergspyder-kaenguruh/
(Porsche 906-8 „Ollon Villars“ Bergspyder:1965-1966)
http://www.porsche.com/germany/sportandevents/motorsport/history/racingcars/60ies/1965-906-8bergspyder-ov/
(Porsche 906 Carrera 6 Coupé:1965-1966)
http://www.porsche.com/germany/sportandevents/motorsport/history/racingcars/60ies/1966-906carrera6coupe/
ドイツ語のウィキを見ると、ホモロゲーションモデルは、10馬力落としていたようだな。
ヒルクライム用は、2種類あって、904と同じく、カンガルーと呼ばれたモデルと、オロン・ヴィラール・スパイダーというのがあったようだ。
ポルシェの記事を見たり、レースカーの型式を追っていると、このヒルクライムレーサーがよく出てくる。
機会があれば、纏めて調べてみよう。
906は、この後の910、907、908、さらには917とも併用されて、長期のレース活動を行っている。
また、後の910、907、908の基本デザインは、906と同じである(見た目だけですが)。
レーシングマシンとしての専用設計が、適切だったのだろうか。
エンジンも、6気筒エンジンのままである。
8気筒エンジンもあったが、ヒルクライム以外には使われていない。
後継の910、907では、8気筒エンジン車が活躍する。
908では、逆に8気筒車のみになる(一部6気筒ターボもあり)。
917は12気筒(!)、935以降では、6気筒ターボになるので、771型が最後のフラット8である。
6気筒が出てからも、随分長い間活躍したことになる。
余談だが、917のエンジンは、いわゆるボクサーエンジンではない。
180度V型エンジンということになる。
(「“水平対向”と“180度V型”エンジンの違いは?」)
http://www.webcg.net/articles/-/15597
このあたりは、917を取り上げる際に・・・。
906は、1965年から71年に渡る長期間、レースに投入された。
904が、GTカーとして、居住性を考慮して設計され、公道走行を想定していたことに対し、906は、サーキット専用車として、ポルシェが始めて設計したクルマである(フォーミュラーカー除く)。
鋼板ボックスを使用していた904に対し、鋼管スペースフレームを使用したシャシーを採用していた。
ルマンなど、高速サーキット用に、ロングボディも作成された。
エンジンは、キャブレター仕様の6気筒と8気筒、燃料噴射式の6気筒が使用されたとある(ヒルクライム用8気筒もあった)。
(ポルシェ・906)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB906
(Porsche 906:ドイツ語)
http://de.wikipedia.org/wiki/Porsche_906
例の本(Typenkompass Porsche Renn-und Rennsportwagen seit 1948)によれば、906のバリエーションは以下の通り。
「ヒルクライムレーサー
・906-8ベルクスパイダー(1965)8気筒1981cc:570kg
・906-8ベルクスパイダー(1965-66)8気筒1981cc:488kg」
「耐久レーサー
・906カレラ6クーペ(1965-66)6気筒1991cc」
ポルシェのページには、以下が出ている。
(Porsche 906-8 “Känguru“ Bergspyder:1965)
http://www.porsche.com/germany/sportandevents/motorsport/history/racingcars/60ies/906-8bergspyder-kaenguruh/
(Porsche 906-8 „Ollon Villars“ Bergspyder:1965-1966)
http://www.porsche.com/germany/sportandevents/motorsport/history/racingcars/60ies/1965-906-8bergspyder-ov/
(Porsche 906 Carrera 6 Coupé:1965-1966)
http://www.porsche.com/germany/sportandevents/motorsport/history/racingcars/60ies/1966-906carrera6coupe/
ドイツ語のウィキを見ると、ホモロゲーションモデルは、10馬力落としていたようだな。
ヒルクライム用は、2種類あって、904と同じく、カンガルーと呼ばれたモデルと、オロン・ヴィラール・スパイダーというのがあったようだ。
ポルシェの記事を見たり、レースカーの型式を追っていると、このヒルクライムレーサーがよく出てくる。
機会があれば、纏めて調べてみよう。
906は、この後の910、907、908、さらには917とも併用されて、長期のレース活動を行っている。
また、後の910、907、908の基本デザインは、906と同じである(見た目だけですが)。
レーシングマシンとしての専用設計が、適切だったのだろうか。
エンジンも、6気筒エンジンのままである。
8気筒エンジンもあったが、ヒルクライム以外には使われていない。
後継の910、907では、8気筒エンジン車が活躍する。
908では、逆に8気筒車のみになる(一部6気筒ターボもあり)。
917は12気筒(!)、935以降では、6気筒ターボになるので、771型が最後のフラット8である。
6気筒が出てからも、随分長い間活躍したことになる。
余談だが、917のエンジンは、いわゆるボクサーエンジンではない。
180度V型エンジンということになる。
(「“水平対向”と“180度V型”エンジンの違いは?」)
http://www.webcg.net/articles/-/15597
このあたりは、917を取り上げる際に・・・。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。