ミニマム自動車2013年11月08日 10:27

ミニマム自動車
ミニマム自動車


浮沈子は、個人的にはあまり興味はないのだが、クルマに関してブログを書くことが多いこともあり、一度は考えてみてもいいかと。

ラジコンカーとかは、模型なので、ここでは考えないことに。

最低でも、人間が乗って移動できる道具を考える。

自転車は、一般に自動車という概念には嵌りにくいので除き、三輪以上で、静止時に転倒しないものとして対象を絞り込んでいく。

車椅子は、手動のものは除く。

電動はいいとしよう。

セグウェイは、転倒する危険があるが、電動バイクとして考えればいい。

自動車としては、当てはまらないだろう。

こうして、条件を整理してきて、浮かび上がってきたのが、電動車いすという意外なジャンルだ。

(電動車いす)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8A%E6%A4%85%E5%AD%90#.E9.9B.BB.E5.8B.95.E8.BB.8A.E3.81.84.E3.81.99

「電気モーターによる走行が可能な車いす。最初の動力付車いすは電動ではなく、1912年イギリスでエンジンを取り付けた三輪型が出現した。」

以外に歴史があるな。

「アメリカでは、サンフランシスコ万国博覧会(1915年開催)の入場者移動用に電動車いすが使われ(病人の移動手段だった模様)、1956年ごろ最初の量産モデルが作られた。」

量産後も60年近い歴史を有する。

いわゆる車椅子にモーターとバッテリーを積んだタイプのものから、シニアカーという新ジャンルの移動体まで、様々なバリエーションがあるようだ。

(シニアカー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%BC

「高齢者の間でゲートボールが流行していた頃に、電動車いすを製造していたスズキ株式会社がコートまでの移動手段として発売したものが始まり(スズキでは「セニアカー」の商標を使用)。運転免許は不要で自動車の運転経験が無くても楽に扱える事から、歩行に難儀している高齢者に歓迎されて広まった。福祉用具とされている為、購入に当たって消費税は課されない。」

「日本工業規格ではハンドル形電動車いす、道路交通法では原動機を用いる歩行補助車等との呼称を使っている。」

この辺りになると、もう立派な電気自動車で、大きさと原動機の種類(電気モーター)、最高速度等が規制されているだけだ。

電動車いすとは、一線を画している。

浮沈子がオススメなのは、これ。

(電動車いすP320「ちょいぱる♪」発売:画像参照)
http://interior.francebed.co.jp/news/detail.php?id=163

「フランスベッドでは、車いすの機動性と電動四輪車の快適性を兼ね備え、国家公安委員会の型式認定を取得した電動車いすP320「ちょいぱる♪」を発売いたします。」

型式認定を取得と謳っているので、車椅子ではなく、シニアカーであろう。

時速6kmで、12kmも走る。

生身の浮沈子よりも、運動能力があるな。

見た目は、全く椅子そのものであり、ジョイスティックでの走行も、楽しそうだ!。

介護保険の適用になれば、月額980円で、乗り放題である。

さて、改造好きの浮沈子は、まず、シートそのものを取り替えてしまうだろうな。

当然、レカロ!。

(RECARO PRO RACER SP-A HANS)
https://www.recaro-automotive.com/index.php?id=8081&L=3

オートクレーブで焼き上げたカーボンシェルは、たったの4kg。

お値段も、50万円を切る価格で、お手頃である。

(PRO RACER SP-A HANS:楽天のページ)
http://item.rakuten.co.jp/auc-jimgmbh/s-r-seat-mss-001/

「価格 474,000円 (税込 497,700 円) 送料込」

楽天優勝セールとかじゃないよね。

まあいい。

5点式のシートベルトをガシッと締めて、出発である。

次は、足回りの改造だろう。

どうせ、リジッドマウントに決まっているサスを、ダブルコイルの独立懸架に変更するわけだな。

何とも頼りないフロントは、接地能力を高めるために、ダブルウィッシュボーン化しなければなるまい。

モーターには、出力規制はないようだ。

最高速は6kmとあるので、法令遵守の観点から、ここはいじれないな。

ということは、0-6km加速命ということだろう!!。

常温超伝導コイルを使って、テスラもビックリのモーターを搭載し、ウイリー決めてタイヤすり減らして発進するわけだな(ノーパンクタイヤなので、心配無用!)。

航続距離にも規定はないので、700気圧のタンクに詰めた水素ガスを燃料にして、燃料電池車に改造してしまうわけだ。

1000km位の航続距離を与えるなんざ、朝飯前だろう。

せっかくのジョイスティックは、勿体無いので変速機として使うとして、正確なハンドリングにはスポーツハンドルが欠かせない。

ここは、かつての定番、MOMOのジャッキースチュワートで決める!。

(momo ジャッキースチュワート)
http://minkara.carview.co.jp/en/userid/606682/car/525122/2473007/parts.aspx

「パワステ無しで32パイのハンドルは街乗りでは現実的でないと判断し交換を決意。次に選んだハンドルは奮発してmomo社製の「ジャッキースチュワート」モデル。ジャッキースチュワートは1960年代中盤から1970年代初頭あたりまで活躍したF1ドライバー。その昔名門と言われたタイレルチームで3度のグランプリチャンピオンと27勝の金字塔をたてる。最近ではスチュワートグランプリとしてF1チームを発足しグランプリに参戦する。その後はフォード→レッドブルとチームを引き継いでいる。このジャッキースチュワートモデルは35パイを購入し平面な3本スポークで構成されており握り具合は太めで我が輩的には使いやすいステアリングでした。現在はボロボロとなって退役し自宅でさらし物になってます。」

なんなら、譲っていただきたい!。

ちゃんとスポークにサインもある、ホンモノのジャッキースチュワートモデルだ。

このぶっとい握り心地が、もう、たまらんのよ!。

さて、シート、足回り、原動機、ハンドルと、完璧に仕上がった、「ちょいぱる♪」(この名前、なんとかならんのかあ?)だが、歩道走行のみで、車道をぶっ飛ばしたり、高速に乗ったりはできない。

雨が降ったら、単純に傘を差せばいい。

アライのフルフェイスでも被っていれば、転倒しても安心である。

レーシング仕様にして、屋内でワンメイクレースとかもいいかも知れない。

じさまや、ばさまが、目の色変えてライン取りを争う。

時速6kmだから安全だし、ペースカーは、ママチャリで十分である。

優勝者には、トロフィーと盾が送られるのだが、よく見ると、盾は墓石の形をしており、メモリアルアートの大野屋がスポンサーになっていたりするわけだな。

(オーダーメイド墓石完成例)
http://www.ohnoya-cemetery.com/grave/design/type_order.shtml

歳をとると、病気の話と墓の話しかしないというから、副賞には是非ともオーダーメイドの墓石をプレゼントしてもらいたい。

いつかはお世話になる電動車いすだが、その頃には、完全自動運転になっているかもしれないなあ。

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