市販だあ?2013年11月08日 11:36

市販だあ?
市販だあ?


運転席をセンターに持ってくる自動車のアイデアは、マクラーレンF1のデザイナーである、ゴードン・マーレーの専売かと思っていたら、日産がやってくれた。

(日産、“グライディング”を楽しむ次世代EVコンセプトカー「ブレイドグライダー」を東京モーターショー2013に出展)
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20131108_622682.html

これは、もう、誰がどう見たって、例のルマンカーをモディファイしたものに相違ない。

(デルタウイング)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/12/08/6655160

(ハッタリ!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/06/22/6873537

まあいい。

浮沈子が何より気に入ったのは、このクルマがオープンカーであるということである(屋根付きなんて、作るなよ!)。

注目すべきは、このクルマ、そのうち市販される。

(【【東京モーターショー13】日産、 市販するEV「ブレイドグライダー」発表)
http://response.jp/article/2013/11/08/210261.html

「グライダーと3角翼という航空力学に着目した斬新なスポーティーEVであり、開発を担当する先行商品企画部の成田剛史氏は「時期は申し上げられないが、市販を計画している」と明言した。」

まあ、10年後くらいか。

CFRPボディの量産と、インホイールモーターによる駆動を商品化するには、そのくらいの時間はかかるだろう。

デルタウイングを見たときには、これを元に、市販車をつくるなんて、予想もしていなかったし、日産ブランドで出してくるとは夢にも思わなかった。

単なるコンセプトカーなら、見向きもしないが、市販車となるとそうもいかない。

どちらかというと、トライクに近い感じだが、以前の記事でも触れたとおり、前輪は、コンベンショナルなダブルウィッシュボーンのはずで、良好なハンドリングを実現しているだろう。

乗り心地とか、積載能力とか、市販に当たっては、それなりのモディファイが欠かせないが、この衝撃的なフォルムを崩さずに実現してもらいたいな。

200万円くらいなら、検討の余地はあるが、倍以上の値段になることは間違いなかろう。

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