10.1度2018年11月02日 10:55

10.1度


東京の今朝の最低気温は、もう少しで10度を切るところだった。

日に日に深まっていく秋を感じる今日この頃。

近所の自動販売機に、温かい飲み物のメニューが登場し、自転車を乗りながら、ハンドルを握る手が少し冷たく感じるようになってきた。

そろそろ、サンダル履きの季節も終わりだな。

着るものは、先月から長袖長ズボンに変わっている。

移り行く季節、移り行く地球の公転軌道・・・。

(子午線の祀り)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%90%E5%8D%88%E7%B7%9A%E3%81%AE%E7%A5%80%E3%82%8A

「木下順二作の戯曲。『平家物語』を題材とする。」

「平知盛を主人公に源義経を対照させ、一ノ谷の戦いで源氏に敗れた平家が壇ノ浦の戦いで壊滅するまでの壮麗な物語である。」

(野村萬斎による新演出『子午線の祀り』
宇宙の中にいるような感覚、“子午線”を感じていただけるように)
https://webronza.asahi.com/culture/articles/2017050900002.html

「初演は今を遡ること38年前の1979年。」(去年の記事なので、39年前)

「タイトルにある“子午線”とは、自分の立っている場所の天頂と北極の地軸の延長線上を結ぶ線をあらわす天文用語であり、宇宙における自身の座標軸との延長線にあるともいえます。まさに客席にいながらにして、宇宙の中にいるような感覚、“子午線”を感じていただけるような作品にしたいと存じます。」

ギリギリとした人間のドラマを、宇宙の高みから見下ろす視点。

個別性の中に、永遠の普遍性を見出そうとする文学の営みの原点だな。

毎朝の最低気温を気にしながら、漆黒の宇宙を運動する地球の姿を思い描くのもまた、そういう営みの一部なのかもしれない(それ程のものかあ?)。

まあいい。

とにかく、今朝はサブいな・・・。

それだけの話だ。

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