東京モーターショー(その52)デルタグライダー2013年11月25日 19:15

東京モーターショー(その52)デルタグライダー
東京モーターショー(その52)デルタグライダー


もんのすごい人だかりで、写真を撮るのが一苦労だった。

発表されたばかりの、デルタグライダーを写真に収める。

市販すると公表されているので、余計に関心が高いのかもしれない。

真横から見ても、なんの面白みもないシルエットだ。

フロントデザインは、このまま出すとは思えないほどゴチャゴチャしている。

電気自動車に仕立て上げてしまったが、コンベンショナルなガソリンエンジンをリアに搭載した、新しいスポーツカーの提案でも良かったような気がする。

あるいは、燃料電池車とか。

要するに、この「カタチ」がキモなのであって、動力とかは、どうでもいいのだ。

センターに配置されたドライビングポジション(それしか、ないんで)、リアシートを2座にして、3人掛けとしたアイデア、バタフライドアのギミック、新鮮なハンドリング・・・。

このクルマに、期待を寄せる人々は、電気自動車の未来をみているのではない。

クルマという乗り物の、新しい体験、今までなかった未来に期待しているのだ。

その意味では、今回の東京モーターショーのテーマに、最も相応しい1台である。

問題は、屋根をどうするかだろう。

市販する以上、オープンカーだとしても、屋根を付けないわけにはいかない。

せっかくの美しいフォルムを台無しにすることなく、対候性に優れた屋根をデザインできるかどうか。

オープンカーの屋根は、悩ましいところなのである。

中を防水仕様にして、屋根無しでいくという、ドラスティックな展開があってもいい(よくねーよ!)。

雨が降ったら、合羽を着て走るわけだな。

雪が積もれば、雪かきをするシャベルが付いてくるとか。

とにかく、いろいろな想像を逞しくできる、自由を感じさせるデザインである。

市販されたら、是非、試乗したいクルマの1台を、また見つけた!。

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