中国市場2013年11月22日 05:56

中国市場
中国市場


広州モーターショーが開幕した。

(広州モーターショーが開幕=日本勢、巻き返しに全力-中国)
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2013112100894

(【中国から探る日本株】広州モーターショーが21日開幕、日系車回復の後押しにも)
http://news.mynavi.jp/news/2013/11/20/055/

浮沈子的に許せんのは、918スパイダーが、こっちに展示されてしまって、東京にはやってこないことである!(LAにも出ている)。

(ポルシェ、新型コンパクトSUV「マカン」を含む東京モーターショー出展概要を発表!)
http://jp.autoblog.com/2013/11/11/porsche-tokyo-motor-show-2013-preview/

「残念ながら「918スパイダー」は同時期に開催されるLAオートショーと広州モーターショーの2カ所で公開されるにもかかわらず、東京には来ないそうだ。がっかり。」

うーん、馬鹿にしてんのかあ?。

(広州モーターショー、東京上回る熱気 規模拡大し開幕)
http://www.asahi.com/articles/TKY201311210431.html

「「東京にも出したら良いと思うけど、選ぶなら迷わず広州だよ」。米最大手ゼネラル・モーターズ(GM)傘下のブランド、キャデラックの展示会場で、男性社員は話す。「市場規模が桁違い」だからだ。」

なるほど、米国御三家は、中国が目当てなのである。

広大な国土、貧弱な道路インフラ、未整備な鉄道網、自由を求め始めた富める人民!。

アメ車のポリシーと合致している市場が、まさにここにある。

日本車は、省エネ省燃費を武器に巻き返しを図るというが、ハズしてると浮沈子は思うな。

ポルシェやフェラーリがバカ売れする市場で、燃費なんかが選択のキーになることはないだろう。

「中国で最大のシェアを誇るドイツ勢。ベンツやアウディなど人気高級車の会見場には、報道関係者だけで数百人が押し寄せる熱狂ぶりを見せた。」

彼らが欲しているのはブランドだ。

ステータスシンボルとしてのクルマである。

今年、中国は、米国を抜いて、世界最大の自動車市場となる。

その規模は、日本の4倍に達する(軽自動車含む)。

918が東京に来ないわけがよく分かった。

問題は、03ボクスターの幌のモールが、またもや中国で足止めされて、到着が遅れるんじゃなかろうかということである。

もはや、ポルシェにとって、日本は中国の属国のようなもんだろう。

中国に送るついでに、日本にも送ってやるか、という感じなんじゃない?。

マカンだって、その殆んどが中国で売れちゃうに決まっている。

(【ロサンゼルスモーターショー13】ポルシェ マカン、米国ベース価格は5万ドル切る…ポルシェ最安モデルに)
http://response.jp/article/2013/11/21/211340.html

どうやら、米国ポルシェは、戦略的な価格で一気に勝負に出たらしい。

ベースグレードの「マカン S」が499ドルだそうだ。

まあ、これにオプションが100万円は必要だから、600万円か。

日本に来る時は、必ず100万円は米国より高くなるので、700万円乗り出しという感じになるんだろうか。

Sだからなあ、そんなに安くはならないんじゃないか。

素のマカンが出れば、そのくらいで出すと、浮沈子は読んでいる。

中国では、一体いくらで売る気なのか。

いずれにしても、中国ではカイエンが2年待ちだというし、フェラーリと違って、ポルシェは中国市場へ売りまくりたいだろうから、来年のマカンは、米国と中国で取り合いになるだろうな。

日本になんか、回ってこないんじゃないか?。

営業さんに聞いてみよう。

ポルシェジャパンは、何台の枠が取れたんでしょうか、って。

10年前までは、こんな状況は誰も予想していなかったに違いない。

いつかは、中国市場が花開くとは思っていたに違いないが、これほど一気に来ることは想定外であったはずだ。

しかも、既に中国のバブルは弾けたという。

次は、インドで、その次はアフリカなのか。

生き馬の目を抜く自動車市場。

日本のモータリゼーションは、いよいよ軽自動車一色になっていくんだろうか。

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